No.517 '03/8/23

松本・神城・上高地・中ノ湯


名古屋大学医学部の混声合唱団が「神城(かみしろ)」で合宿です。
JR大糸線の「神城」は毎冬にお世話になっているスキー場の近く。
駅にして一つ先にあります。
合宿での指導ということで頼まれていたのですが、そういうこともあって楽しみでした。

始めの計画では日帰りの予定で行くつもりだったのですが、これではちょっとタイトなスケジュールになってしまうので前日から出掛けることに。
松本で一泊してから参加することにしました。
来てから知ったのですがこの時期、「サイトウ・キネン・フェスティバル」に引っかかったんですね。
降り立った松本の街にはそのフェスティバルの旗がいたるところではためいていました。
私の泊まったホテルもそのメンバー達の宿になっていましたね。
私はちょっと静かに過ごしたかったものですから、息を潜めて(何故だ(笑))散歩です。

松本に来ればやはり「蕎麦」ですね。
夜は「こばやし」の蕎麦を堪能し、松本城を見、「池田屋」に寄って真澄で馬刺です。(旨かったです)

翌日、「神城」へ。
相変わらず元気な歌声でした。
合宿最終日であったにもかかわらず、皆さん頑張って声を出してくれましたね。(出させたということでもありますが(笑))
演奏は良かったです。(お世辞ではありません!)
これからがホントに楽しみです。

練習を終え「神城」を出たのは夜9時過ぎ。
「松本」に戻ってきたのは10時半過ぎだったかな。
駅ではその後の旅行を共にするメンバーがお出迎え。(どこでもついてくるシュッツのメンバーです。私が誘ってるってこともあるのですが(笑))
合流して、居酒屋へ。
店に入ったとたんちょっと視線を感じて身構えてしまいます。
どうもフェスティバルの関係者ですね。
こちらが気になるようです。
席も向かい合わせになってしまって、なんとも不思議な雰囲気が。(笑)
おいしいビールでメンバーと談笑し、ホテルに帰ったのが深夜1時頃だったでしょうか。(向かいのグループも同じ時間でしたね(笑))

さて今夏最後の旅行です。
上高地へ。
途中、荷物を預けるために「中ノ湯」のバス停で降ります。
有名な「釜トンネル」の手前なのですが、荷物を預けてさて「上高地行き」のバスに乗ろうとするのですが、これが大変でした。
来るバス来るバス皆満席なんです。乗れないというわけです。
電鉄の若いお兄さんが世話をしてくれるのですが(話しかけてきてくれて逐一情報を教えてくれます。これ助かりましたね)、待った時間約45分ほどでしたね。(ほんと人が多かったんです)
結局、そのお兄さんがバスに頼み込み、立って乗車ということで乗せてもらいました。
こういう経験がいいんですよね。(笑)

「大正池」で下車、そこから歩きで「河童橋」まで。
梓川にそって歩くのですが、少し距離があります。
ここに来ればいつものことなのですが、休憩は帝国ホテルで「お茶」です。
晴天にも恵まれ、しばらくぶりの上高地です。
メンバー全員「来て良かった!」

河童橋で記念写真。(笑)
梓川に足をつけてその冷たさに猛烈な痛さを覚え。
穂高を拝み。(天気が良かったため山頂までスッキリ見えていました)
もう、全身で自然を堪能です。

あっという間に時間が経って「中ノ湯温泉」へ。
移転して初めて訪れる「中ノ湯温泉」。
以前の建物があった川べりから山の上への移転なんですね。
建物は一新していてそれはきれいなホテル風。
移転に関してもちょっと面白い話を聞きましたが(私は移転させられたいきさつに怒ってますが)ここでは書くのを止めておきましょう。(土建王国だった頃の計画だったのでしょうかね)
その建物、以前を知っているものにとってみればちょっときれいになりすぎた感もあり戸惑うことも。(笑)
でもお湯は良かったし、食事も美味しかったし、働いている人たちも気持ちよかったのでちょっと胸をなで下ろしているところです。
また、来たいと思います。
もう一つ気に入ったことがありました。
このお宿、携帯がつながりません。(笑)。
携帯で話することも、Mailを読むこともできないんです。
つまり閉じこもることができるということですね。(笑)
これ貴重かもしれません。

さてこれで休暇はほんとに終わりでしょう。(笑)
山の風はもう秋の気配でした。

No.517 '03/8/23「松本・神城・上高地・中ノ湯」終わり