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□■コレ・マガ■□
【大阪コレギウム・ムジクム メールマガジン】
(NO.133 2004.4.16 発行)
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※このメールマガジンでは、大阪コレギウム・ムジクム(OCM)の活動状況、
演奏会、CD発売などの最新情報をお伝えいたします。
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帰宅しテレビを見ていると、イラクで拘束されていた3人が解放されたという
ニュースが流れました。思えば先週の同じような時間に拘束されたというニュ
ースが流れたのですね。無傷で解放されたことは本当によかったと感じていま
す。でも、新たに2人の邦人が拘束された報道もあり、まだ他の国の人々も拘
束されています。これですべてが終わったわけではないのです。世界で何が起
こっているか常に関心を持ち続けなければならない。少々平和ボケしていた私
にとっていろいろなことを考えた1週間でした。
それでは、今週の□■コレ・マガ■□をお届けいたします。
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1.ベートーヴェンとハイドン その師弟関係
2.イースターコンサート ~お客様の声~
3.お詫びと訂正
4.演奏会情報
5.ホームページ更新情報
6.編集後記
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━♪今週の目次♪┛
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1.ベートーヴェンとハイドン その師弟関係
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ベートーヴェンとハイドン、師弟関係と言われて、はて?
どちらが師でどちらが弟子かご存知でしょうか?
現在では、ベートーヴェンの知名度がかなり高く、ハイドンは音楽室で絵が飾
られてたよなぁ・・ぐらいのイメージが強いようですので、ベートーヴェンが
師かと思われる方もたくさんいらっしゃるかもしれません。
実は、ハイドンがお師匠様で、弟子はベートーヴェンです。ベートーヴェン(
1770-1827)とハイドン(1732-1809)は38才の年の差があります。
ベートーヴェンは22才の1792年に60才のハイドンに弟子入りし、生まれ故郷の
ボンを離れウィーンに移り住んでいます。折しも、ハイドンの2回に渡るロン
ドン旅行(1791年と1794年)の間でしたので、ハイドン自らが交響曲作曲など
で忙殺されており、ベートーヴェンの満足がいく教授は結局得られなかったよ
うです。後年ベートーヴェンが「ハイドンからは何も学ばなかった」と言った
という話もあります。(手塚治虫のマンガ「ルードウィヒ・B」でも、多忙な
ハイドンとそれを不服とするベートーヴェンの様子が描かれています。)
しかしながら、ベートーヴェンとハイドン、この二人の作品をみると、ベート
ーヴェンはハイドンから多大な影響を受けていることが伺えます。
今回OCMがお届けしますのは、そんな二人が同じ1799年に書いた作品、
ベートーヴェン「交響曲第一番ハ長調」とハイドン「テレジア・ミサ」です。
それぞれ、ベートーヴェン29才、ハイドン67才の作品です。
師弟作品の競演!どうぞお楽しみ下さい。
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2.イースターコンサート ~お客様の声~
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去る4月11日に行われました【音楽市場】イースターコンサートには、たく
さんのお客様にご来場頂き、ありがとうございました。
頂いたアンケートの中から、いくつかの声をご紹介します。
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◆気持ちの伝わってくる合唱を初めてきいた感じがした。
◆初めて聞かせていただきましたが、非常に感動しました。
歌声が耳から入って体の中でとけていつまでも余韻が残る、そんな感じがしま
した。
◆人の声、楽器の音がこんなに美しいものとは思いませんでした。
◆ジャンルを問わず、クラシックであれ、ジャズであれ、歌謡曲であれ、変に
区別しない、偏見をもたない、すばらしい考えだと思います。バッハもいいが
演歌だって時にはいいのです。
◆とにかくすばらしいの一言です。男声と女声がみごとに一体になっている
演奏で、途中で何度か涙が出ました。
◆ブルックナーが泣きそうになりました。良かった。
さだまさしさんの曲は、以前のマンスリーの時に聴きまして、混声、女声とも
聴けたのはホント嬉しいことです。
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アンケートの中には高校生の方も多く、若い方々の心にも届いていると思うと
嬉しい限りです。初めて来られた方から、15回以上来ていただいている方ま
で、年齢層も幅広い方々にお越しいただきました。
【音楽市場】は、休憩時間にはお茶とお菓子をご用意しております、気軽で
アットホームな演奏会です。毎月様々なジャンル、編成で、皆様に楽しんで
いただいています。
次回は5月26日(水)午後7時開演です。
来月もお待ちしております。ぜひ、お気軽にお立ちより下さい(^^)
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3.お詫びと訂正
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先日のイースターコンサートの際にお渡しした<マンスリーコンサートのご案
内:上半期日程>ちらしの問い合わせ先/大阪コレギウム・ムジクム事務所の
電話番号に誤りがありました。
チケットのお申し込みやお問い合わせは 06-6929-0792 まで
お願い致します。大変申し訳ございませんでした。
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4.演奏会情報 http://www.collegium.or.jp/html/ensoukai.html
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すべてのお問い合わせはOCM事務所(06-6929-0792)まで。
☆いよいよ後1ヶ月!良いお席はお早めに!!☆
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■5/9(日) いずみホール
ベートーヴェン その魅力のすべて シリーズ 午後4時開演
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料 金:S/5,000 A/4,000 B/3,000 学生/2,000 高校生以下/1,000
※学生・高校生以下←OCM事務所のみ発売、当日発売
※コレ・マガ割引は下記を参照下さい。
チケットぴあpコード予約(06-6363-9966[Pコード164-973])
曲 目:L.v.ベートーヴェン「交響曲第1番 ハ長調」op.21
F.J.ハイドン「ミサ第10番 変ロ長調『テレジア・ミサ』」
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■5/26(水) 日本福音ルーテル大阪教会
第268回マンスリー・コンサート【音楽市場】 午後7時開演
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料 金:一般/2,000 シュッツの会会員/1,300 学生/1,000
☆今後のマンスリー・コンサート【音楽市場】☆
第269回 6月23日(水) 午後7時開演
第270回 7月19日(月祝)開演時間未定
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※シュッツの会会員様は会員割引がございますので、そちらをご利用下さい。
※65歳以上の方は、下記の価格からさらに300円オフとなります。
◇5/9「ベートーヴェンその魅力のすべてシリーズ」(いずみホール)
S席 定価5,000円を→ 4,700円
A席 4,000円 → 3,700円
B席 3,000円 → 2,700円
学生 2,000円 → 1,700円
高校生以下1,000円 → 800円
以下の演奏会も順次発売予定です。今しばらくお待ち下さい!
◇10/24「現代音楽シリーズ」(いずみホール)
◇11/28「東京公演」(第一生命ホール)
◇12/19「クリスマスコンサート」(いずみホール)
★コレ・マガ割引はこちらのネット申込みで承ります↓↓
http://www.collegium.or.jp/html/ticket_discount.html
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5.ホームページ更新情報
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大阪コレギウム・ムジクムのホームページ http://www.collegium.or.jp/
の最新更新情報をお知らせします。
●マイヌング
http://www.collegium.or.jp/~sagitta/ocm_homepage/html/meinung.html
Nr.93 "「マイヌング」を何故書くか"('04/4/13)
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6.編集後記
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合唱でも楽器でも、アンサンブルする時って「仲のいいフリ」とか「聴いてる
フリ」「他人のこと考えてるフリ」はできないんですよね。心技体すべてを総
動員して他人の中に生かされている自分の存在を感じないと、怖くて音が出せ
ません。そう言う意味でも、まさに音楽は哲学。
今世界中で起こっている様々な争いは、各々が各々の正義のために戦っている
だけに本当に難しく、同じ人間レベルでは到底解決できないような気がします。
その人々が合唱してみたらどうなるだろうか、なにか価値観が変わるだろうか
もっと違う次元でなにか見えてこないだろうか。最近時々考えます。(中橋)
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