旅行記番外編

『ミュンヘン市庁舎の時計・・・ミュンヘン5時間観光』


ミュンヘン市庁舎の仕掛け時計。なかなか見物です。
プラハ旅行記は前回で終了しましたが、ちょっとしたエピソードがあるので、番外編として記しておきます。(^^)

前回、写真のコメントに書きましたように、プラハからミュンヘンまではルフトハンザ機でした。チケットにもちゃんとLHxxxxと便名が書いてあるので、何の疑いも無くプラハ空港まで赴いたのですが・・・。

なんと駐機場に停まっているのは、小さなプロペラ機。しかもその機体には、
Team Lufthansa
と大書してあるでは無いですか。どうやら、運行はルフトハンザ系列の子会社がやっているようです。う〜ん、大丈夫かいな・・・。という危惧を持ちつつも、飛行機は無事ミュンヘンに到着。関空へ向かう乗り継ぎ便まで、約5時間待ちです。
『5時間もあるんやったら、ミュンヘンの街も見てみたい・・・。』
こんな事を言い出すのは、もちろんパンダロンです。ミュンヘン空港から市街までは、S-Bahn(JRのE電の様なもの)で20分以上かかります。万一、途中のS-Bahnで事故でもあって、空港まで帰ってこれなくなったら洒落になりません。慎重派のうえおはもちろん反対しましたが、そこは言い出したら梃子でも動かないのがパンダです。結局は出かける事になりました。(^^)

チェコに入国した際に、既にドイツからは出国しています。ミュンヘン市街へ出るには、一旦入国手続きをしなければなりません。こんな短時間の入国では、何かクレームが付くかな、と期待していたのですが(クレームが付けば取りやめようと思っていたので(^^;))、5時間だけ入国したい旨を伝えると、何も言わずにパスポートに入国スタンプを押してくれました。相変わらず、日本からの入国には寛容な手続きです。

万一の事を考えて、市街滞在は2時間だけに制限しましたが、偶然にもこの短い滞在時間に市庁舎の仕掛け時計が動く時間が含まれていました。こぉれは見てみなければなぁりませんっっっと。(桂小枝風)

プラハの天文時計で落胆していたので、余り期待せずに見に行ったのですが、これは結構面白かったです。人形が動くだけと言えばそうなのですが、人形の行列にもストーリー性があって良かったです。ミュンヘンに行かれる事がありましたら、是非ともご覧になって下さい。

後は、屋台で昼御飯を食べ、瓶入りの黒ビールを口のみしながらぶらぶらしていると、もう戻らなければならない時刻です。搭乗時刻の1時間程前に、無事に空港に戻ることが出来ました。待っていれば長い5時間だったのでしょうが、ちょっと足を伸ばすと、あっという間の5時間でした。(しかし、途中のS-Bahnが事故等で動かなくなったらどうするつもりだったんだろう?(^^;))

こうして、ヨーロッパとのお別れをして、無事に関空に帰ってきました。この連載も、これで本当に終わりです。ご愛読ありがとうございました。次回作をお楽しみに!

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