5月28日 間違い電話


私の部屋には、よく間違い電話がかかってくる。
理由はカンタン、結構わかりやすくて良い番号だからだ。
様々な種類の間違い電話があるので、過去に色々なところで使われていた番号なのだろう。
ただ、私は留守なことがほとんどなので、留守電に間違い電話がよく録音されている。これは結構イヤなものだ。その例をちょっと紹介しよう。

「モシモシ、○○さん(もちろん知らない名前)ですか?‥‥また電話します。」

これは別にいい。普通に誰かの家にかけて、間違えたのだから。しかもかけ直すと言ってるのだから、その時間違わなければ、全然オッケーである。
このタイプの間違いは、割と重ならない。

「モシモシ、△△銀行さんですか?振り込みの件でお電話しましたが‥‥電話下さい。」とか「××商事さんですか?例の件でお電話差し上げました。折り返しお電話下さい。」

これ、なかなか怖い。しかも似たようなのが割と頻繁にかかってきている。
銀行や会社である。電話しろ、と言ってるが、当然その折り返しの電話はかけられることはない、間違えているのだから。
おまけに、‥‥の件で、なんて言われると、なにか私の留守電が、商談一つ潰してるんじゃないだろうか、という気分になってしまう。例の件って、一体どんな用件だったんだろう。
これが元で、会社一つ潰れて、路頭に迷う人がたくさん出てたら、どうしよう、なんて思ってしまう。別に、私にゃ責任はないのだが。

今日も家に帰ると、そんな間違い留守電が入っていたのだが、今日のは今までにないニューパターンだった。私の思考と共に紹介しよう。

「モシモシ、☆☆ちゃん?」‥‥ほう、初めて聞く名前だな、新手の間違い電話か。
「久しぶりやね、元気やった?」‥‥なかなか微笑ましい内容のようだな、うむ。
「お母さんも元気?よろしゅう言っとってな」‥‥よろしゅうって‥‥無事にかけ直してくれぃ‥‥。
「ブツブツブツブツ(聞き取れない)‥‥‥」‥‥何言ってるんだろう?留守電に入れるにしては長いぞ?
「じゃぁ、次の選挙、公○党、よろしくお願いします、ガチャッ、プーップーップーッ」‥‥はぁ?

‥‥‥まいった‥‥

追記:上の記事を書いた次の日、また間違い電話があった。しかもかなり高尚(?)な間違い電話だ。

「モシモシ、モシモーシ、ウラノくーん(誰だそれ?)、今韓国に居るんやけど、また電話します〜ガチャッ、プーップーッ‥‥」

おおっ!、国際間違い留守番電話!!
‥‥‥だからどうした。

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