日々つれづれ
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2007年6月2日(土)
えらそう

自分で言うのも何だけど、
僕ほど人からこの言葉を言われている
人間もいないんじゃないかと思う。

始まりは母親からだったか。
身内以外の他人から言われ始めたのは
大学入ってからでしょうか。

いまだに、人からは言われる。

態度が「えらそう」
言動が「えらそう」
書いていることが「えらそう」

えら そう なわけだ。

すみませんと
あやまるしかない。
顔は笑っているしかない。

しかし
言われるたびに
砂を飲み込むような
鉛を飲み込むような
言いようのない感情に
心が覆われ、そして乱れる。

何でだろうと、考えた。

「えらそう」、
つまり偉くはない。
大したことない。
そんなことする資格もない。
そういうことだ。
分をわきまえろ。

違う意味があるのなら教えて欲しい。

人に面と向かって言うとき
「あなたは重要じゃない」
「そんなことを言える立場ではない」
ということだ。

そう、あってます。
僕は大して重要な人間ではない。
そんな風には思ってない。
ご心配なく。

僕を表現するとき
その言葉しかないのなら
それはそれで仕方のないことだ。

それと同時に
自分自身のやってきたことを
自分で認めろと言うのは
違和感を感じる。

高々、自分のやってきたことです。
人様にどうこう言うほどのことではないです。

積み上げたもの
そう思いこんでいたものは
この「えらそう」という言葉で
すべてご破算になる。

もっとも、
積み上げる、そのものも
ただの幻想なのだが。

場数を踏むことによって
経験を積むことはあるだろうが
今現在に、その当人に
それに見合った
その技術(スキル)がないのなら
それは、ただの幻想だ。

どこまで行っても
僕について回るのは
「えらそう」なわけで

この言葉は
言われる方に咎があり
言う方はお咎めないわけです。
少なくとも、僕に関しては。

しかし
僕は人に対して
この言葉を使わない。
この言葉の持つ意味が
どういうものか
理解しているつもりだからだ。

この言葉を人に対して
使える人の気持ちは
一生、理解できないだろう。

2007年6月3日(日)
思ってるより進まない

あかん、
袋小路に入ってきた。

異動先での仕事をするのに
職場に来ているものの
思っていたより、
はかどりません。

べー7聴いて
元気だそうと思いましたが
あのSCOのライブを聴いた後でのCDでは
タフマンくらいの効き目しかないですな。

もう少しキリの良いところまでやって
帰るとしましょう。

2007年6月4日(月)
もう、大丈夫かな

心の動きが分析できたので
今後、言われても
これまでのように
心が乱れることは
もう、無いでしょう。

にしても、気づくのに
分析できるのに
時間がかかり過ぎました。

2007年6月5日(火)
閉まらない

新しい職員証を作るとかで
写真撮影があった。

何となく
ネクタイは持ってきたけれど
上着をすっかり忘れていて
誰かに借りなければならなくなった。

ところが、職場に
僕の体格に近い人が
僅かしかいない。

その内の一人に
上着を借りたのだけれど・・・

前が閉まらない。
胸回りもきつい。

う〜〜ん。
と言うわけで、
撮影は翌日に持ち越された。

逆に言うと、
僕の上着は
職場の人、
誰でも着れるということだ。

2007年6月6日(水)
立て込んできた

いったん整理しないと
なんか取りこぼしそうだ。

研究報告書の提出だ
装置移転の準備書類だ
周年事業へ向けた何だかんだだ
論文(日本語)投稿の為の追加実験だ
そのほかだ。

あと何やったっけか。

技術相談の電話がない分
今は、助かっている。

2007年6月11日(月)
大阪市音楽団第94回定期演奏会

演奏会場へは開場と同時に入った。
座席は上手側1階席でF列だ。

よくよく考えると、
吹奏楽の演奏会に行くのは初めてだ。
楽器の経験が無いわけだから
当たり前なのだけれど。

滅多にないお客さん出来る機会なので
少しわくわくしながら席に着く。

まだ客席にはお客さんはまばら。
プログラムを見始める。

しかし、何だあの瓶は。

挟まっていたチラシを見ると
大きく「バッハ ロ短調ミサ」とある。
おぉ!どこが演奏する?
いつ演奏する?
・・・・・・自分とこのでした。
(はい、がんばります)

やがて会場は満席近くになる。
見渡すと若い人たち、
高校生や、大学生が多い印象を受ける。

奏者入場後、デ・メイさん入場。

1曲目ウィンディ・シティ
映画音楽のような雰囲気。
実は、プラネットアース以外では
この曲がとても気に入ってしまった。
きらきら雪が舞い散るような雰囲気から始まり
印象的なフレーズを
アメリカ、それも摩天楼を
感じさせるフレーズを繰り返しながら
もう少し聞いていたい
と思わせながら、曲が終わっていく。

2曲目
エクストリーム・メイク・オーヴァー
pでこんなに聞かせるんだ
と嬉しい驚きがありました。
それになんと言っても
ティンパニがかっこいい。
破れるんじゃないかという勢いで
ドコドコ鳴らす鳴らす。
そして瓶。
なるほど、そう、使うのね。
しかも良くハモる。
マリンバのソロも素晴らしい。
とにかく飽きず楽しい。
若いときにこんな演奏を聴かされたら
今とは違う人生だったかもと
思うほど、吹奏楽の魅力を感じました。

そして本日のメイン
交響曲第3番「プラネットアース」
第1楽章、広大な宇宙空間が
イメージされる曲。
ここで、我が合唱団の女声が
その声をあげます。
生命そのものではなく、
地球の産声か、
やがてその星に生まれるであろう
生命の兆しともとれる
声にならない声。
女声の声が出た瞬間
その世界に引き込まれました。
やがて、地球が形作られていきます。
全体を貫くフレーズも聞こえてきます。

続く第2楽章。
視点は宇宙空間から地球上へと
変化するのを感じました。
緑豊かな、命育む地球の風景。
見えるはずのない景色が
市音の演奏によって
紡がれていきます。
っていうくらい世界に浸っていました。

第3楽章。
どこからともなく
聞こえてくる
ウッドブロックの音に
人の存在をかすかに感じました。
ここで、女声合唱の存在が
かなり重要になってきます。
地球と共生している人類。
女声がギリシア語を歌っていることが
曲想と相まって思わず唸ってしまった。
女声合唱美しかったです。
吹奏楽との共演、少し心配していましたが
杞憂に終わりました。
フィナーレは圧巻でした。

市音の演奏と女声合唱
素晴らしかったです。
いやぁ、楽しかった。

至福の一夜でした。

2007年6月14日(木)
特に何かあったわけではないけれど

ここのところ
時間の経つのが
ゆっくりに感じる。

普通逆なんだろうけど
ここのところの実感としては
本当にゆっくりに感じる。

人生の尺を考えると、
たぶん
半分あたり過ぎたか、
もうすぐ過ぎるか
そんなところだろうと
最近、ちょっと思う。

もちろん、
病気や事故などで
突然人生の幕引きがあるかも知れず
それだと半分どころではないけれど。

これまでの道のりが
たいがいだったので
仮に半分あたりだとするなら
これ以後も、
ずいぶん濃いんだろうなぁ
と思ったりする。

思ったりするが、
今日は少し疲れ気味なのだ。

2007年6月15日(金)
あかん・・・。

手帳忘れるし・・・。

まぁ、スケジュールは
オンラインカレンダーで管理しているので
お客さん対応は問題ないけど
過去の問い合わせに関しては
少しピンチ。

いかんいかん。

2007年6月18日(月)
大阪散歩 梅田〜天王寺

一昨日土曜日、
天気も良かったので
散歩へと繰り出した。

特に目的地も決めず
梅田を出発。

とりあえず地下道を南へ。

まずは御堂筋。
淀屋橋近くまで来て
かつての練習会場でもあった
浪花教会へ。

目の前に高層マンションが建っていたのに
少し驚く。

高層ビルの谷間に、
いきなり古い建物が現れ
新旧がモザイク模様の様になっているのが
面白い。

少し南へ下った後、
特に理由もなく東へ。

やたらと薬関係の会社や
店の並ぶ所へ迷い込む。
道修町と言うところ。
古くから薬屋の集まるところらしい。
知らんかった。

高麗橋を過ぎ、更に東へ。
谷町筋に出る。

間もなく、いつもの練習場
ルーテル教会に着いた。
梅田から40分ちょい。
思っていたより近いなぁ。

そこから更に南へ。
直ぐの所に
井原西鶴終焉の地とあった。

阪神高速をくぐると
直ぐ左手に何とも惹かれる階段が。
進路変更。

細い路地を抜けると
少し広い、懐かしい雰囲気の
公園に出た。
子供が一杯、元気良く遊んでいる。
細い道路挟んで
直ぐ南は幼稚園のようだ。

細い路地をジグザグジグザグ
てくてく歩く。
古い雰囲気のある家々が続く。
緩やかな上り下りがあり
神楽坂を思わせる風景も。

再び谷町筋に出る。

空堀商店街を東へ抜け
上町筋に。
とうとう、上本町まで来てしまった。

ここはかつてマンスリーの楽器運搬で
頻繁に通った道。

でも、歩いて行くのは初めて。

歩くと随分見える景色も違うなと
思いつつ、更に上町筋を南下。

やがて天王寺のルーテル教会に到着。
何年か前はマンスリーコンサートで
使わせていただいていた教会。
今でも楽器合わせや、
オーディションで使わせてもらっている。

せっかくだからと
近くの四天王寺まで足を延ばす。

ここでようやく休憩。

さて、どうしようかと
四天王寺の西側から出ると
通天閣が見えた。

これは行くしかないだろう。
と、新世界へ。

初めての新世界。
途中、店の中から
喧嘩と思しき声が聞こえたりと
なにやら雰囲気が出てきた。

通天閣に上るのに30分待ち
降りるのにも5分待ちだった。

平日にもう一度来たいな。

難波へ向かうか
天王寺へ向かうかで迷ったけれど
ジャンジャン横町を抜け
天王寺へ向かった。

天王寺からは環状線で大阪へと帰った。
散歩終了。
19,568歩
11.74km
でした。

さて、次はどこへ行こうか?

2007年6月26日(火)
実験中・・・

最近、というか
かなり前から、
食事の量が気になっていた。

食事を買うときや
外食するとき
何か「量」が欲しいと思って
多めに買ったり
頼んだりするのだけれど
決まって、食べた後
こんなにいらんかった
と後悔することが多かった。

胃の方も
「それは、多いんとちゃう?」
と拒否反応というか
ストライキを起こして
実は、胸焼けなどが頻発していた。

そんなとき
森川くんの断食中継
という、ほぼ日の連載が始まった。
ダーリンも断食とは行かないまでも
腹七分で、かえって体調が良いなんて
言ってた。

そこで、実験を思い立つ。
「量」少な目でどこまでいけるのか?

と言うわけで、摂取カロリーを
一日1500以下を目安に
ここ2週間くらい続けている。

体調は悪くない。
量も実は必要でないのが分かった。
ズボンも少し楽になりつつある。

こういうことをするとき
食品のカロリー表示は便利だなぁ
と思う。

こういうことを全く考えていなかったとき
練習前に「ちょっと」っていうのでも
1000キロカロリー越えてる
食事をしていたわけで。

面白いので
この実験は
もう少し続けようと思う。

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