2003/5/15
<神戸公演を終えて>

(今回の担当:Sop. 小野容子)

3回目の神戸公演が無事終わりました。雨の中、ご来場下さり誠にありがとうございました。
また、遠く東は名古屋、西は広島からもお越し頂き、心より感謝致しております。

やわらかく豊かな響きに恵まれたホールの中に合唱そして弦楽合奏のハーモニーがいっぱいに満たされました。

 「どちりなきりしたん」の曲中、合唱に重なるベルの響き(礼拝の時に使うベル)に胸が熱くなり、 “Dixit Dominus”では、密度の濃いアンサンブルとノリノリのリズムにうきうきしたりと、2時間の間にいろいろな曲でいろいろな体験ができて舞台袖でもう私も大興奮でした。

年に一度の神戸での公演。これからもこの機会に地元の方々をはじめ、本当にたくさんの方々にお聴き頂きたいと思っております。来年もどうぞご期待下さい。

そして6月には毎年好評頂いております「現代音楽シリーズ」がやって参ります。
14回目の今回は神戸公演に引き続き千原英喜作曲(新作2作です)、無伴奏合唱曲「猿楽談義<翁>」と弦楽合奏曲「天地紋様」を。(2曲とも委嘱作品です)そして西村朗作曲「青猫の5つの詩」(女声合唱とクラリネット、ヴァイオリン、チェロとピアノによる演奏!)、グレツキ「聖アダルベルトカンタータ」(合唱とピアノ2台そして8種類の打楽器による演奏です!!)と、邦人現代曲と東欧の現代作品をお聴き頂きます。

詳しいレポートはまた改めてご案内させて頂く事と思いますが、どの曲も色彩豊かで刺激的です!!
今年もどうぞ私たちと一緒にご体験下さい。ご来場をお待ち致しております。


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