マンスリー・コンサート【音楽市場】
午後7時開演
会 場:日本福音ルーテル大阪教会
J.S.バッハ/
ブランデンブルク協奏曲 第3番 ト長調 BWV 1048
J.S.バッハ/
無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ
第2番 ニ短調 BWV 1004 より「シャコンヌ」
ヴァイオリン…木村直子
F.J.ハイドン/
ディヴェルティメント第16番 ハ長調
ヴァイオリン…森田玲子、中前晴美
チェロ…柳瀬史佳
H.シュッツ/
「宗教的合唱曲集」より
第18曲 Die Himmel erzaehlen die Ehre Gottes SWV 386
(天は神の栄光を物語り)
J.ラター/
Open thou mine eyes
God be in my head
A Choral Amen
当間のわかりやすく楽しい講義を聴きながら、音楽の根源に迫る「ソルフェージュ講座」です。
音楽をより深く楽しむ上での基礎を、さまざまな視点から多角的に解説。また入手困難な秘蔵の名曲を使って、実際に声を出して歌いながらの実践など!
音楽経験のあまりない方、またベテランの方、どなたでもご参加いただけますので、多数のご参加をお待ちしています。
★日 時:3月23日(月)午後7時半~午後9時頃まで
★会 場:日本福音ルーテル大阪教会
(大阪市営地下鉄「谷町四丁目」駅1B出口 徒歩1分)
★受講料:800円
★テキストは「合唱の育成・合唱の響き」(カルドシュ・パール著)使用。(全音楽譜出版社・3360円)
ご希望の方は各書店・楽譜店などで各自ご用意下さい(購入必須ではありません)。当日はレジュメが配布されます。
★筆記用具や五線譜ノート、録音機器などをご用意されると便利です。
前回までの資料をご希望の方は、受付にてお申し出下さい。
お申し込みは office@collegium.or.jpまで。
(当日参加も可能です。)
マンスリー・コンサート【音楽市場】
午後7時開演
会 場:日本福音ルーテル大阪教会
G. F. ヘンデル/合奏協奏曲 へ長調 Op.6-2
ヴァイオリン独奏…中前晴美、西村綾香
F. J. ハイドン/ロンドントリオ 1番 ハ長調
フルート…山本恭平 オーボエ…福田 淳
ファゴット…渡辺悦朗
F. J. ハイドン/
弦楽四重奏曲 Op. 74-3 ト短調 「騎士」
ヴァイオリン…森田玲子、南出康子
ヴィオラ…片山晶子 チェロ…柳瀬史佳
B. バルトーク/44の二重奏曲より
ヴィオラ…岩井英樹、白木原有子
H. シュッツ/十字架上の七つの言葉 SWV 478
ほか
CD「ヴォーカル・アンサンブル アウローラ・ムジカーレ ベストセレクション」は御好評につき完売いたしました。どうもありがとうございました!
大阪府立大学EWA CHORによる委嘱作品。本年1月、同合唱団によって初演されたばかりの曲ですが、実は昨年夏の北海道公演にてシュッツ室内合唱団が初演した「月天子」(組曲名ともなっている)がそのまま第5曲目に加わり、今年完成された組曲となりました。
全編を通じて宇宙、星へのあこがれを賢治独特の語感で語りますが、それらは全て、月を「天子」に例えて呼ぶような、一つの信仰告白へと昇華するのです。
終曲に向かっての気持ちの高揚と鎮静、熱情と孤高の冷感、最後に訪れるのはやはり千原作品の真髄“エクスタシー”の世界と言えるのではないでしょうか。
I 薤露青
「春と修羅」第二集に収められている詩。賢治は一度エンピツで書いたこの詩をなぜか消しゴムで消してしまったのですが、後の研究者がそれを判読してよみがえったのだそうです。薤露青は一般には「かいろせい」と読みますが千原氏はあえて曲の中で「かいろブルー」と読ませています。薤露とはラッキョウの葉にたまった露のことですが、それは人命のはかなさのたとえに使われる語と言われており、そこに哀しみをたたえる「青」の文字を附した「薤露青」は賢治の造語です。夜のとばりの中、銀河の海に浮かぶさまざまな星座への憧憬またオマージュを、銀河の大海原で寄せてはかえす波の息遣いが、やがて遠くへ運び去るかのようです。
II 有明
同じく「春と修羅」第二集より。
1曲目から一転して、明け方の情景を軽やかな曲想で語ります。
高原への夜歩きをしながら創作された詩とされており、最後にはやぶうぐいすの鳴き声がどこからか聞こえ、さわやかな山の朝が訪れます。
III 敗れし少年の歌へる
文語詩未定稿より。
『ひかりわななくあけぞらに
清麗サフィアのさまなして…』
と始まるこの詩から、千原氏は実は2つのインスピレーションを得られました。
先のEWA CHOR初演時には「旧制高等学校の寮歌のごとく(蛮勇悲壮の趣きをもって)」とある通り、堂々たるバンカラの曲であったのが、今回我々の演奏にあたっては第2番として「豪奢でありつつも、やや起床喇叭の趣きで」という朗々たる曲が付されています。どちらも歌い込めば歌い込むほどいい味が出て来ており、今回どちらを演奏しますかは、当日のお楽しみでしょうか(^^)
IV 東の雲ははやくも蜜のいろに燃え
第2曲目「有明」同様、高原での夜歩きの際に創作された詩とされています。
ピアノが前奏を奏でるとこれまた世界は一転、軽やかな日常の視点に戻り、ポップなリズムと若々しさの中に深い情感のこもったメロディは千原作品のもう一つの骨頂とも言えるでしょう。
情景を織りなしながら月へのあこがれを語り、何度もリフレインするうちに熱情はある一点に到達、第5曲目「月天子」の世界に昇華するのです。
V 月天子
補遺詩篇 II(雨ニモマケズ手帳)より。
ピアノが静かにゆったりした足取りを進める中、シンプルで繊細なメロディを奏でる人の声。たくさんの音は必要ではない、精神の充実した世界を表すかのようです。
以上、しかしこの曲の持つ味わい深さは、とても言葉では表しきれるものではありません。どうぞ東京公演にて演奏をお聴きいただければと思います!
3月15日、第一生命ホールにて皆様のお越しを心よりお待ちしております。
2009年6月27日(土) 18:00開演
会場:いずみホール
◇大阪市助成公演
◇大阪文化祭参加公演
J. S. バッハ/フーガの技法 BWV 1080 より
J. S. バッハ/モテット「主に向かって新しい歌を歌え」 BWV 225
L. van ベートーヴェン/合唱幻想曲 ハ短調 Op. 80
F. シューベルト/交響曲第7番 ロ短調「未完成」 D 759
当日券ございます!