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□■コレ・マガ■□
【大阪コレギウム・ムジクム メールマガジン】
(NO.147 2004.7.23 発行)
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※このメールマガジンでは、大阪コレギウム・ムジクム(OCM)の活動状況、
演奏会、CD発売などの最新情報をお伝えいたします。
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先日19日のマンスリー・コンサートでは、昼間の一番暑い時間にもかかわらず
たくさんのお客様にご来場いただき、ありがとうございました。岡山や高松な
ど遠方からお越しいただいた方もいらっしゃったそうです。私たちの活動を支
えてくださる方が多くいらっしゃるというのは本当に心強いことです。ドイツ
演奏旅行まであと2週間ほど。どんな出会いがあるのか本当に楽しみです。
それでは、今週の□■コレ・マガ■□をお届けいたします。
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1.当間の《今週の一言》
2.私とSinget〜ドイツに向けて〜
3.ドイツでの演奏地 〜 レニン、ツィナ
4.当間修一が講師!アウローラ・ムジカーレがゲスト出演!
5.第6回楽典講座のお知らせ
6.演奏会情報
7.ホームページ更新情報
8.編集後記
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━♪今週の目次♪┛
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「武満徹/うた・風の馬」http://www.kamome.ne.jp/gvcs/10405.html
「柴田南雄・その響きI」http://www.kamome.ne.jp/gvcs/10406.html
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1.当間の《今週の一言》
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「笑顔」
フェルメールの「画家のアトリエ」を見に神戸へ行ってきました。
そのことは私の「日記」に書いておきましたので読んで頂ければ嬉しいです。
「絵」のことではなく、帰りに立ち寄ったお店でのことを書きたいと思いまし
た。
整理用の布でできたボックスを見つけたので買おうとしました。
しかし、気に入った色が無かったので店の人に尋ねます。
こういうことは店員であれば当然の事として対処してくれますよね。
私、気が小さいものですから「尋ねる」ことがどうも苦手です。
私が居あわせた時も中年の女性が男性店員に向かってあけすけにちょっときつ
い感じで聞いています。(もう少し丁寧な言葉遣いができないものかなぁ、な
んて思ってしまうんですね)
こういう時、余計に緊張してしまいますから尋ねられないのですね。
でも、どうしても欲しかったので勇気を振り絞って(笑)、レジにいた女性に
声をかけました。
その女性、自分では対処しないで「誰々さん」と呼んでます。
お店の陰から出てきた女性、最初ちょっとムッとした顔で現れました。(と私
は感じたのですが、緊張していたから実はそうでもなかったかもしれません)
その店員さん、私が頼んだ色のものがあるかどうか、店内を探してくれます。
しかし、残念ながら無かったのですね。
でも、その探してくれている動きが気に入りました。(これまでもこういった
シーンで明らかに迷惑そうな、そしておざなりの動きしかみせない人を多く見
てきたものですから、その動きがホントウに探してくれているのだと解りまし
た)
「本店が直ぐ近くにありますから、聞いてみます」と電話をかけてくれます。
「あるそうです!」
そう言って、見せた「笑顔」がとても素敵でした。
何でもないことなのでしょうが、「笑顔」で救われるってありますよね。
フェルメールの絵とともに印象に残った神戸の出来事です。
買ったボックス、今私の傍らで愛機のコンピュータ、iBookを包んでくれてい
ます。
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2.私とSinget〜ドイツに向けて〜
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先日の【音楽市場】でも演奏しました、バッハのSinget dem Herrn ein neues
Lied。OCMで今までにも何度も演奏してきましたこの曲には、団員がみなそれ
ぞれの思いを持っています。今回は、そんな思いをベースの竹内 幹さんに
語っていただきました。
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ベース:竹内 幹
ヨハン・セバスティアン・バッハ作曲Singet dem Herrn ein neues Lied。
私たちは大抵短くSingetと呼んでいます。私たちの合唱団のレパートリーの
一つでもあり、この8月のドイツ演奏旅行でも演奏する事が決定しています。
名曲中の名曲であり、また難曲中の難曲でもあるものすごい曲です。
私がこのSingetを最初に歌ったのは、97年のバッハ・モテット全曲演奏会であっ
たと記憶しています。しかし私はそのときの事はあまり印象に残っていません。
何故かと言うと、そこはバッハ・モテット全曲演奏会。1曲でもとても難しい
バッハのモテットが7曲も同時に襲いかかって(?)きたわけですから、そら
もう必死。必死だった事しか覚えてません(笑)。
私にとってSingetは、やはりドイツでの演奏の印象が強いです。バッハが生ま
れ、育ち、活躍したドイツ。その地で演奏するのは感慨深いものがありました。
そしてなんと言ってもヨーロッパの教会の響き!響きの中から次の響きが紡ぎ
だされ、Singetの複雑な音型が軽やかに響き舞うのは至福の体験でありました。
(響きすぎて何を歌っているのか分からなくなるような教会もありましたけど
‥‥(笑))
またアイゼナハのバッハハウスの前や、イタリア・ヴェネツィアの街中でも
Singetを歌いました。沢山の人達が耳を傾けてくれました。楽しんで聴いてく
れました。他にも色々と歌った事はありましたが、Singetに対する反応が一番
敏感でした。ヴェネツィアでは大勢のイタリア人に囲まれびびりました。日本
ではこんな体験できません。街中でSinget歌ったら変人にしか見られませんね
(笑)。
先日のマンスリーコンサートでSingetを歌いました。歌いながらドイツへの思
いが高まります。ドイツへ行くという実感が湧いてきます。ドイツの教会の響
きが思い出されます。興奮したドイツの聴衆が浮かんできます。
何度もこの合唱団で歌っている曲です。でも歌うたびにメンバーも違います。
当間先生の曲作りも違います。「新しい歌を主に向かって歌え」その歌い出し
の通り、新しい歌をいつも歌いたい。自分自身も新しく歌っていきたい。そん
な思いで日々練習に励んでいます。
ドイツでも毎日新しいSingetが歌えますように!
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3.ドイツでの演奏地 〜 レニン、ツィナ
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7月もあと少しで終わり!団内はいよいよドイツ一色になってまいりました。
以前、今回の演奏旅行の最初の演奏地であるマグデブルク大聖堂をご紹介しま
したが、今回は、その次の演奏地、レニンとツィナについてです。
レニンとツィナは、両方とも旧東ドイツ、私達の宿泊予定地のポツダムから車
で1時間弱〜1時間くらいの所にある町です。
この2つの町では毎年「夏期音楽祭」が催されていて、私達はその音楽祭に出
演することになります。会場はレニン修道院(8/12)、ツィナ修道院(8/13)
です。この2つの修道院はお互いにとても密接に関わっていて、音楽について
も、それぞれのカントール(教会や修道院の音楽の責任者)による意欲的な音
楽活動により、この地域の音楽の中心的役割を担っています。
今回この2つの会場では、
ジョスカン・デ・プレ/アヴェ・マリア
H.シュッツ/ドイツ・マニフィカート
J.S.バッハ/Singet dem Herrn ein neues Lied
千原英喜/二つの御田植歌 〜田植神事による女声(児童)合唱のために〜
武満 徹/風の馬
柴田南雄/追分節考
といった曲を演奏する予定です。
前回までの演奏旅行に比べると、日本の曲が多くなっています。歴史あるドイ
ツの修道院に、また、そこに住む人々の心に、私達の国の音楽がどのように響
くのでしょうか。皆、期待と緊張でいっぱいです!
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4.当間修一が講師!アウローラ・ムジカーレがゲスト出演!
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「アルティ 声楽アンサンブル フェスティバル 2004」のワークショップにて、
当間修一が講師を、またヴォーカルアンサンブル“アウローラ・ムジカーレ”
がゲスト出演します!
京都府舞台芸術振興事業 第7回世界合唱シンポジウム協賛事業
【アルティ 声楽アンサンブル フェスティバル 2004】
♪日時:2004年7月31日(土)午後6時開演
2004年8月 1日(日)午後3時開演
♪会場:京都府立府民ホール「アルティ」
http://www.alti.org/shusai/2004/07/seigaku.html
ワークショップは7/31のみです。
8/1は当間修一によるアンサンブルの講評があります。
チケットのお申し込み・お問い合わせは京都府民ホール(075-441-1414)まで。
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5.第6回楽典講座のお知らせ
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当間のわかりやすい解説と楽しい蘊蓄?で大好評をいただいている「楽典講座」
今年2月より月一回開催して、はや第6回目。いよいよ佳境に入っています。
楽典ってとっつきにくくて・・・・とおっしゃる方も、ぜひ一度ご参加下さい。
前回までの資料をご希望の方は受付にご用意しておりますのでお申し出下さい。
=第6回楽典講座=
★日 時:7月26日(月) 午後7時半〜
★場 所:日本福音ルーテル大阪教会
(大阪市営地下鉄「谷町四丁目」駅1B出口 徒歩1分)
★受講料:800円
楽典講座の参加お申し込みはこちらにお願いいたします
↓↓↓
office@collegium.or.jp
筆記用具や五線譜ノート、録音機器などをご用意されると便利です。
多数のご参加をお待ちしています。
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6.演奏会情報 http://www.collegium.or.jp/html/ensoukai.html
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すべてのお問い合わせはOCM事務所(06-6929-0792)まで。
★今週の新情報★
・9月マンスリー・コンサート情報追加
・京都、現代、東京公演・クリスマスは早割第3弾実施中!
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■9/23(木祝) 京都府立府民ホールアルティ
京都公演[邦人合唱曲シリーズVol.10] 午後4時開演
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http://www.collegium.or.jp/html/hojin10.html
料 金:一般/3,500 学生/2,000 高校生以下/1,000
・チケットぴあpコード予約(0570-02-9966[Pコード172-813])
☆早割第3弾実施中!☆→http://www.collegium.or.jp/html/ticket.html
曲 目:三善 晃「小さな目」子どもの詩による13の歌
千原英喜「お伽草子」混声合唱のための3つのエチュード
西村 朗「青色廃園」無伴奏女声合唱のための 村山槐多の詩による
木下牧子 混声合唱組曲「三つの不思議な物語」
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■9/29(水) 日本福音ルーテル大阪教会
第271回マンスリー・コンサート【音楽市場】 午後7時開演
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料 金:一般/2,000 シュッツの会会員/1,300 学生/1,000
お 話:当間修一
曲 目:E.エルガー/弦楽合奏曲「セレナード」ホ短調 op.20 ほか
☆今後のマンスリー・コンサート【音楽市場】☆
第272回 10月27日(水) 午後7時開演
第273回 11月17日(水) 〃
第274回 12月23日(木祝)「クリスマス・スペシャル」
開演時間未定
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■10/24(日) いずみホール
第15回現代音楽シリーズ 午後4時開演
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http://www.collegium.or.jp/html/gendai15.html
料 金:S/5,000 A/4,000 B/3,000 学生/2,000 高校生以下/1,000
・学生、高校生以下←OCM事務所のみ発売、または当日発売
・チケットぴあpコード予約(0570-02-9966[Pコード172-815])
☆早割第3弾実施中!☆→http://www.collegium.or.jp/html/ticket.html
曲 目:A.ペルト/オルガンと合唱のための「The Beatitudes」
〃 「Cantate Domino Canticum Novum」
千原英喜/弦楽のためのシンフォニア第2番(委嘱初演)
鈴木憲夫/管弦楽のための「シンフォニア」(改訂版)
木下牧子/「邪宗門秘曲」(管弦楽伴奏版)
女声合唱とPerc.のための「BLUE」(関西初演)
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■11/28(日) 第一生命ホール
第11回東京定期公演 午後2時開演
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http://www.collegium.or.jp/html/tokyo11.html
料 金:S/5,000 A/4,000 B/3,000 学生/2,000 高校生以下/1,500
・学生、高校生以下←OCM事務所のみ発売、または当日発売
・チケットぴあpコード予約(0570-02-9966[Pコード176-610])
☆早割第3弾実施中!☆→http://www.collegium.or.jp/html/ticket.html
曲 目:H.シュッツ/カンツィオーネス・サクレより
木下牧子/女声合唱とPerc.のための「BLUE」
千原英喜/弦楽のためのシンフォニア第2番(関東初演)
西村 朗/「青猫」の五つの詩
ほか
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☆☆とってもおトクな早割、ぜひご利用下さい!☆☆
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■12/19(日)クリスマス・コンサート 〓第3弾実施中!!〓
早割第1弾 6/19〜 7/2 全席50%OFF!!ナント半額です!
早割第2弾 7/3 〜 7/16 S、A、B席1000円引き ほか
⇒早割第3弾 7/17〜10/19 S、A、B席500円引き ほか
早割チケットは、HPおよび演奏会場でのみお求めいただけます。
この機会をお見逃しなく!
→http://www.collegium.or.jp/html/ticket.html
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7.ホームページ更新情報
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大阪コレギウム・ムジクムのホームページ http://www.collegium.or.jp/
の最新更新情報をお知らせします。
●当間の日記
http://www.collegium.or.jp/~sagitta/html/diary.html
No.555 「名古屋ビクトリア」通信2('04/7/20)
No.556 フェルメール「画家のアトリエ」('04/7/22)
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8.編集後記
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我が家に新しいエアコンがやって来ました(^^)/
最近のは多機能で、除湿・換気はもちろん、イオン空気清浄になんと酸素まで
供給してくれるのです。酸素を吸うと、頭がすっきりしてものごともはかどる
とか。そう言えばそんな気もするなあ、と少しうれしい単純な私です。(中橋)
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