日々つれづれ
バックナンバー

[先月] [目次] [来月]

2002年5月3日(金)
にかた・・・

どうやってのうか?

時々考える。

別に、自殺とかそういうのではない。

どうんで行こうか、と考えるのだ。
否応なしに来る、そのゴール。

どういう風にゴールしようか
考えるのだ。

「死」を大事にしたいのだ。

最近、特に意識するようになった。

だからそれを軽く扱うようなことに
敏感になってきた。

に時、に場所、
それが意識できるようになりたい。

最近そう思う。

自分が「ぬ」なんて考えもしていない
ことに会うと、
激しく憤ると同時に
悲しくなるのだ。

そして、「」は「」にも
入れ替わる。

2002年5月5日(日)
今年に入って・・・

何ステージ目だったっけ?

最近ステージが一つ終わると、
それがすごい勢いで
過去へ飛んでいくのだ。

というよりは、
次のステージに向かって
頭がすごい勢いで
向かっているのか?

木下先生のサンクスコンサート
確か昨日のはずだったんだけど、
もう頭は
1週間後のステージを気にしている。

でも、今年に入ってまだ
4ヶ月しか経ってないんだよなぁ。

どんな1年になるんだろ?
今年は。

ほんと、楽しみです。

2002年5月7日(火)
やや、疲れ気味?

さすがに、やや疲れ気味。

昨日、オケ合わせのためにチェンバロを
運搬したのだけれど、
合わせも終わっての帰り、
同乗者から、運転がいつもに比べて
乱暴じゃない?

と指摘を受けた。

そう、乱暴と言うよりも
判断スピードが落ちていたのだ。

いつもなら、一瞬で判断するところを
それに時間がかかるため
運転が後手後手に回っていたのだった。

昨日同乗した方すいません。

事務所から車を返しに行く時も
必要以上に、慎重に運転して
ちょうどよかったくらいだった。

いずれにしても、
早く疲れを取らねば・・・。


2002年5月14日(火)
難しい=偉い?

難しい言葉や、外国語など
自分があまり知らない
言葉なんかを駆使して
人前でしゃべったり、議論しているのを
見ると、
なんかすごい、と感じてしまうことは
ないだろうか?

なんか難しそうなことを知っている
それだけで、妙に一目置かれたり・・。

人よりも何かを知っているというのは
本人の努力もあるだろうから
それはそれで、尊重されても良いと思う。

しかし、その知っているだけで良いのかな
とも、思う。

難しい言葉を駆使して
専門用語で議論する
それも、またすごいことかもしれない。
が、難しい言葉を知っている
だけで、良いのかなとも思う。

知っていることと理解していることは
違うと思うのだ。

僕自身の自戒も込めて、そのことを
ちゃんと人に、それを知らない人に
説明できるかどうか?

それが出来なければ、
その難しいかもしれないことについて
知ってはいても理解はしてない
そう思うのだ。

他の人に対して、理解出来るように
自分のことを説明出来るかどうか?

それさえも出来ないのなら、
その人は自分のことさえも
実は理解はしていないのかもしれない。

難しいことを知っていることは
別に大したことじゃないのだ。
難しいことを理解している
このことが大事なのだ。

しかし、見渡せば研究者と呼ばれる人たちの多くに
知っていることを
大上段に構える人の如何に多いことか。

研究者と呼んでは
いけないのかもしれないけれど。

そういうのを
知ったかぶりっていうんだけどなぁ・・・・



2002年5月20日(月)
頭が回らない

いろいろ立て込んでくると
ふっと思考が止まる
空白の時間が増えてくる。

今日なんか、何度そういう状況になったことか。

でもよく考えると、こうやって
文章書くのに思考が働いているので
単に身体の方が疲れているだけ
と言う方が当たっているかもしれない。

働きたがる頭に
今日は身体が今ひとつ
ついて来れていない感じだ。

考えようと思っても
身体はかなり睡眠を求めている。

今日はそんな一日だ。



2002年5月23日(木)
手の皮・・・・

先日テレビで
大橋巨泉がゲストで出ている番組を見た。

その中で、自分の手のひらを見せて
ここのところが荒れているだろう?と言っていた。

自分は手のひらの一部分だけれども
長野県知事の田中康夫なんて
手のひら全体が荒れているんだと言っていた。

「心因性のストレスによる手の荒れ」だと
言っていた。

自分もかつてそうだったのだけれども
自分以外でそういう診断を受けている人を
見たのは実は初めてだった。

県知事というのは相当の激務なんだろう。
おそらくどこの県でも、現在
幹部クラスに居座ってる5〜60代に
ろくなのはいないだろうから
と言うより、まともな人を数える方が早い
だろうから
その人たちとやっていくだけでも
相当なストレスだろう。
心中を察するとともに応援したいと思います。

僕の場合は家を出て、
両親との同居を解消したとたんに
嘘のように治ってしまった。

と言うことは、僕にとっては
両親との同居は相当に
きついストレスだったのだろう。

今は何の問題もない。
でも、その手が荒れている当時は
もう、自分の手のひらに
指紋なんて戻ってこない
なんて思っていたけれど、
今は、きれいなもんだ。

現在、生活そのものはスケジュールも含めて
結構大変だけれども
身体に影響があるようなストレスは
ないんだろう。

大変だけれども、
それを自分で選んだからだと思う。
そして、今のところ日々
どうにもしようがないような理不尽さと
向き合わなくても良いからだとも
思う。


2002年5月24日(金)
中途半端・・・

だなぁと、自分のことを最近
とみにそう感じる。

良いように取れば
これから・・・、
という言い方も出来るけれど
やっぱり中途半端だ。

一番おもしろく、
一番危ない時期なんだろう。

二足の草鞋という
どっちも選んでいく生き方が
本当に大変になってくるのは
これからなんだ
と、最近感じるのだ。

びびっているわけではないけれど
この中途半端さに
イライラする事はある。

何か出来そうだけれど
何も出来てはいない。
まだ、何も成してはいない
この中途半端さよ・・・・。

どうせ死ぬんだったら、
何か成してからにしたいと思う。


2002年5月28日(火)
ついに・・・

神戸市では
「トライやるウィーク」という
中学生のための職場体験の
プログラムがある。

僕の職場も4テーマ
16人の中学生を受け入れて
このプログラムに協力している。

期間は今週いっぱいだけれども
僕は昨日と今日の担当だった。

事前に学校の方から、職場に来る
中学生のプロフィールが送られてくるのだけれど
それを何気なく見ていると・・・・。

「生年月日:平成年1月・・・

つ、ついに平成生まれの子か・・・・。
少し、少しだけ膝から力が抜けました。

そうですよね、よく考えたら
もう平成14年なんですから。
早生まれの子は平成生まれで、不思議はないわけで。

合唱団に自分と一回り違う子が入ってきた時と
同じような脱力感でした。
ま、年をとったということなんでしょう。

・・・・、でも、平成か・・・・・。




[先月] [目次] [来月] [トップ]

gabe@collegium.or.jp
Akiary v.0.51