またまた長きに渡って更新を休んでしまった。約2ヶ月半ぶり。いったいどこが「‘日々’のほほん」なんだろうか?
こんな状態なのに何度も訪れて下さる方がいる。ありがたいことだ。ありがとう。
最近は「キリシタン千夜一夜」にも訪れる方が増えているようだ。なんと、かくれキリシタンの末裔という方からもメールが来てしまった。かなりビックリした。こっちの方も真面目に更新しにゃならんなぁ、と思う。さて本題。今年の夏は2本も映画を映画館で見てしまった。映画館で映画を見るなど約10年ぶり。「機動戦士ガンダムF91」以来だ(と思う)。
「今年の夏は話題作が目白押し」だったそうだが、これって毎年そう言ってないか?それどころか季節毎にも言ってる気がする。別にいいけど。で、その話題作とやらを2本見てきた。「A.I.」と「千と千尋の神隠し」である。
両方とも結構面白かったと思う。なにぶんまだ上映中の作品なので詳しいことは書けないが、少しばかし私の感想を書いてみたい。まずは「A.I.」から。
結構泣かされた。泣けるシーンがいっぱい。感動的なお話である。
ただ、「泣かそう」と思って作られてるのが感じられてしまったのが残念。「こうすれば見ている人達は泣くであろう」って感じ。ま、泣いてしまってるんだから、私はそれに負けているんだけど。
しかしそれ以外は満足した。展開がちょっと早いのは気になるものの、わけのわからんストーリーではないし、最新技術を使った映像は楽しい。ただ全体に暗めの色調なので、印象には残りづらいかも知れない。
テディベアロボットがいい味を出している。そして「千と千尋の神隠し」の方である。
コイツは良かった!上質のエンターテインメントである。見ている者を飽きさせない。淡々としたストーリーをすごく上手に見せていると思う。
ラピュタでの飛行シーンのようにワクワクするところ、トトロの雨粒を傘に当てるシーンのようにニヤッとするところ、猫バスの行き先がめいに変わる嬉しさ、のようなシーンが沢山出てくる。宮崎駿ワールドばんざい!って感じである。
映像がなんかすごく綺麗だった。月並みな表現だが、見ていて心が洗われるようであった。
なんしか良かったのである。見た後、すごくさわやかな気分になる。とってもおすすめできる映画です。‥‥‥う〜む、やっぱり映画の内容を書かずに感想を書くのは、私ではムリがあるか‥‥。2つの映画の事が少しでも伝わっただろうか?
しかし、映画館で映画を見るというのは久しぶりだったが、なかなかいいものである。
最近はレンタルやBSですぐ最近の映画は見れてしまうし、1、2年もすれば地上波放送でもやってしまう。わざわざ映画館まで出かけなくてもちょっと待てば映画は見れてしまうのだ。
でも映画館で味わう、あの大画面、大音量、そして雰囲気。出かける価値ってあると思うのだ。
レンタルなんかだと「ながら」になってしまって映画に集中してないことも多い。自分の生活空間で見るから、どうにも盛り上がらない。映画館という空間は映画のための空間。自分も盛り上がって見れるし、内容もよりわかると思うのだ。映画の良さ、映画館の良さを再認識した、この夏でした。
また面白そうな映画があれば出かけようと思う。