2月28日 秀吉その後


もう随分前の話だが、大阪府知事選、‘羽柴誠三秀吉’さんは約25000票を獲得したが、知事にはなれなかった。
しかし東京都知事選の約2400票から比べたら、大した躍進だ。比べること自体ナンセンスかもしれないが。

その‘羽柴誠三秀吉’さんの特集をテレビのブロード・キャスターでやっていた。痒いところに手が届くってかんじの特集だなぁ。

それによると、三上誠三さん、旅館経営だけでなく、様々な業種に手を染める大会社の社長さんらしい。しかも一度倒産したのを、バブル景気をみこして立ち直ったらしい。けっこうスゴイ。

選挙にでるのは都知事選が初めてではなく、町長選挙とかにも出たらしい。選挙違反で捕まったそうだが。

自宅には外車が並び、そばを食べに行くのにフェラーリを使うそうだ。選挙カーもちゃっかりそのまま使用しているとか。
朝ご飯に金箔をのせ、持ち歩くのは現金100万円、まさに殿様生活だ。

若い頃、近くの寺の住職に「お前は武将の生まれ変わりだ」と言われたのを、拡大解釈して「秀吉の生まれ変わり」と思ったらしい。なんだかなぁ。

地元では知らぬ人がいないくらいの有名人で、お金持ちの三上誠三さん、「趣味は仕事」と言い切り、毎朝会社前の雪かきから一日が始まる。

本人は府知事選、完全に勝利するつもりだったそうだ。
「投票率が悪かったからなぁ、55%超えれば、20万票は固かった」と語る。どういう計算をしたらそうなるのかわからんが、すごい自信だ。
息子さんの三上大和くん曰く、「次は衆議院選挙でしょ、ヤバイなぁ‥‥。頼むからやめて欲しい。」だそうだ。

‘羽柴誠三秀吉’さんの天下取りへの道は続く。三上さんにとっての‘天下’とは何か、という話もあったが、すっかり忘れてしまった。

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