9月16日 チラシまき


今日はシュッツ合唱団の演奏会の宣伝のチラシまきに行ってきた。
演奏会のあるホールに行って前で待ちかまえ、終わって出てきた人たちに自分たちの演奏会のチラシを配るのである。

このチラシまき、やってると実に面白い。色々な人がいるのである。
配る方も、配られる方もである。

まず配られる方だが、受け取る人と受け取らない人に分けられる。
受け取る人も、にこやかに受け取る人、興味を示して質問してくる人、何となくもらってしまう人、全部受け取らないと気が済まない人、断りづらいのか荷物が多いのに受け取ってしまい困ってる人、など様々である。
しかし渡す側としては、受け取ってくれればあまり問題は無い。
受け取ったあと近くのゴミ箱にチラシを捨てる、というのを除けばだが。

受け取らない人も色々なタイプがいる。
全速力で通過する人(時間がないのかな?)、無視する人、軽く手をあげて断る人、この辺はいい。受け取ったが興味ないので突っ返す人、むかっとはするが返してくれるのでいい。
不思議なのは「もう、もらいました」という人だ。こちらは渡してないのにである。
こう言う人にも何種類かいるようである。
まず断るためにもらったことにしておく人。どうせだったらキッパリ断ってくれ!と思ってしまう。まぁ断りづらいからそうしてしまうのであろうが。
次にパンフレットに挟んであったチラシや他の団体が配ってるチラシとうちのチラシが同じだと思っている人。しょうがない。
そしてホントにもうもらっている場合。以前のチラシまきやCD屋などに置いてあるチラシを取った人である。しょうがない。

コンサートが終わって外に出ると、色んな団体の人たちがチラシを渡そうと待っているのだから、渡される方もたまったものではない。少なくとも私はイヤだ。

私は渡す方の苦労を知っているので、受け取る側になったときはできるだけ受け取るようにしている。受け取らないときはキッパリと無視!これが一番だと思う。


さてチラシを配る方の話だ。
色々な団体がチラシをまきに来る。
必ずいるのは、お揃いのスーツにお揃いのスポーツバックの若い男性3,4人のグループと若い女性2,3人のグループである。
おそらくバイトなのだろう。パッと来てパッと帰るし、チラシが余ったらゴミ箱に捨てて帰ることもある。配り方とか手なれたものである。

演奏会シーズンともなると色々な団体が現れる。学生合唱団や学生オーケストラ、一般の合唱団も多い。これが面白い。
やけに多人数で来て暇な人がいたり、チラシまきの仁義(暗黙の了解みたいなものだ!)がわからなくて右往左往メチャクチャ配る人がいたりする。たまにしかしないのでわからないのだろうが、お互いに、そしてお客さんの迷惑にならないように配って欲しいとは思う。一番迷惑にならないのは配らないことだが(^^;)

自分たちの合唱団の中にも配る時、色んな人がいる。
立ち止まって目の前を通る人にだけ配る人と、動き回ってとにかく渡せるだけ渡そうとする人。黙々とティッシュのように配る人と大声を出しつつ配る人。様々である。

ここで私の考える「正しい?チラシまきの方法」を書いてみよう。

・服装はちゃんとした方がいいかも知れないが、さほど気にしなくても良い。怒濤の人の波の中では(受け取る方も)気にならないようだ。

・渡すときは相手の顔を見て、笑顔で渡す。美男美女の方が良いと言う噂もあるが、気にしない(気にしてて配れるかっつ〜の)。やはり目が合うと引き下がれず受け取ってしまうようだ。

・チラシは手元に持っていき、道はふさがない。お客さんに嫌われては元も子もないからだ。

・受け取ってもらえない時は、嫌な顔はせず(当たり前だ!)すぐ次のターゲットに行こう。しつこいと嫌われるし、たくさん配れないからだ。

・多人数で配るときはフォーメーションを組もう。前にじっとして配るタイプの人、後ろに動き回るタイプの人を置く。こうすれば取りこぼしが少なくなるだろう。

・渡すときは声を出す!印象が違うし、渡せてない人の耳にも残るからだ。自分たちのカラーを存分に出さねば。

・地の利は利用しよう(変な日本語)。お客さんの通るコースをうまく限定すればよりたくさん配れるぞ!

・複数のチラシを配る時は、配る時のコンサートの種類で上に来るチラシを変えよう。基本的にはメジャーな曲を一番上にするのだ。お客さんの反応が大分違ってくるぞ。

段々ノリが妙になってきたので、終わりにしよう。

何が言いたいかというと、チラシまきは楽しいよ、って事だ!

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