旅行記その5

『プラハのお宿は・・・Penzion Ivana(その1)』

ペンションのお部屋です。

ベッドの上で転がっているのがパンダロンです。

ペンションからのFAXによると、とりあえず地下鉄B線の、Nove Butoviceという駅に行けば良いようです。PRAHA-HOLESOVICE駅からは、一度乗り換えが必要な様でしたが、もちろん、しいたけさんは、複雑な地下道を、スイスイと、B線ホームに向かってまっしぐらです。(^^)

Nove Butoviceに着くと、階段が2つあります。さすがに、これはどちらに上がったものやら、しいたけさんも悩んでしまいました。4人で頭を付き合わせて、どっちに上がるべきか相談していると、

 "May I help you?"

と声をかけてくれたおばんさがいました。しかし、声をかけた物の、やはり英語での説明は大変だった様です。結局このおばさん、ペンションへの道のとっかかりまで連れて行ってくれました。自重が結構ありそうな上に(^^)、荷物を沢山抱えておられたので、『荷物を持とうか?』と、喉元まで出かかっていたのですが、換えって怪しまれるかなぁ・・・と思って躊躇してしまいました。汗をかきかき、

 『時間はたっぷりあるからいいんだよ。』

と、本当に親切なおばさんでした。(感謝m(_ _)m)

そんなこんなで、ペンションに着いた時には既に4時頃でした。

まずはこのペンションの説明からしましょう。外観は、ドイツの地方都市で良く見る、『長屋造り』の様な建物群の一棟です。ちょうど、WeissenfelsのSchutz Hauseの様な感じですね。(もう少し小さいですが。)2階建てで、各階にdouble bed roomが2部屋と共同バス・トイレ、それに共同キッチンがあります。トイレは、他にもう一つあります。(写真を見て下さい。とっても良い部屋でしょ!)

呼び鈴を押しますと、すぐにおばさんが出てきてくれました。

 『ようこそいらっしゃい、私がIvanaよ。』

と英語で言いながら、僕たちを迎え入れてくれました。とっても感じの良いおばさんです。(実際の所、とても親切なおばさんでした。)しいたけさん夫妻の友人は、既にプラハ市内へ出ていて、6時30分に『カレル橋』で落ち合おう、というメモが置いてあるとか、そんな話をしばらく英語していましたが、突然、

 Ivana:『あなた達はドイツ語はわかるか?』(これが何語だったかは覚えていない(^^:))

と言い出したのです。ここで、あのしいたけさんが、一瞬躊躇しました。会話が途切れたのです。実は僕は、プラハでもドイツ語が使えるのが嬉しくってしょうが無かったので、思わず、"Ja, aber kleine!"と叫んでしまいました。ドイツ語でこんな言い回しをするのかどうか知りませんが、取りあえず通じた様です。(笑)ここから後は、『実は私、ドイツ語の方が得意なの・・・』と言い出すや、後は怒涛の様なドイツ語攻撃が始まりました。あぁ、しまったぁ・・・と思いましたが、後の祭りです。(^^;)

もちろん、そんなに沢山ドイツ語が判る訳がありませんから、こちらは結局ドイツ語・英語混じりで話します。そうすると、おばさんもいつのまにかチェコ語・ドイツ語・英語をごちゃ混ぜにして話している様です。最後には、もう、自分が何語を話しているのか判らなくなってしまいました。いわゆる、『ぱんだろん先生状態』ですね。(内輪ネタ・・・笑)

う〜ん、大分長くなりましたので、一旦ここで切ります。でも、Penzion Ivanaは、本当に良い宿でした。このペンションと、Ivanaおばさんの話をもう少し続けたいと思います。

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