旅行記その7

『え、そうやったん?・・・しいたけ夫妻の友人に感謝!』

カレル橋の上のパンダロン。

さて、そんなこんなで、やっとこさプラハ市街地へ向かって出発です。しいたけさん・かーみん夫妻は、『カレル橋』でチェコ人の友人(ペンションを探してくれた人です。)との待ち合わせに向かいました。僕とパンダロンは、Ivanaおばさんお勧めのヴルタヴァ川遊覧船に乗るべく、しいたけさんとはしばしのお別れです。

パラツキー橋のたもとにある遊覧船乗り場に到着したのが6時。どうやら、つい先程、遊覧船は出てしまった様です。次の船まで1時間以上あります。実は、しいたけさん達と別れた後に、彼らの友人に、ペンションを探してもらったお礼をしないのは良くないかな、と思い初めていました。(どうも、その辺りの感覚がワンテンポずれているもので、困ってしまいます。(^^;))しいたけさん達の待ち合わせの時間には、まだ30分あります。パラツキー橋からカレル橋までは、約2キロです。ひょっとすれば間に合うかもしれません。

ここで、『トラム』を使う事を思いつきました。前にも書きましたように、市内の移動は『トラム』がとても便利です。丁度川の東岸沿いの通りをトラムが走っている様ですので、これに乗りました。しいたけさん達は、カレル橋の西詰めで待ち合わせをしているはずですから、このトラムを降りて、東詰めから歩いていけば鉢合うに違いありません!

僕の思惑はぴったりでした!丁度橋の真ん中あたりで、しいたけさん達にばったり。そこで、彼らの友人(アベックでプラハ観光中だった様です。)にご挨拶をしました。

『ごっついええペンションを紹介してくれて、感謝してんねん。部屋もひろいしぃ。お礼を言わな、と思ってこっちへまわってん。』

と、僕たちは、しいたけさんに言いました。てっきり、しいたけさんか、かーみんが伝えてくれる物と思ったのですが、

『彼らは英語が判るから、自分で言いなよ。』

とおっしゃいます。僕は、なるほどそれは道理だ、と思って口を開きかけたのですが、良く考えると、そんな事を英語で言った事がありません。はて、何と言えば良いのだろう? と、困っていたのですが、しいたけさんもかあみんも助けてくれる気配がありません。しょうがないので、四苦八苦しながらお礼を言っておきました。(まぁ、気持ちだけは伝わったでしょう。(笑))

この時判ったのですが、彼らはブルノの人で、プラハとは大阪と東京くらい離れた所の人だったようです。それを、わざわざプラハまで来て、Penzion Ivanaを自分の目で確かめて部屋を検分し、おばさんと話をした上で、予約を取ってくれたそうです。う〜ん、ちゃんとお礼を言いに来て良かった。


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