2000/12/22
<「楽しかったクリスマスコンサート」>

(今回の担当:ALT.広瀬あゆみ)

クリスマスコンサートが無事終了いたしました。
お客さんも大入り満員で、合唱団のCDも飛ぶように売れていたとのこと。
本当にみなさん、ありがとうございました。

やはりクリスマスというのはみなさんにとっても、私達にとっても
特別なイベントのようです。
特にキリスト教徒でない私でも、「クリスマス」と聞くと顔が
にこ〜っと笑ってしまいます。
私が呼んだお客さんの中にも、
「クリスマスコンサートだから、洋服を新調しちゃった!」
という方がいらっしゃいました。
クリスマスコンサートに、なみなみならぬ期待を寄せられているのが
実によくわかります。

そんな期待を裏切らないように、合唱団全員、一生懸命歌わせて
いただきました。

前半はおなじみバッハの「クリスマス・オラトリオ」。
イエス生誕の物語です。
エヴァンゲリスト阿部さんの導きのもと、物語は進行していきます。
去年もこの曲は歌いましたが、何度歌っても本当にクリスマスに
ふさわしい、そして素晴らしい曲です。

後半はクリスマス・キャロル集です。
「ひさしく待ちにし」「きよしこの夜」・・・。
おなじみのナンバーが続きます。
中盤にはアウローラ・ムジカーレの演奏でちょっとポップな
ナンバーも入りました。
ドリカムの「Winter Song」です。この曲が歌われるなら
行きたい!という若いお客さんもいらっしゃったそうです。

バッハからドリカムまで。
なんて広いレパートリーでしょうか。ちょっと感心したりして。

余談:
私とかも、会社で「合唱やってる」と言うと、
「じゃあ、クラシックしか聞かないの?」
なんて言われてしまうことがありますが、そんなことはありません。
好きな曲はジャンルを問わず、なんでもかんでも聴きます。

さてさて、そして満場の拍手のもと、アンコールは
ヘンデルの「メサイヤ」から「ハレルヤ」。
アウローラ・ムジカーレによる「ホワイトクリスマス」。
そして恒例のバッハ「カンタータ147番」。
今回は、大入りのお客様への感謝の意味も込めて、合唱団員が
客席に降りていき、お客様を囲んでのアンコールとなりました。
私の近くのお客さんも驚きつつも、
「あ、ハレルヤだわ!あら、後ろから声が聞こえてくるわ!」
というような顔でニコニコと聴いてくださいました。
歌うほうはちょっと緊張しましたが、そんなお客様の顔を見て
歌うことが出来てとても楽しかったです。

あと、私はCD販売係の1人なんですが、コンサートが終わってすぐに
ダッシュで着替えてCD販売コーナーに向かいました。
すると、いつもの倍以上CDが売れているではないですか!
先日出来上がったばかりの「方舟/祈祷天頌」もじゃんじゃん
売れています。これは本当に嬉しかったです。
(まだまだ販売中!HP上でも販売しておりますので、ご注文
 よろしくお願いします。)
そこで印象に残ったのは、ドイツの方が買いに来られて、日本語で
一生懸命に感想を言ってくださったことです。
「あの曲、良かったです。えーと、曲の名前が・・・」
と悩みながら、
「タリラ、ラリラ、ラリララララ、ラリラ、ラララララララ」
と、カンタータ147番を口ずさんで下さいました。
そして、その曲が収録されている「ホーリーナイト」のCDは
完売でした。
CD販売係になってから、ロビーでコンサート直後のお客さんの
反応を見ることができて、なんか得した気分です。

本当に、コンサート直後のお客さんっていうのは、素敵な顔を
されてますよね。

ああ、なんかまた長くなってしまいました。
このままだと1MBくらい文章を書いてしまいそうなので、この辺で
止めておきましょう。

次のコンサートは、1月のアウローラ、3月の「木下牧子」個展です。
私の次の出番はしばらくありませんが・・・、2月には1大イベントの
オーディションがあるのでした!気が抜けませんね、来年も。


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