======================================================================
□■コレ・マガ■□
【大阪コレギウム・ムジクム メールマガジン】
(NO.096 2003.7.18 発行)
======================================================================
※このメールマガジンでは、大阪コレギウム・ムジクムの活動状況、演奏会、
CD発売などの最新情報をお伝えいたします。
───────────────────────────────────
今年前半最後の演奏会、16日のマンスリーコンサートも盛況な中、終わるこ
とができました。皆さまの暖かいご声援、ありがとうございます。
梅雨明けは来週の連休明けになるそうです。いよいよ夏本番ですね。私たちも
夏の恒例行事、4泊5日の夏合宿までしばし夏休みの時です。南の島でダイビ
ングなんていうメンバーもいます。皆さまの夏の計画はいかがですか?
それでは、今週の□■コレ・マガ■□をお届けいたします。
───────────────────────────────────
┏♪今週の目次♪━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
1.一意直到 〜当間です〜
2.9月は邦人合唱曲シリーズ! − 三善晃/木とともに 人とともに −
3.今週のトピックス − 7月マンスリー 〜SCOメンバーからの一言 −
4.お詫びと訂正
5.演奏会情報 − 9月〜12月のコンサート −
6.ホームページ更新情報
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━♪今週の目次♪┛
───────────────────────────────────
◆◇◆◇ 一意直到 〜当間です〜 ◆◇◆◇
「7月マンスリーコンサート」も終わって、名実ともにシーズン・オフとなり
ました。
8月の「マンスリーコンサート」はお休み。
9月から再開です。
これから暫し「遊ぼう」と思っています。
真剣に「遊ぶ」つもりです。(笑)
「遊び」が上手くいけば私の「音楽」も新たな展開ができるような気がしてい
ます。
創作活動って森羅万象すべてを観察すること。
己を知ることから始まると思っています。
結局、自己否定の連続なんだと私など思ってきました。(自己否定しなければ
自分が解りません)
その「観察」や「自分を知ること」が「遊び」の中には結構あります。
「遊ぶ」、それは人間にとってとても大切なことではないかと思います。
まだ読み切ってはいないのですが、そのことに触れている面白そうな本を見つ
けました。
「芸術力」の磨き方〔鑑賞、そして自己表現へ〕。著者は林望。出版はPHP新
書です。
新刊です。
読み通してみての感想で違った意見もあるかもしれないのですが、いまのとこ
ろ興味ある見出しのところは私も同感、なかなか鋭い指摘だなぁと感心してい
ます。
真剣に「遊ぶ」。これはなかなか難しいことでもありますね。
しかし「遊び上手」に惹かれる私です。
7月、8月、思いっきり「遊ぶ」つもりです。
───────────────────────────────────
◆◇◆◇ 9月は邦人合唱曲シリーズ! ◆◇◆◇
現代音楽シリーズ、7月マンスリー・コンサートが終わり、OCMの演奏活動
の前半が終了いたしました。充電期間をはさみ、9月からの秋の演奏会シーズ
ンでは、邦人合唱曲シリーズ(9/27)、東京公演(11/9)、ベートーヴェンシ
リーズ(11/24)、そして12月にはクリスマス・コンサート(12/14)。9月か
らまた毎月マンスリー・コンサートもお届け致します。
今週は9月の邦人合唱曲シリーズの中から三善晃作曲の「木とともに 人ととも
に」<女声版>をご紹介いたします。
***** ******** *****
【木とともに 人とともに】
作詞:谷川俊太郎、作曲:三善晃の合唱曲集「木とともに 人とともに」は、混
声合唱版と女声合唱版がある。先に世に出てきたのは、混声合唱の方で、女声
合唱版は後に作曲された。混声、女声ともに、1999年から2000年にかけての作
曲で、三善晃66歳〜67歳の作品となる。ピアノ伴奏を伴うこの曲集は、
・木とともに 人とともに
・空
・生きる - ピアノのための無窮連祷による -
という3編からなっている。
***** ******** *****
楽譜の冒頭で三善晃氏は次のように語っています。
『混声の世界で発想し知覚した風景が、女声の世界ではどう見えるだろうか。
それは人間の目には見えない紫外線を見ている昆虫の視界を想像することの
ように、楽しい。』
しかし、音域などの違いから難しい問題がある、と続けています。
『困難を切り抜けると、できたものは新しい。混声の女声編ならば、女声なら
ではの情感、細やかでしなやかな彩色のタッチが、詩句のたたずまいや遠近
法を変え、作品の異なった相貌が聴こえてくる。』
そして、『人の声と言葉だからこそ、変容が新たな生命を生む。』と。
シュッツ室内合唱団の演奏します、女声合唱「木とともに 人とともに」。
どのような風景が見えるでしょうか?
───────────────────────────────────
◆◇◆◇ 今週のトピックス ◆◇◆◇
【7月マンスリー 〜SCOメンバーからの一言】
今週16日(水)は、上半期最後のマンスリーコンサートでした。
今月もたくさんの方にご来場いただき、ありがとうございました。
今回は、新たにSCOのメンバーに加わりました、ヴィオラの白木原有子さん、
そして、現在ウィーン留学中、今月日本に一時帰国されていて、久々のマンス
リー出演となりました、ヴァイオリンの福永麻里さんのお二人に、演奏会後、
お話を伺いました。
***** ******** *****
新入団のヴィオラの白木原有子さんは、ヴァイオリンの木村直子さんのお誘い
で入られたそうで、バッハのヴィオラ・ダ・ガンバ ソナタでデビューとなり
ました。
「10年くらい前に、エキストラで何回か呼んで頂いたことがありました。
小編成のアンサンブルで、アットホームな感じで、自分の弱いところが克服で
きそうな、勉強できそうなところなので、ぜひ、という感じで来ました。
今回ソロも務めさせて頂いて、これからまた、色々と勉強させて頂きたいと
思っています」
と、突然の録音マイクに緊張しながらも、明るくお話して下さいました。
***** ******** *****
ヴァイオリンの福永麻里さんは、6月末にウィーンから一時帰国され、今月末
にまた戻られる予定です。ウィーンでは、周りに音楽がたくさんある環境なの
で、とても勉強になるとおっしゃっていました。
久々にやってみてどうですか?との問いに、
「楽しいです〜 今まで一緒にやってきた人たちと、また、同じ様なこういう
舞台があるというのは嬉しいです。帰ってくる度に、一緒に演奏させていただ
けるのはとても嬉しいです。また、よろしくおねがいします。」
と。私たちも、帰ってこられるのを楽しみにしています。
***** ******** *****
新しく加わる力あり、また外国でさらなる飛躍をめざす人あり・・・
ますますSCOの輝きが増していきそうです。
───────────────────────────────────
◆◇◆◇ お詫びと訂正 ◆◇◆◇
7月16日(水) 第259回 マンスリー・コンサート【音楽市場】
の曲目に誤りがありました。
チラシ、及びメールマガジン上で、
J.S.バッハ/ヴィオラ・ダ・ガンバ ソナタ 第3番 ト短調
の作品番号が
BWV1028
となっていましたが、正しくは
BWV1029
でした。お詫びして、訂正いたします。
───────────────────────────────────
◆◇◆◇ 演奏会情報 ◆◇◆◇
http://www.collegium.or.jp/html/ensoukai.html
お問い合わせは
「大阪コレギウム・ムジクム」事務所(06-6929-0792)まで
☆今週の新情報
・9月のマンスリーコンサートの日程が決まりました。
・ベートーヴェンその魅力のすべてシリーズの料金と発売方法が決まりました。
━━━━━━━━┳━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
9月17日(水)┃ 第260回 マンスリー・コンサート【音楽市場】
午後7時開演 ┃ 日本福音ルーテル大阪教会
━━━━━━━━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【演奏】大阪ハインリッヒ・シュッツ室内合唱団
シンフォニア・コレギウム OSAKA
【指揮とお話】当間修一
【料金】一般2,000円 シュッツの会会員1,300円 学生1,000円
【発売】大阪コレギウム・ムジクム事務所(06-6929-0792)
━━━━━━━━┳━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
9月27日(土)┃ 邦人合唱曲シリーズ Vol.9
午後4時開演 ┃ 京都府立府民ホール「アルティ」
━━━━━━━━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
●千原英喜/混声合唱のための「どちりなきりしたん」
●三善晃/木とともに 人とともに
●柴田南雄/合唱曲「みなまた」
●鈴木憲夫/混声合唱のための「高原・イーハトーヴ」
プログラムには入っていませんが、「木下牧子アカペラ・コーラス・セレク
ション」から何曲かお届けすることができるかもしれません。
お楽しみに・・・。
【指揮】当間修一
【ピアノ】木下亜子
【演奏】大阪ハインリッヒ・シュッツ室内合唱団
【料金】一般 3,300円(当日 3,500円)、学生 1,800円(当日 2,000円)
高校生以下 1,000円
【発売】大阪コレギウム・ムジクム事務所(06-6929-0792)
チケットぴあ(0570-02-9999)
京都府立府民ホール「アルティ」(075-441-1414)
━━━━━━━━┳━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
11月9日(日)┃ 第10回東京定期公演
午後2時開演 ┃ 第一生命ホール(東京・晴海)
━━━━━━━━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
●千原英喜/混声合唱のための「どちりなきりしたん」
弦楽のためのシンフォニア第1番「天地紋様 てんちもんよう」
【委嘱作品】
●A.ペルト/ベルリン・ミサ
●H.シュッツ/ガイストリヒェ・コーアムジーク(宗教的合唱曲集)より
【指揮】当間修一
【演奏】大阪ハインリッヒ・シュッツ室内合唱団
シンフォニア・コレギウム OSAKA
━━━━━━━━━━┳━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
11月24日(月休)┃ ベートーヴェン その魅力のすべて シリーズ
午後4時開演 ┃ いずみホール
━━━━━━━━━━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
●L.V.ベートーヴェン/交響曲 第3番 変ホ長調「英雄」
ミサ曲 ハ長調 op.86
【指揮】当間修一
【演奏】大阪コレギウム・ムジクム合唱団
大阪ハインリッヒ・シュッツ室内合唱団
シンフォニア・コレギウム OSAKA
【料金】S席5,000円、A席4,000円、B席3,000円 =NEW=
学生 2,000円、高校生以下 1,000円
(学生・高校生以下は当日発売及び大阪コレギウム・ムジクムのみで
発売となります)
【発売】大阪コレギウム・ムジクム事務所(06-6929-0792)
いずみホールチケットセンター(06-6944-1188)
チケットぴあ(0570-02-9999)
チケットぴあpコード予約(06-6363-9966[Pコード240-922])
━━━━━━━━━┳━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
12月14日(日)┃ クリスマス・コンサート
開演 未定 ┃ いずみホール
━━━━━━━━━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【指揮】当間修一
【演奏】大阪コレギウム・ムジクム合唱団
大阪ハインリッヒ・シュッツ室内合唱団
シンフォニア・コレギウム OSAKA
━━━━━━━━━━┳━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
12月23日(火休)┃ 第263回 マンスリー・コンサート【音楽市場】
┃ 「クリスマス・コンサート」
開演 未定 ┃ 日本福音ルーテル大阪教会
━━━━━━━━━━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【指揮】当間修一
【演奏】大阪ハインリッヒ・シュッツ室内合唱団
シンフォニア・コレギウム OSAKA
♪ チケット等のお問い合わせは大阪コレギウム・ムジクムまで ♪
───────────────────────────────────
◆◇◆◇ ホームページ更新情報 ◆◇◆◇
大阪コレギウム・ムジクムのホームページ
http://www.collegium.or.jp/
の最新の更新情報をお知らせしています。
●当間の日記
http://www.collegium.or.jp/~sagitta/html/diary.html
No.509 「コーロ羽衣」演奏会【7/14】
No.510 7月「マンスリー・コンサート」【7/17】
───────────────────────────────────
↓↓↓過去の演奏MD一覧、及びお申込み ●コレ・マガ購読特典●
http://www.collegium.or.jp/html/mdwww.html
↓↓↓過去の演奏テープ一覧、及びお申込み ●コレ・マガ購読特典●
http://www.collegium.or.jp/html/tapewww.html
↓↓↓大阪コレギウム・ムジクムCD・ビデオの詳しい情報はこちらへ
http://www.collegium.or.jp/html/cdtape.html
======================================================================
□■コレ・マガ■□【大阪コレギウム・ムジクム メールマガジン】
(購読無料・毎週金曜日発行)
編集・発行 :大阪コレギウム・ムジクム
URL http://www.collegium.or.jp/
ADD 〒534-0012 大阪市都島区御幸町2-11-17
TEL/FAX 06-6929-0792
メールマガジンの登録と解除
http://www.collegium.or.jp/magazine/magazine.html
ご意見・ご感想 : mailto:Mag-Editors@collegium.or.jp
======================================================================