現在(99.9.17時点)シュッツ合唱団では、9/23の邦人合唱曲シリーズと10/10のブラームス・ドイツレクイエムの練習を並行してやっている。
今回はブラームスのお話。
やっぱりドイツレクイエムは大変な曲だった。声はたくさんいるし、アクロバットな部分もいっぱい。
でも聞いていたときは「ダラダラと長い曲やな」としか思ってなかったのが、歌ってみると長い中の変化が楽しくてしょうがなくなった。何となく長いのではなく、それなりに長いのだ。
この曲で一番好きなのは、二曲目の Aber des Herrn Wort....の部分!前の所からの変化がたまらない。「草は枯れ花は散る。しかし主の言葉は永遠に残る」う〜ん、カッコイイ。なんてすばらしい「Aber=しかし」なんだ。
この部分はハイドン「天地創造」の最初のフォルテのLicht!と同じくらい好きだ(知らん人は何いってるかわからんですな。すんません)。
三曲目のフーガも好き。テノールカッコ良すぎ。
しかしテノール殺しでもあるこの曲。テノールだけ聞いてると、休みが最高でも四分休符二拍しかない。音の高低はハイスピードで大変化。スーパーアクロバット。いちいちパターンの違う難しい音。
私ベースで良かった、と思う今日この頃である。
作曲者のブラームスに殺人罪が適用されてもおかしくないくらいだ。(もう死んではる、つーの)
同時にやる、Warum ist das Licht gegeben.... と Fest-und gedenkspruche
もすばらしい。
最初の「Warum!」の響きだけで、もうたまらんって感じだ。
Fest-und....の方はダブルコーラスなのだが、前にやった時とパートが変わってしまった。第二コーラスから第一コーラスに移動したのだが、比較的第一コーラスの方が音が高いのだ(ベースの話)。
人より高い音を歌うのは大の苦手で、和音が全然つかめない。
でも最後のアーメンがカッコイイからオールオッケーなのだ(笑)
是非10/10聞きに来て下さいね!待ってま〜す。
どうでもいいけど今やってるブラームスの譜面は、どれも対訳を書くスペースが無くて困るぞ・・・。
99.9.17