1997/8/22
<燃えました!夏合宿のコンテスト!>

(今回の担当:SOP倉橋史子)

毎日、暑い日が続きますが、皆さんお元気でしょうか? このコーナーの更新係は私、倉橋なのですが、夜にはめっぽう強いこの私も、この所の暑さとクーラーのせいかちょっとバテ気味で、夜の11時には眠り姫(どこが姫や?)と化しています。ちょっと遅い報告になってしまいました。

今回はシュッツ合唱団の名物行事、夏合宿の様子をお知らせします。
場所は、曽爾高原のリゾートホテル「清富」。ここ何年かはずっとお世話になっています。クラブの合宿か何かで使われた方もいらっしゃるかもしれませんね。
ここのお宿の何がいいかというと、まず料理(食事)が美味しい事!(ここのおじさんは大阪で料亭の親方をしていた方で、味にこだわる職人さんです。団員にも人気の気さくな方です)、それから練習場が二十四時間使える!(田んぼに面しているので誰からも叱られない!)あと最近できた露天風呂!これも皆のお気に入りです。 大人数で合宿される方にお薦めかなあ、と思いますよ!

さてさて、合宿ではまず、当間先生から事前に練習計画が発表されます。つまり何の楽譜を準備するか、なのですが、今回はまずシューベルトのミサ6番、柴田南雄の「自然について」(やはり何回演っても難曲です・・)「無限曠野」そして12月の演奏会にかかりそうな曲。あとはコンテストでの課題曲と自由曲です。(でも毎年よりは少ない様な気がします)
「自然について」は9月末に演奏会にかける事と、録音どりの事がある為、仕上がるまで練習しました。でも、三日ぐらいで仕上がる曲ではありません!やはり難曲です。 この曲は難曲にも関わらず結構団員が好きで、聴いて頂ければ解りますが、物理学のテキストに、いきなり「おちゃめ」な音が付いていたりするので、歌いながら笑える(?)(本番では笑えないけど)名曲です(柴田先生、ごめんなさい・・)。
一回目は1994年に演奏したのですが、その時、薬科大学の学生さん達が「くっくっく」と皆さんで笑いをこらえながら聴かれてたのを今になって理解できます。その時こちらは必死でしたからね。「何笑ってんの?」と思ってました。 この笑いを体験してみたい方は、どうぞ9月に聴きにいらして下さい。

さて、合宿のメインイベントの「アンサンブル・コンテスト」なのですが、まあ今回も盛り上がりました。練習場が一晩中使えるとあって、ほとんどの人達が夜中二時頃まで練習をしていました。あまりの熱心さに声もかけられないくらいでしたよ。
ワンパート一人ないし二人で、課題曲と自由曲を発表するのですが、ベースは4人しか参加しなかった為、あっちこっちで引っ張りだこで、大変でした。(何せ、合宿に来てから組み合わせを決めるので、マル一日初見大会になるわけです)
今回の出場グループは史上初の25グループ!途中、クラッピング・ミュージックあり、わけの解らない(首をひねる)現代曲あり、ペロタンの曲あり(なぜかこれも現代曲に聞こえた・・なんでかな)バッハの「フーガの技法」あり(各楽器の声部を歌にアレンジして)・・どのグループも工夫をこらしての出演です。
審査は声楽アンサンブルのメンバー(倉橋、山川、上田、五十嵐、若山、長井(そしてアドバイザーとして当間先生)ですが、なんと発表に漕ぎ着けるまで、5時間を要しました。(七時から始めて午前零時までかかちゃったんです!)その様子は巧くお伝え出来ませんが、終わった時はどの人もとても満足そうないい顔をしていたのが、 とても印象に残っています。コンテストをして本当に良かった!思いました。
1997年度の最優秀賞のグループ名だけはお知らせしときますね。
「帰ってきた(ら)インド人」・・。なんか変でしょ?こんなんばっかりなんですよ、ほんとに・・。でもさすが、最優秀だけあって、アンサンブルは群を抜いてピカいちでした。(この中で我がWEBMASTERの河村氏が大活躍していました)
このアンサンブル・コンテストで「これはいけるで!」と唸らせたグループは、合唱団主催のパーティなんかで演奏させてもらえるという、有り難い(?)特典付きです。

最後には、練習にきたのか、コンテストしに来たのか、解らなくなっちゃた 三泊四日でしたが、「大満足!」で名物合宿が無事終わった事をご報告しておきます。


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