
『そして十和田湖へ みちのく一人旅'99その4』(1999/09/24)
そこからは、花輪線という単線のローカル線に乗り換えた。8時45分発のローカル線。目指すは十和田南駅だ。そこからバスに乗り換えて十和田湖を目指す予定にしている。当初は十和田湖に行くことはあまり考えていなかった。秋田から花巻に直行する予定だったのだ。ここに行こうと思ったのはいくつかの出来事が重なってのことだ。
一つは、大阪コレギウムムジクムの事務所先任者の小野さんが、僕が東北に行くことを言うと、「十和田湖〜十和田湖、行きたい、行きたい」と連呼していたこと。もう一つは、大垣夜行の切符がとれず、秋田に早朝に着く日本海1号で北上することになったこと、そしてもう一つは、YAHOOのホームページで秋田〜花巻間の電車の料金を調べていたところ、その検索結果にたまたま花輪線経由のものがあったことだった。
行けるのか・・・・じゃぁ行ってみよう・・・・
そう、思ったのは出発前日、行くことを決めたのは日本海の車中でのことでした。
8時45分発車、そこからは田畑や山、森の緑と空の青だけの世界が広がっていた。車窓からの風は実りかけた稲の穂のにおいを運んでくる。ほんの半日前までいた世界とは別物だ。クーラーがない車両だったが、ここではそんなものは無用の長物だ。(と僕がそんなことを言うの珍しいか・・・)



緑の中を・・・
9時18分、約30分ほどで十和田南駅に到着。見事なまでに何もない駅(^^)。心なしか大阪よりは涼しく感じる。次のバスは9時半なのでしばし待つことになった。
それにしても良い天気だ。

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