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□■コレ・マガ■□
【大阪コレギウム・ムジクム メールマガジン】
(NO.366 2008.12.12発行)
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※このメールマガジンでは、大阪コレギウム・ムジクム(OCM)の活動状況、
演奏会、CD発売などの最新情報をお伝えいたします。
┏♪今週の目次♪━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
1.一意直到 〜当間です〜
2.マンスリー・コンサート<クリスマス・スペシャル>より
〜M.デュリュフレ/「グレゴリオ聖歌の主題による4つのモテット」
3.演奏会情報
4.ホームページ更新情報
5.編集後記
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1.一意直到 〜当間です〜
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今日は「漢字の日」だそうです。ご存じだったでしょうか。私は初めて知りま
した。
「1212」を「いい字一字」と読む語呂合わせから来ているらしいのですが、日
本漢字能力検定協会が制定したそうです。
もっと調べればいろいろと記念日が出てきそうですね。一つだけとは限りませ
んよね。日本でも他にあるかもしれません。世界的に見ればそれこそ色々あり
そうで興味は湧くのですが・・・・・・しかし、今日はそういった話ではあり
ません。(笑)
今日は来年の春先にリリース予定している鈴木憲夫さんとご一緒の「日本/こ
ころのうた」(仮称)の話。
憲夫さんと私の編曲で唱歌・童謡などの昔親しまれていた曲を「大阪ハインリ
ッヒ・シュッツ室内合唱団」の演奏でCD化しようとするものです。
編曲はほぼ終わり、現在その選曲と構成が進められています。
一日一回、あるいはそれ以上にCD-Rに入れられた曲を聴くということが行われ
ています。
何度も聴きながら、どういった曲順で収録すればよいかなどを検討していくの
ですね。
その作業、一手に憲夫さんにお任せしているのですが、送られてきた憲夫さん
の案を私も聴いて感想を述べるという具合に進められます。
頭を痛める憲夫さん。申し訳なく思いながら私は案が出て来るのを待つ身の気
楽さ。
しかし自分が編曲した曲を客観的に聴くことは私には難しいのですね。
人が創った曲や編曲をまな板に乗せて料理している私、時にはズバッと切った
りもしている私なんですが、いやそうだからこそ自身の作品は料理できないで
います。(笑)
憲夫さんにズバッとやっていただきましょう、との心境です。
いろいろな案が出ています。どれも素晴らしい曲順になっています。
私の編曲と憲夫さんの編曲、少しアプローチの仕方が違うのですが、それだか
らこそ聴いて頂く方々にはこれまでにない、喜んでもらえるようなとても面白
いCDになるかもしれません。
拙い私の編曲ではありますが(憲夫さんの編曲はさすが巧いですね)、だんだ
んと「これはいける!」と思ってくるのですから恐いものです。(笑)
聴いて頂く方が一緒に歌って頂ける、また鑑賞もして頂ける、そんなCDができ
ればいいと願っています。
もうすこし案を練ることが続けられ、来年の始めそれをもとに録音が行われて
春に発刊、そして楽譜出版という運びです。(同時になるかもしれません)
完成の折りには演奏会を開こうと憲夫さんと話しをしています。
大阪でも東京でも開催できればいいですね。
また、出来上がったCDは多くの病院や施設、教育の現場で用いてもらえればと
計画は広がります。寄贈もさせていただければ嬉しいですね。
発売日、発刊日、お披露目演奏会の日、どれか語呂合わせで良い日はないでし
ょうか?
今日、それを真剣に考えようとしている私です・・・。
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2.マンスリー・コンサート<クリスマス・スペシャル>より
〜M.デュリュフレ/「グレゴリオ聖歌の主題による4つのモテット」
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モーリス・デュリュフレ(1902-1986)は、パリ音楽院でオルガンを学んだ後
ノートルダム寺院などの教会のオルガニストを務めていました。
プーランクの「オルガン協奏曲」を初演するなど彼との交流もあり、またその
他さまざまなオルガン曲を初演したり録音を残すなど、オルガニストとしても
傑出していたことがわかります。
ところが、夫人でありまたオルガニストであったマリー=マドレーヌとともに
1975年交通事故に遭ってしまい、以降亡くなるまで二度と演奏活動はできなく
なるという悲劇の後半生を送ったのでした。
前半生は演奏活動に多忙を極め、また後半生は交通事故の後遺症などの影響で
作曲数もごく限られています。今年のクリスマス・スペシャルではそんな彼の
残した名曲「グレゴリオ聖歌の主題による4つのモテット」をお聴きいただき
ます。
その名の通り、グレゴリオ聖歌をモチーフにシンプルで端正な声部が寄り添い
重なり絡み合いながら、何か中世的でありながらとても新しい、魅力的な響き
が立ち上がります。一つ一つはとても短い小品ながら、一つの世界観がぎゅっ
と凝縮されたような、隠れた名曲ではないでしょうか。
1「恩寵と愛があるところ、そこに神はおられます」
2「マリアよ、貴方は全き美」
3「あなたはペトロである」
4「大いなる秘蹟」
混声4部合唱のためのと銘打たれてはいますが、2曲目は女声3部合唱となっ
ています。それぞれのテキストをどのように音で表現しようとしたのか、歌詞
カードを片手にじっくりお聞きいただければ、と思います。
12月23日(火祝)午後5時開演。ぜひルーテル大阪教会にお運び下さい!
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3.演奏会情報 http://www.collegium.or.jp/html/ensoukai.html
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■今週の新着情報■
・12月マンスリー<クリスマス・スペシャル>の曲目を追加しました。
■今週の割引情報■
《12/21 クリスマス・コンサート》
コレ・マガ割引(300円引きほか)をご利用下さい。
→お申し込みはこちら
http://www.collegium.or.jp/html/ticket_magazine.html
(もしくは、事務所へ直接お申し込みください。)
※65歳以上割引は各定価より300円引き。コレ・マガ割引との併用も可です。
《2009/3/15 東京公演》
早割第3弾実施中!(2009/2/1まで)
この機会をぜひお見逃しなく!!
http://www.collegium.or.jp/html/ticket.html
♪♪学生、高校生以下、65歳以上割引は当日発売及びOCM事務所のみでの
取扱いです。すべてのお問い合わせはOCM事務所(06-6929-0792)まで♪♪
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■ 12/21(日) いずみホール
クリスマス・コンサート 午後3時開演
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http://www.collegium.or.jp/html/christmas2008.html
料 金:S/5,000 A/4,000 B/3,000 学生/2,000 高校生以下/1,000
・チケットぴあPコード予約(0570-02-9966 [Pコード:305-290])
〔コレ・マガ割引価格〕
S/4,700 A/3,700 B/2,800 学生/1,800 高校生以下/900
曲 目:J.S.バッハ/クリスマス・オラトリオ(第1部〜第3部)
G.F.ヘンデル/メサイア より
11. "For unto us a Child is born"
39. "Hallelujah"
クリスマス・キャロル集
ほか
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■ 12/23(火・祝) 日本福音ルーテル大阪教会
第318回マンスリー・コンサート【音楽市場】 午後5時開演
<クリスマス・スペシャル>  ̄ ̄ ̄ ̄
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http://www.collegium.or.jp/html/monthly.html
料 金:一般/2,000 シュッツの会会員/1,300 学生/1,000 高校生以下/無料
お 話:当間修一
曲 目:G.サンマルティーニ/クリスマスコンチェルト Op.5-6
O.レスピーギ/リュートのための古い歌と舞曲 第3集
(弦楽合奏) 〓NEW〓
M.デュリュフレ/グレゴリオ聖歌の主題による4つのモテット Op.10
F.プーランク/Ave Verum Corpus FP 154
F.プーランク/アッシジの聖フランチェスコの
4つの小さな祈り FP 142
鈴木憲夫/Ave Maria
クリスマス・キャロルより
さやかに星はきらめき ほか
☆今後のマンスリー・コンサート【音楽市場】☆
第319回 1月28日(水) 午後7時開演
第320回 2月25日(水) 午後7時開演
第321回 3月25日(水) 午後7時開演
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■ 2009/3/15(日) 第一生命ホール
第15回東京定期公演「宮沢賢治の世界」 午後3時開演
〜 平成20年度文化庁芸術創造活動重点支援事業 〜
〜 (財)ロームミュージックファンデーション助成公演 〜
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http://www.collegium.or.jp/html/tokyo15.html
料 金:S/5,500 A/4,500 B/3,500 学生/2,500 高校生以下/1,500
・チケットぴあPコード予約(0570-02-9966 [Pコード:310-875])
ピアノ:木下亜子
チェロ:大木愛一
打楽器:山内利一 渡辺友希子
ピッコロ:礒田純子
クラリネット:高橋由有子
曲 目:高田三郎/混声合唱組曲「心象スケッチ」より
鈴木輝昭/童声(女声)合唱とピアノのための
「イーハトーヴ組曲」より
林 光/宮沢賢治の詩によるソング・アルバム
「岩手軽便鉄道の一月」[混声合唱版]より
祈り
星めぐりの歌 ほか
鈴木憲夫/混声合唱曲「雨ニモマケズ」
千原英喜/「種山ヶ原の夜の歌 ―異伝・原体剣舞連」(関東初演)
混声合唱組曲「月天子」(関東初演)
文語詩稿<祭日>混声合唱とチェロ、ピアノ、
パーカッションのために(関東初演)
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4.ホームページ更新情報
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大阪コレギウム・ムジクムのホームページ http://www.collegium.or.jp/
の最新更新情報をお知らせします。
●当間のトップページ
http://www.collegium.or.jp/~sagitta/index.html
最近の出来事 (08/12/10)
●当間の日記
http://www.collegium.or.jp/~sagitta/html/diary.html
No.659 日々は輝いて (08/12/04)
No.660 神々しい光 (08/12/10)〔08/12/11《補遺》〕
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5.編集後記
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早いもので、12月ももう2週目が終わろうとしています。
例年、仕事納めの後、大掃除をしようと試みるのですが、年末の厳しい寒さの
中、表に出て網戸や窓ガラスを洗ったり、ベランダの泥を落としたりするのが
とても苦痛で、結局掃除が間に合わないまま年を越してしまっていました。
今年は早めに掃除を始めて、表での水仕事は12月に入ったらすぐに済ませてし
まおう、などと考えていたのですが…。
ハッと気が付いてみると、今週末はクリスマス・コンサートに向けての合宿、
そして来週末はクリスマス・コンサート。結局、今年も年末にまとめて泣きな
がら掃除をすることになりそうです。さて、今年こそは大掃除をやりきること
ができるのでしょうか?
せめて年末の気候が穏やかでありますように(*^^*)(中村)
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