阪神が開幕から好調である。
生まれた時から阪神ファンである私としても、非常に喜ばしい限りである。
でも4月あたりが好調なんてよくあることで、まだまだ手放しで喜んではいない。
しかし阪神ファンらしく、騒げるときに騒いでおくとしよう。阪神好調となると予想通り現れた便乗商売の数々。
尼崎信用金庫では「阪神貯金」。尼崎商店街では「阪神優勝セールまでマジック12×」。飲み屋では「阪神が勝った日は値引きorタダ」。阪神ファンが経営する店には「1001(仙一)円」ものが普通に売られている。さすが関西だ。
今日もそれらしきものを2つばかり目撃したので紹介しよう。1)あるパソコン店。黒山の人だかり。何かの安売りセールかと思ってのぞき込むと、店頭に並んだモニターには今日の阪神戦中継が!
最近のパソコンはテレビチューナーもよく付いてるから、わからんでもないけど、やっぱ客寄せのためなんだろうなぁ、阪神戦を映してるのは。
しかし人は寄ってきても、誰も店でパソコン用品買うとは思えない。
案の定、阪神のチャンスが終わると、蜘蛛の子を散らすが如く人がいなくなった。2)某レコード店の宣伝チラシ。
「阪神が勝った日は景気のいいロックを買いに行こう」
「阪神が負けた日は悲しみのバラードを買いに行こう」なにそれ。
さらには、
「開店時間を10時まで延長!阪神戦の後でも買いに来れます」
ときたもんだ。
普通、野球見た後にCDとか買いに行かねぇだろ‥‥。一体どこまで行くのか、阪神タイガース。
一体どこまでイクのか、阪神便乗商売。
阪神が快進撃すればするほど、便乗商売も怪進撃してくれるであろう。
期待している。両方とも。