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□■コレ・マガ■□
【大阪コレギウム・ムジクム メールマガジン】
(NO.131 2004.4.2 発行)
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※このメールマガジンでは、大阪コレギウム・ムジクム(OCM)の活動状況、
演奏会、CD発売などの最新情報をお伝えいたします。
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いよいよ4月。心機一転、新たなスタートを切られた方も多いことと思います。
周りを見ると桜だけでなく様々な花が咲きはじめ、春の訪れを感じさせてくれ
ます。普段慌ただしく過ごしていても、ちょっとした自然の変化に目をやるこ
とができるぐらいの気持ちの余裕は常に持っていたいものですね。
それでは、今週の□■コレ・マガ■□をお届けいたします。
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1.一意直到 ~当間です~
2.J.S.バッハ/カンタータ第4番
3.「第2回楽典講座」レポート!
4.1晩で2倍おいしい・・・5月9日はいずみホールへお越し下さい!
5.演奏会情報
6.ホームページ更新情報
7.編集後記
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━♪今週の目次♪┛
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1.一意直到 ~当間です~
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「携帯電話」
4月1日朝日新聞の朝刊に「ケータイ 食卓にまで」という記事が載っていまし
た。
食事中にメールを読む家族が増えているそうです。アンケートによると子ども
の4割がそうなんですって。
もう食卓での会話はおざなりになりつつあるということでしょうか。
まぁ、家庭での会話が減ってきているというのは想像できること。
会話がうっとうしいというのも判る気もするのですが、大事な「事」や「時」
にはやはりしっかりとした会話も必要ですよね。
それにしても携帯をずっと握りしめている人を良く見かけます。
また、絶えず携帯を気にして会話もうつろになるという人が多いことも最近よ
く気が付くことです。
私はメカ好きですが、どうも携帯は嫌いらしいです。
人とのコミュニケーションが大事だと思っている私ですが、それには「マナー」
も必要ですし、使い方の工夫はいつもしていたいものだと思っています。
友人や大切な人との携帯でのコミュニケーションは大事な事ですね。
しかし、それをやり取りしている時にも周りの人がいるならば、その人たちと
のコミュニケーションも大事なわけです。
携帯の相手も、そこに居る人たちも大事だとすれば、かかってきた時、メール
が届いたとき、かけなければならない緊急な用事を思い出したときなどどうし
たら良いか考えておかなければならないことですね。
携帯は嫌いと書きました。
でも、関西では珍しい腕時計型のPHSを買ってしまいました。(私も好きです
ね~)
着信専用でしょうか。
これでますます廻りの事に気遣わなければならなくなったというわけです。
時代はますます生の声での会話を奪っていっているのでしょうか。
でも、私はできるだけ抵抗しようと思っています。
(新しいPHSは買いましたけれどね(笑))
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2.J.S.バッハ/カンタータ第4番
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今月のマンスリー・コンサート【音楽市場】スペシャル、イースターコンサー
ト(4/11日曜 15:00~)にて、J.S.バッハ(1685-1750)作曲のカンタータが
登場します!バッハは数多くの教会カンタータ、世俗カンタータを残していま
すが、今回の演奏予定は教会カンタータ第4番「キリストは死の縄目につきた
もう」です。
カンタータ第4番は1707-1708年の作曲とされています。バッハ22才~23才、教
会オルガニストとして初めて就職したアルンシュタットを去りミュールハウゼ
ンの聖ブラージウス教会に再就職した頃の作品です。
バッハのカンタータ創作の最初の作品とも言われ、1708年の復活祭に演奏され
たと考えられているこの曲には、キリストの死と復活を歌うルターの復活祭用
*コラールの詩全節と旋律が省略なく全楽章に用いられており、コラール変奏曲
とも言える作品となっています。
作品の構造は、最初のシンフォニアの後に続くコラール詩節において、
合唱-二重唱-アリア-合唱-アリア-二重唱-合唱
というシンメトリック(対称構造)な配列をとっています。
復活という喜びのみを歌うのではなく、キリストの受難と死を暗示する悲痛な
音調のシンフォニアから始まり、死との戦いの後、復活の喜びが満ちあふれ、
終曲のコラールへと導かれます。
バッハの数あるカンタータの中でも最も有名なカンタータの一つである第4番
「キリストは死の縄目につきたもう」。
当間修一指揮によるOCMでの久々のカンタータ演奏に、ご期待下さい!!
*コラール:マルティン・ルターが制定し自らも創作したドイツ語賛美歌
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3.「第2回楽典講座」レポート!
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以前にもご紹介しました、当間修一による「楽典講座」、その第2回が、去る
3月29日に開催されました。
2回目という事で、前回も受講された方が多く、終始和やかでリラックスした
雰囲気でした。
今回の楽典講座では、音階、音名、階名、拍子についてでした。
「音名」と「階名」の違い、音名の歴史的変遷、ドイツ音名の「H」の由来、
ドレミの起源など、今回も興味深い話で一杯で、改めて、昔の人の偉大さに
思いを馳せました。
わかっているようでわかっていない、でもいざ「勉強!」となると、本なども
難しくて、なかなか進まない・・・でもこうして、真剣ながらも明るく和やか
な雰囲気の中で学ぶと、とても楽しく、時間が経つのがあっという間です。知
識が増えると、また音楽の楽しさも増えると思います。
「みんなで楽しく」音楽に関する知識を得られる講座です。
みなさまも参加されてみませんか?
第3回:4月26日(月)午後7時半~ 会場未定
の予定です。
お問い合わせはOCM事務所までどうぞ。
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4.1晩で2倍おいしい・・・5月9日はいずみホールへお越し下さい!
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早いもので、もう4月に入ってしまったわけですが、OCM合唱団が年初から
取り組んでいる大曲があります・・・ハイドンの「テレジア・ミサ」。
1999年のオラトリオ「四季」以来5年ぶりのハイドン作品、その力強い構
築性と器楽的な旋律に、新鮮な発見の連続です。
ベートーヴェンの交響曲シリーズ一巡を締めくくる「第1番」では、当間=S
COの生命力に満ちた渾身の演奏をお聴きいただけます。
1晩でオーケストラと合唱、2倍楽しめるコンサート。
「ベートーヴェンその魅力のすべてシリーズ」へぜひお越し下さい!
(詳細は、下の演奏会情報をご覧下さい)
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5.演奏会情報 http://www.collegium.or.jp/html/ensoukai.html
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すべてのお問い合わせはOCM事務所(06-6929-0792)まで。
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■4/11(日)
第267回マンスリー・コンサート【音楽市場】 日本福音ルーテル大阪教会
~イースターコンサート~ 午後3時開演
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料 金:一般/2,000 シュッツの会会員/1,300 学生/1,000
曲 目:
●A.ヴィヴァルディ/ファゴット協奏曲 ホ短調
ファゴット…渡邊悦朗
●T.アルビノーニ/オーボエ協奏曲 op.9-2 ニ短調
オーボエ…福田淳
●H.シュッツ/ドイツ・マニフィカート
●A.ブルックナー/アヴェ・マリア
●G.F.ヘンデル/メサイアより
No.17 アリア「主は羊飼いのようにその群れを養い」(アルト、ソプラノ)
No.40 アリア「わたしは知る、わたしをあがなう者は生きておられると」
(ソプラノ)
●J.S.バッハ/カンタータ4番「キリストは死の縄目につきたもう」BWV4より
●さだまさし作曲・松下耕編曲/「北の国から」より
☆今後のマンスリー・コンサート【音楽市場】☆
第268回 5月26日(水)午後7時開演
第269回 6月23日(水)午後7時開演
第270回 7月19日(月祝)開演時間未定
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■5/9(日) いずみホール
ベートーヴェン その魅力のすべて シリーズ 午後4時開演
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料 金:S/5,000 A/4,000 B/3,000 学生/2,000 高校生以下/1,000
※学生・高校生以下←OCM事務所のみ発売、当日発売
※コレ・マガ割引は下記を参照下さい。
チケットぴあpコード予約(06-6363-9966[Pコード164-973])
曲 目:L.v.ベートーヴェン「交響曲第1番 ハ長調」op.21
F.J.ハイドン「ミサ第10番 変ロ長調『テレジア・ミサ』」
≫≫≫≫≫≫お得なコレ・マガ割引、好評受付中!≪≪≪≪≪≪
※シュッツの会会員様は会員割引がございますので、そちらをご利用下さい。
※65歳以上の方は、下記の価格からさらに300円オフとなります。
◇5/9「ベートーヴェンその魅力のすべてシリーズ」(いずみホール)
S席 定価5,000円を→ 4,700円
A席 4,000円 → 3,700円
B席 3,000円 → 2,700円
学生 2,000円 → 1,700円
高校生以下1,000円 → 800円
以下の演奏会も順次発売予定です。今しばらくお待ち下さい!
◇10/24「現代音楽シリーズ」(いずみホール)
◇11/28「東京公演」(第一生命ホール)
◇12/19「クリスマスコンサート」(いずみホール)
★コレ・マガ割引はこちらのネット申込みで承ります↓↓
http://www.collegium.or.jp/html/ticket_discount.html
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6.ホームページ更新情報
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大阪コレギウム・ムジクムのホームページ http://www.collegium.or.jp/
の最新更新情報をお知らせします。
●当間の日記
http://www.collegium.or.jp/~sagitta/html/diary.html
No.548「楽典講座」のことを('04/3/30)
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7.編集後記
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咲いたと思ったらすぐに散ってしまう桜なので、わざわざ「お花見」に行くと
いうことが毎年なかなかできません・・・。今は職場が大阪城公園のすぐそば
のビルなので、仕事の合間に、23階からのかなり遠景の桜を楽しんでいます。
といっても、席からは外が見えないので、お手洗いの小さな窓ですが^^;
(松本)
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