うえおとぱんだろんの山形紀行その18

『便利になったものだ・・・』

From: UEDA Tatsuya 
To: OCM-mlist@collegium.or.jp
Subject: [OCM:04726] 山形紀行その18
Date: Fri, 15 Jan 1999 14:54:58 +0900
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うえおとぱんだろんの山形紀行その18
『便利になったものだ・・・』

列車は、予定通り18:40に富山駅到着しました。富山の
宿は、『富山ワシントンホテル』(4月から、マンテン
ホテル富山と、名前が変わるそうです。)です。

結局、時刻表の後ろの方に載っていた、『JRグループ
協定ホテル』という一覧から選び、列車内から、携帯
電話で予約を入れました。『ワシントン』なら、全国
どこへ行っても『価格・サービス』のバランスが一定
なので、こう言う行き当たりばったりの時には、安心
です。

所で、『青春旅行』には時刻表は必須アイテムなので
す。行き当たりばったり旅行なので、全ての列車の時刻
が判らないと、どうしようもありません。JRやJTBが出し
ている大型時刻表には、バスや航空機の時刻や、観光ガ
イド的な記事まで載っているので、読み物としても楽し
めます。(^^)

しかしホテルに関しては、いわゆる『安ホテル』という
のは載ってないません。数年前までは、ここからホテル
を選ぶ事など一生ないだろうと思っていたものです。
今回のワシントンホテルは、ツインで15,000円弱。まぁ、
リーゾナブルではあるのですが・・・。

あと、『携帯電話』も便利ですね。今回も、山形でゆき
ちゃんと落ち合う際に使いましたし、ホテルの予約にも
重宝しました。僕は持ってないのですが、パソコンとの
接続カードがあれば、メールの読み書きの為に、一々
グレ電を探す必要もありません。

本当に、便利になりました。でも、なんだかなぁ・・・
という気持ちも、少しだけあります。

行き当たりばったりで旅行を楽しむ、というのが『青春
旅行』の醍醐味であるのは、確かです。しかし、決して
『無計画』な訳ではないのですね。まず旅行の目的(地)
があって、詳細は直前あるいは旅行中に決まっていく、
というだけの事なのです。

 # ひょっとすると僕は、旅行をする事も楽しいの
 # ですが、旅行の計画を立てることをより多く楽しん
 # でいるのかもしれません。(^^;)

余り便利になりすぎると、『青春旅行』がだんだん『無
計画旅行』になって、ちょっと嫌だなぁ、と思うのは
贅沢なのでしょうか?

その18おわり。

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UEDA TATSUYA
tueda@sunmoretec.co.jp
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