日々つれづれ
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2009年2月2日(月)
派遣と出会い

先日の喫茶店でのこと。

隣に座った男性二人組のこと。

どうやら派遣会社の社員と
採用面接に来た人の
組み合わせ。

席が近いので
聞き耳を立てるまでもなく
会話が全部入ってくる。

仕事の内容と注意事項の説明。

無断欠勤、遅刻は駄目
突然辞めるのも駄目
早退は基本駄目
病気の場合は必ず診断書が必要
など。

内容はそれほど突飛なものではなく
仕事するなら
当たり前のことばかり
だけれど
二人のやりとりに
違和感を感じた。

面接を受けている男性の方は
30歳前後か
言葉を選ばずに言うなら
定職に就いてきたようには
見えない。
それは二人のやりとりからも
伺えた。

違和感の正体を
正確に言うのは難しいが
おそらく社員の人の対応に
冷たさと、
相手を値踏みしているのを
感じたからかもしれない。

ただ、面接受けている方も
面接ならもう少し
こざっぱりした格好の方が
良いんじゃないかとも
思ってしまった。

どう見ても
今から遊びに行くような格好だ。

仕事見つかって続くと良いな
と思った。

もう一つは電車の中。
目の前の男女の会話。

知り合いか
カップルか
最初はよく分からなかった。

が、会話の最後の方で
どうやら出会い系サイトを通じて
知り合った二人のようだった。
それも知り合ったばかり。

身近に利用している人を知らないので
どこかバーチャルな感じしか
受けていなかったのだけれど
こうして目の前にすると
そういうシステムが機能していることを
否応なく実感することになった。

「派遣」も「出会い系」も
そのとっかかりを目の当たりにすることが
今までなかったので、
正直、良いとか悪いとかではなく
少し驚いた。

2009年2月4日(水)
私が歌う理由(わけ)・・そもそも

正直、合唱はあんまり好きではなかった。

中学は帰宅部で
高校では最初ラグビー部に
所属していた。

人数も多く、全国レベルで
活躍もしていた
(と後で知った)
合唱部から勧誘もあったが
好きでもないのに入るわけもなく。

が、結局
体の故障をきっかけに
(試合すら出ていない)
同期の部員と折り合いも悪くなり
体育会を前に退部した。

体育会では運動部の
行進があり、
それに出てしまうと
辞められないと思い
その前に辞めた。

その時考えていたのは
自分はこのまま辞め癖がついて
何をするにも続かない人間に
なってしまうんじゃないかという
先の見えない不安だった。

情熱をかける先をなくして
悶々としていた。

そんな中、
同じクラスの合唱部員に
声をかけられた。

最初は断ったように思うが
結局、練習を見学に行き
入部を決めた。

その時に自分に課したのだ。
何があっても
卒業まで合唱部を
辞めないことを。

何をしても続かない人間には
なりたくなかった。

だから、どんなことがあっても
続けようと。

それから
20年以上経った。
自分は、まだ、その途上に
いるのかもしれない。

2009年2月6日(金)
いろんな人がいること

テレビが
終わっていると言われて
久しい。

自分はテレビを見るのが
好きな方だけれど
この終わっているという感じは
ひしひしと感じる。

ドラマが好きでよく見ているけれど
最近のは、
良いものが少ない。

出てくる登場人物が
とってつけたように
美男美女ばかり
巷で普通と見られている
性格付けの人ばかり出てくる。

容姿が悪い様な人は
異常な人的な扱いか
悪役の扱いで
全体的に薄ぺっらくなってしまっている。

リアルな日常とは
かけ離れてしまっているのだ。

振り返って僕が子供の頃とか
学生の頃は
まだ、いろんな登場人物がいて
二枚目から三枚目
美人からそうでない人、それなりな人も
いっぱい登場していて
それぞれ違って
それぞれに人生を感じることが
出来た。

北の国から
ふぞろいの林檎たち
岸辺のアルバム
初期の金八シリーズ
寺内貫太郎シリーズ
熱中時代シリーズ
池中玄太80キロ
ケンちゃんシリーズ
あばれはっちゃくシリーズ
などなど

昨今放送しているドラマで
そういう感じのものは
NHKの一部のドラマか、もしくは
良い脚本家、倉本 聰さんとか山田太一さん
の民放ドラマくらいに
なってしまった。
倉本 聰さんに至ってはもうやらないと
言っている。

なんかそういう
いろんな人がいるのが
当たり前で
それぞれに人生があって
見ているこちら側も
そういう登場人物と
自分の人生がつながっているように
感じさせるものが
減ってしまった
なくなりかけているのが
すごく残念だ。

そういうものに
取り組まないと
テレビは本当に終わるような気がする。

2009年2月7日(土)
久々に・・・・・

走りました。

風邪引いたりしたので
何だかんだで半月ぶりですな。

軽めに。

2009_02_07.gif
平均時速:9.5m/h
距離:4.02km
消費カロリー:458Kcal
平均心拍数:175 最大:191
時間:25分29秒9

ちょっとゆっくり目。
体と対話しながら。

明日も長丁場。
頑張っていきましょう。

2009年2月9日(月)
オーディション終了

今回は短く感じました。
聴いてて楽しかったです。

と同時に
ずいぶん悩みました。

レベルの上がっている人が
多かったんです。

出た結果は
順当なものでしたが
ハードルは年々
高くなっているかもしれません。

いよいよ
始動ですな。

今年はどんな一年になるでしょう。
楽しみです。

2009年2月9日(月)
思いの外フラフラ

午前中来客があり
気がつかなかったが
用件が済んだ後
なんかクラクラめまいが。

昨日、一昨日の
疲れでしょうか?

アクセル踏んでも
前に進まない
夕方の
ソーラーカーだん吉
ような感じです。

そういえば今朝
起きづらかったような。

水曜にしこたま寝るとします。

2009年2月9日(月)
小春日和

去年の今頃
えらいことになっていましたが
今年は、春を感じるような
朝です。

最近、ちりとてちんを
iPodTouch用に変換し直して
通勤中に見ております。

チャプターで切れるように
変換し直したところ
本編だけだと容量も少なく
見やすくなりました。

全話、手のひらに収まっております。

ストーリーを知っているはずですが
やはり面白いです。(DVDだけで3回目)

落語のような面白さがあります。

週の前半笑わせて
後半でホロッとさせる。

破壊力抜群なので
通勤途中と言うことを
忘れてしまうと
えらいことになります。

見直すうち
思いの外
うちの近所でロケしている事が判明。

現場を見たかったですな。

何にしても楽しめそうです。

2009年2月12日(木)
月がぼんやりしていた

とりあえず走ってみた。

2009_02_12.gif
平均時速:9.2m/h
距離:4.00km
消費カロリー:428Kcal
平均心拍数:167 最大:186
時間:26分00秒8

膝の調子と相談しながら。
少し調子は上がってきた感じ。

月はぼんやりしていた。
黄砂でも飛んでるのかな。

寒くなく、むしろ春を感じさせる
夜の空気だった。

2009年2月15日(日)
懐かしい顔

昨日、大学の合唱団のOB・OGの
第1期総会とパーティーがあった。

団の初期の先輩方から(S31卒)
現役まで一同にそろった
初めての会だ。

どんな会合になるか
全く予想も付かず
比較的ニュートラルな気持ちで
会に臨んだ。

うちの親かそれ以上の人たちから
年下まで、
端から見たら何の会合?
という感じだろう。

総会の会場に入り座っていたら
いろんな人に声をかけて貰った。
後輩から先輩から。

貫禄着いたな〜(これが一番多い)
変わったなぁ〜(これも多い)
先輩から、幾つ上の先輩かと思った(後輩ですから!)
先生に似てきた(髪の色が?)

会場の外で
声をかけた某後輩の上道くんが
「なんで来てはるんですか!
OBの自覚あったんですねぇ(ニヤリ)」
軽くどついときました。

同期から(来ていたのは女声だけ)
変わらへんねぇ
髪白くなったから禿げないですむねぇ

その後2次会。
S60〜H8卒のグループで。
僕はH5卒なので年下の方です。

学校で直接活動したのは
H2卒の先輩までなので
知らないはずなのですが
ほとんど知っていて
現役の時にお話しした人ばかりでした。

面白いもので
忘れたと思っていた
その当時のことが
スイッチ入ったみたいに
想い出されました。

人数も減ったこともあり
一人ずつお互いの近況を
話しました。

ずっと歌をやっているというのは
特別なことなんだなと
改めて思いました。

同期の女性が
子供が中2になったと聞いて
軽く目まいがしました。
でも、そういう年かと
改めて思った。

想い出した中で
自分が今の形で
音楽活動を続ける
きっかけになったことがあった。
その先輩が、
公的機関の研究員になって
音楽活動を続けているのを見て
同じ道を探ったことを
想い出した。

その先輩は
やはり音楽活動を続けていた。
仕事をしながら。

2009年2月17日(火)
違和感なし(ちりとてちんネタ)

朝ドラのちりとてちん
放送後にスピンオフのドラマが作られて
放送されました。

内容はその後ではなく
ドラマ本編のある時期という設定でした。

主人公の喜代美と草々が結婚して
3ヶ月ほど経ったときに
夫婦げんかして、草々は小浜へとやってきます。

その同じ時、喜代美の両親も
夫婦げんかをしてしまいます。

その後仲直りするために小浜に来た喜代美と
草々は仲直りしますが、
両親はけんかしたまま。
(ここまで「第16週 人のふり見て我が塗り直せ」)

ちょうどその時
二人を心配した兄弟弟子
草原、小草若、四草が小浜を訪ねてきます。
(心配を口実に旅行がしたかっただけとなっていましたが
別に目的があったんですねぇ、詳しくはスピンオフドラマ本編)

草原の提案で
両親も仲直りさせるために
夫婦落語会を企画します。
けれど兄弟弟子たちは
夫婦落語会を見ずに大阪へと帰ります。
(「第17週 子はタフガイ」の途中で)

その大阪へ帰る道中のエピソードが

「ちりとてちん外伝 まいご3兄弟」

です。

そのドラマだけを見たとき
最初、違和感がありました。
なんか出演者のノリが
軽く感じたんです。

が今回、ちりとてちん本編を見る中で
中座して、このスピンオフドラマを
見てみました。

すごい、全く違和感なし。

本編を制作中に
密かに撮影したのか?
と思わせるほどに
違和感がありませんでした。

ドラマ後半へ向けて
兄弟弟子それぞれに
成長したため
そのギャップに
違和感を感じたと思われます。

師匠である草若の死
草原は後進への指導が評価され
大阪府(市?)から表彰
小草若は四代目草若を襲名など。
(ドラマの中でですが)

いやぁ、本当に希有なドラマだったんですねぇ。

2009年2月20日(金)
子供の貧困

子どもの貧困―日本の不公平を考える (岩波新書 新赤版 1157)

読んで、あぁ、やっぱりかと思った。

ここでは、子供を起点にして
施策を行っていくことを主張している。

今ある少子化の問題
ニート、ワーキングプア
格差、ホームレス
実は大人の抱える問題へと
波及しているんだと。

この本を読んで思ったのは
問題の上流にさかのぼって
元を正していく施策を
本当は取っていかなければならないんじゃ
ないんだろうかということだ。

場当たり的に末端の問題に対処するのではなく
その問題の本質をとらえるのだ。

その意味ではこの本は示唆に富んでいると思う。

社会全体で子供が
自分の足で立ち上がって
自立していくまでをサポートする。
そうすることで、力のある
社会の構成員を増やしていくのだ。

時間はかかるかもしれないが
貧困で未来を見失う人を増やすよりは
よほど良いのではないか。

核家族化して、子供を見ているのは
親だけになってしまった。

昔は、両親、祖父母、親戚などが
大勢で見守ることが出来たが
それは今、かなわない。

ならば制度として、
その役割を持たせ
果たしていく。

そんなこと、ちゃんと言う政治家は
いないんだろうなぁ。

2009年2月21日(土)
おかわり不可?

仕事帰りに、
福島駅近くのミスドに寄った。

本を買ったので
さくっと読んでみようと思って。

おかわりしたかったので
カフェオレにした。

が、結局できなかった。
最初は忙しいからかなぁと
思っていたが
目の前を通った店員に
声をかけても
全く相手にされなかった。
違う店員に声をかけても同じ。

その様子から
カフェオレはおかわりできなくなったんかな?
と思った。

ひょっとして
おかわり規制か?

家帰って調べてみたら
おかわりできるようだ。

なんやったんやろ?
ダスキン大丈夫か?
などと考えてしまった。

やっぱり
安かろう悪かろうやなぁ。
と少し残念になった。

2009年2月27日(金)
こけた

階段の昇りで。

ホームに電車が来るのを
駅の外から見て
ダッシュ。

エスカレーターが詰まっていたので
階段を駆け上がった。

電車に気を取られた一瞬
階段の最上段、
つま先だけ引っかかって
踏ん張れず。
こけた。

前後してドアがぷしゅ〜〜っ

・・・・・・・・・・!

とはならず、すかさず立ち上がり
車内に駆け込んだ。

息こそ上がらなかったが
こけたときについた
膝が少々痛みます。

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Akiary v.0.51