うえおとぱんだろんの山形紀行その7

『仙台にて』

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Subject: [OCM:04703] 山形紀行その7
Date: Wed, 30 Dec 1998 16:01:37 +0900
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うえおとぱんだろんの山形紀行その7
『仙台にて』

杜の都、仙台。想像していたより、整然として大きな
街でした。今回は、列車の待ち時間に昼食をとって、
ちょっと散歩をしただけなのですが、いつかは、仙台
をメインにした旅行をしてみたいと思わせてくれる街
でした。

では皆さんお待ちかねの、仙台名物『牛タン料理』の
話に移りましょう。

店は、駅前モール『エスパル』の地下にある、『嬉助』。
('嬉'は、'七'を3つ重ねた字なのだが、探せな
かった
ので、これでごかんべんを。)

ガイドブックにも載っている店で、行列が出来ていまし
た。並ぶのが死ぬほど嫌いなうえおなのですが、今日
ばかりはしかたがありません。しかし思ったより回転が
早く、10分程で席に付くことが出来ました。

注文した料理は、

 ・牛タン焼き定食(塩焼き)		1,200円
 ・牛タン焼き1.5定食(タレ焼き)	1,500円

どちたも、牛タン・麦飯・テールスープ・漬物のセットで、
1.5定食は、牛タンの量が1.5倍です。塩焼き・タレ焼き
は、好みで選択できます。

お味の方は・・・なかなかなものですよ。牛タンのモノも
良かったし、焼き方も良いのでしょう。固すぎず、柔らか
すぎずで、麦飯が進みます。(^^)

仙台の伝統は塩焼きなのだそうですが、この店のオリ
ジナル・タレも、ばっちりでした。僕の好みで言わせて頂け
れば、タレ焼きに軍配があがります。

大きな肉の塊が2個も入ったテールスープや、麦飯もうま
く(多分、ベースの白米がうまいのでしょう)、1,200円(1.5
は1,500円)は納得の価格でした。

ただ、僕の中の一部分が、

 『昼飯に1,200円も出してええのんかぁ?』

と、警告を出しつづけるのが、難点といえば難点でしたか。

さて、腹もくちくなって、仙台城跡近辺まで散歩しようとい
うことになりました。山の麓くらいまで行ければ良いね、
と歩き出したのですが・・・いや、以外と遠い。40分近くかかって、
広瀬川の近くまできた所で、

 『この辺にしといたろ!』

と言うことになりました。(^^;)

しかし、この一言がまずかったのでしょうか?
今までの青空が嘘のように一転、にわかにかき曇り、
みぞれ混じりの雨が降り始めたではありませんか。
しかたなく、駅まではバスで戻ることにしました。

そしていよいよ、山形へ乗り込みます。仙台14:40発
の快速『仙山13号』の車上の人となったのでした。

山形に近づくにつれ、車窓の風景は、雪景色へと変っ
ていったのでした・・・。

その7おわり。

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