明けましておめでたい、かどうかはともかく、本年もよろしくお願いします。
今年も行ってまいりました、合唱団のみんなと白馬さのさかへ、スキーに。今年はここ数年でまれにみる雪の多さで、雪の質も上々。とても楽しく滑らしていただきました。しかしそのスキーからの帰り、事件は起こったのです(大げさ‥‥)。恒例の年末年始スキー、行き帰りには私はいつも青春18切符を利用しております。今回の帰りもそうでしたが、まずちょっと違ったのは、午前中滑ってから帰ろう、という試みをしてみたことでした。
もちろん18切符旅行に必要な移動計画はしっかり組み、きちんと帰れるようにはなっていたのです。しかしいつもより遅く、したことのないパターンでした。まず雪でJR大糸線が遅れました。雪の影響でしょうか?
移動計画によれば松本での乗り換え時間が4分しかありません。同じく18切符で帰るYさん、Eさん、Oさん、私は気が気ではありません。松本まで一緒のSさんも心配してくれています。18切符は一度計画が崩れると大変です。連絡とかの関係でタイムロスがタイムロスを呼び、どんどん到着時刻が遅くなってしまうのです。
ここでももし乗り換えに失敗すれば、松本で1時間ロスし、最終的には3時間ほど到着が遅れることになるのでした。大糸線車内アナウンスが入ります。
「本線は只今6分遅れで運行しております。」もぅダメだぁ〜。
私たちは諦めました。しょうがないので松本でゆっくりゴハンを食べよう、てなことになったその時再び車内アナウンス、
「14時13分の中津川行き普通をご利用のお客様、発車時刻は過ぎておりますが発車を待っています、5番線にお急ぎ下さい。」
おぉ、JRもいいことするじゃん!
再びその電車に乗り込む事を決めました。
しかし大糸線は6番線に着きます。中津川行きは隣のホームとは言え、陸橋を渡らねばなりません。ここに悲劇が生まれます(だから大げさやっちゅうねん)。時は冬、正月。大糸線はスキー客、帰省客、一般客などで満員状態。電車内は混み混み。降りたホームも混み混みになることが予想されました。
大糸線、松本駅に着きました。窓から見えるは5番線中津川行き。「おぉ、待っとる待っとる」などと思います。
扉が開き、急いで5番線に向かおうとしますが、予想されたとおりホームは混み混み、早く進めません。とそこで、5番線の電車に異変が!ピーッ、プッシュー、ゴトン、ゴトン‥‥‥
え‥‥?
なんで発車するの‥‥?待ってたんちゃうの?
もしかして待ってみただけ?そうなのです。中津川行き普通は早々と行ってしまいました。
あのタイミングで大糸線から乗り換えることが出来た人は、はたしていたのでしょうか?いたとしたら先頭車両から混雑に巻き込まれず、全速力で陸橋を渡った人だけでしょう。JRは列車だけを待ち、お客を待ってはくれなかったのです。
おいおいおいおい‥‥‥。勘弁してよ‥‥。
そんな中途半端な待ち方すんなよ、
待つんなら、もっとちゃんと待てっつーの!仕方がないので、私たちは遅くなるコースで帰りました。帰路、何かある毎に「松本(でのこと)が悪い!」と根に持ち続けたのは言うまでもありません。
あ、腹を立てているのは、遅れたことにじゃなくて、待つというアナウンスを入れているにも関わらず、客をちゃんと待たなかったことに対してですので。
雪で遅れるのはしゃあないし、できるだけ遅れずに運行せなあかんのもわかる。イヤだけど納得は出来る。しかし、あんなアナウンスしといて、さっさと発車してまうか?ありゃあかんで、ホンマ。怒りで関西弁がキツくなってます。最後に一首。
まつもとと 言う駅名を 付けたなら しっかり待とう 客が来るまで
さらに一句。
まつもとや 雪が降っても 待たんもと
お粗末様でした。