From: UEDA Tatsuya
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Subject: [OCM:04713] 山形紀行その14
Date: Mon, 4 Jan 1999 16:08:16 +0900
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うえおとぱんだろんの山形紀行その14
『日本の未来は明るい!(2)』
事の起こりは、坪沼家で飼っている『ネコ』だったん
ですね。始めのうちは、ネコの餌は『キャットフード』
であるべきか、『ネコまんま』であるべきかを争って
いたのです。
そのうち、ゆきちゃんがふぶきくんにたいして、『人間
としてのあり方』を説教し始めたのです。ゆきちゃんを
ご存知無い方の為に説明しておきますと、彼は、
・声が大きい。
・他人の話を遮って持論を展開する、タイミングの取り
方のがうまい
という『特技』を持っています。この特技と兄としての
威厳を生かして(?)、『おまえはダメだ!』と、やりこ
められるのですから、ふぶきくんは堪った物ではありませ
ん。ますます反発して、収拾がつかないんですね。
ここで、おかあさまには感服いたしました。
間に入った(話題的にも、座った位置的にも)おかあさまは、
僕たちに遠慮して、『もっとみんなが楽しい話をしましょう
よ』とは仰います。
# 実は、こう言う諍いが、どの様に落ち着いて行くかの
# かを見るのが好きなので、僕は結構楽しんでいたので
# すが・・・ちょっと性格が悪いかな?(笑)
しかし、決して話を『なぁなぁ』にせず、どちらの言い分に
対しても、きっちりとご自分の意見を仰る。しかもそれが、
第三者として聞いていると、兄弟どちらの言い分より、ずっと
筋が通っているのですね。(失礼!>ゆきちゃん(^^))
いや、立派なおかあさまでした。
しかしまぁ、二人とも激高していますから、おかさまのお話
も耳には入っているのかいないのか、どちらも自分の言いた
いことを言い終わるまで止まらない様です。
ふぶきくんの友人二人にとっては、こんな事はしょっちゅう
ある事の様で、適当に『ちゃちゃ』を入れながら、僕たちに
も気遣ってくれます。二人の言い分が尽きるまでの繋ぎと、
初めてお会いして話のきっかけにと、大阪から防寒用に持参
した焼酎の残りを飲んで頂いたりしながら、長い夜を過ごし
ました。
# この焼酎、鹿児島の佐藤酒造の『黒こうじ仕込み』と
# いう芋焼酎で、まろやかで美味です。お奨めします。
この話題、もうすこし続きます。
その14おわり
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UEDA TATSUYA
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