南海本線「和歌山市駅」から約8分。
豊臣秀吉によって1585年に築城、弟の秀長に与えた。
その後、関ヶ原の戦いで功労のあった浅野幸長が入城し、そして改築。さらに紀州徳川家となって徳川頼宣(よりのぶ)のものとなってから大々的に拡張。
天守閣は復元されたもののようですが、岡口門(おかぐちもん)や石垣は(青石と呼ばれる緑泥片石[りょくでいへいがん]を用いている)当時のまま残されているのだそうです。
世界に「城」は多々あるものの、その中にあって日本の城は独特の「美」をもっているようです。
<様式>や<建築法>に強い関心を以前から持っていました。
「日本の美」を知る上にも大切な分野の一つなんです。
機会あるごとに、各地の「城」を訪れたいと思っています。
大地にどっっかと根をはって、威容を誇る「城」。
権威の象徴として今もその勇姿を残しています。
西洋における要塞としての「城」とはまた違った歴史の「歩み」「意味」があるのではないか?それも探りたいですね。
第1 Scene('00/4/30)「和歌山城」終わり