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Date:  Fri, 30 Nov 2001 00:28:49 +0900
From:  OCM-Mag-admin@collegium.or.jp
Subject:  [OCM-Mag:00016] □■コレ・マガ■□ −第14号−
To:  <OCM-Mag@collegium.or.jp>
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□■コレ・マガ■□

【大阪コレギウム・ムジクム メールマガジン】

                         (NO.014 2001.11.30 発行)
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※このメールマガジンでは、大阪コレギウム・ムジクムの活動状況、演奏会、
 CD発売などの最新情報をお伝えいたします。

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東京公演も熱烈な拍手の中、無事終了いたしました。ご来場のみなさまありが
とうございます。これから頭をバッハに切り替えて「ロ短調」と「クリスマス
コンサート」の練習に突入です!気づけばもうすぐ12月。早いものですね。
さて今週の□■コレ・マガ■□をお届けいたします。
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┏♪今週の目次♪━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓

  1.一意直到 〜当間です〜
  2.今週のトピックス −東京公演アンケートより−
  3.演奏会情報 −福岡公演速報− 
  4.チケット割引情報 −ロ短調&クリスマス−
  5.今週のおすすめCD −From German Churches−
  6.ホームページ更新情報 

┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━♪今週の目次♪┛

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◆◇◆◇ 一意直到 〜当間です〜 ◆◇◆◇

「東京定期演奏会」も終わり、今度はバッハの「ロ短調ミサ」「クリスマス・
コンサート」へと練習は移っています。12月は益々忙しくなっているOCM
ではあります。

今日は演奏会と批評についての関係を少し書いてみますね。そのいきさつは、
東京公演のレセプションに来られたゲストの方のお話にはじまります。
「既に現在の演奏会の多さは飽和状態であり、なんとシーズンには一日に20
の演奏会が重なりますよ」
これは東京での話なのですが、大阪でもこれ程ではないにしても同じような事
情にあると察します。これでは評論家や音楽関係者などは何を聴きに行くか、
もう難題になるのも解ります。

批評に関しても話されて、「演奏会の後の報告であるような批評は既に時代遅
れです。」
批評が時代に追いついていけてないのですね。
批評については色々言ってきた私ですが、これらのお話を聞きながら、改めて
「批評とは?」を問い直してみたい気持ちに駆られました。
そのスピード性と内容においてもっと改善されなければならないのですね。

批評といえば、私たちの「ベートーヴェン」の批評がある月刊音楽雑誌に掲載
されました。
その公演は「シンフォニア・コレギウム大阪」の定期公演であり、演奏時間も
長く、曲目も交響曲の演奏だったにも関わらず、言及しているのは「合唱」
(演奏時間10分程)のことがほとんど。そしてその内容が全て否定的な文章で
綴られています。

内容の意味をよく理解して今後の演奏に生かしたいとホントにそう思うのです
が、事実関係の説明や曲の内容の記述が不足していて、頭から否定したいと思
う気持ちから書いたのではないかと思われる文章なんですね。

しかしよく読んでみるとこれはお褒めの文章にも成るのではないかと思いまし
た。
「実に訓練のよく行き届いた合唱を聴かせた」「開放的な明るい声」「強弱の
幅広さ」「歌詞の明瞭さ」「元気一杯さ」「健康優良児的な表現」「明朗快活」
「いくらか個性的と言える表現」という言葉が使われています。(全てこれら
の言葉の後ろが否定的な文章となっていますが)
これはもう私の意図であるそれらを汲み取ってお聴き頂けたということです。
これらの言葉は演奏会活動を始めた当初から私たちの特徴として評価していた
だいた表現ばかりなのです。(さすがに「健康優良児」という表現はありませ
んでしたが)
今後もより深い表現を目指す、ということは私の、そしてSCO、合唱団にと
っての課題です。更なる精進を続けるのが良いですね、という優しい評として
読ませていただきました。


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◆◇◆◇ 今週のトピックス ◆◇◆◇

11月23日の東京公演にご来聴いただいたお客様から、ご感想をいただいており
ますので、その一部をご紹介いたします。たくさんのご来聴ありがとうござい
ました。どうぞ来年の東京公演もご期待ください!

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東京公演楽しみにしていました。毎度のことながらすばらしいハーモニーと表
現力でした。

とても楽しませてもらいました!鳥獣戯画なんかは笑いながらきかせてもらい
ました。いつもながらにとても意思的で、それでいて暖かく包まれるようなf
には感動しました。また来ます!

レクイエムは明るく柔らかく清楚な女声低音+男声超高音とのブレンドの響き
に好感が持てました。鳥獣戯画は聴覚的にも視覚的にもチャーミングな演奏、
楽しめました。美しいハーモニーに心震えました。団員の皆さんの歌っている
表情も豊かで心から合唱を楽しんでいる様子がうかがえました。また聴きたい
です。

すごい・・・。きて良かったです。きっとまた聴きに参ります。ベースがかっ
こ良すぎです。あんな風に歌えるように努力します。ありがとうございました。

アフリカ・マサイ族の唄を聴いたときと同じ感動でした。頭の頂点からスーッ
と下に何かがすき通る感じです。

こんなにも各パートの声が溶けあっている合唱を聴いたことがありませんでし
た。すばらしい合唱をありがとうございました。鳥獣戯画、圧倒されてしまい
ました。


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◆◇◆◇ 演奏会情報 ◆◇◆◇

Hot News!━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┃サンパウロ主催
┃ アフガニスタン難民支援チャリティーコンサートに出演します!
┃  日時:2002年2月8日(金)
┃  会場:カトリック大名町教会(福岡市)
┃  
┃  <九州での初めてのライヴ演奏です。どうぞご期待下さい。>
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━Hot News!━


今年も残すところあと2公演のみとなりました!いろいろと暗い出来事の多か
ったこの一年、J.S.バッハの名曲で明るく締めくくりたいものです。2公演を
同時にお申込みいただいたお客様には、セット価格でチケットをご購入いただ
けます。どうぞご利用下さい(詳細は次の「チケット割引情報」のコーナーを
ご覧下さい)。

 J.S.バッハ/ミサロ短調  〜 大阪市助成公演 〜
◆-------------------------------------------------◆
日時:12月16日(日) 開場15:30 開演16:00
会場:いずみホール
合唱:大阪ハインリッヒ・シュッツ室内合唱団
   大阪コレギウム・ムジクム合唱団
管弦楽:シンフォニア・コレギウム大阪
独唱:ソプラノ/倉橋史子、山川美弥子 テノール/阿部剛 バス/長井洋一
   浅野毅彦 ほか
指揮:当間修一
料金:S席 ¥5,000 A席 ¥4,000 学生 ¥2,000 高校生以下 ¥1,000

http://www.collegium.or.jp/html/h-moll.html


 クリスマスコンサート
◆---------------------◆
日時:12月24日(休・月) 開場15:30 開演16:00
会場:いずみホール
曲目:J.S.バッハ/クリスマス・オラトリオ(第1部〜第3部)
   アヴェ・マリア集
   クリスマス・キャロル集(きよしこの夜・ホワイト・クリスマスほか)
合唱:大阪ハインリッヒ・シュッツ室内合唱団
   大阪コレギウム・ムジクム合唱団
   ヴォーカル・アンサンブル アウローラ・ムジカーレ
管弦楽:シンフォニア・コレギウム大阪
独唱:ソプラノ/倉橋史子 テノール/阿部剛 バス/長井洋一 ほか
指揮:当間修一
料金:S席 ¥5,000 A席 ¥4,000 学生 ¥2,000 高校生以下 ¥1,000

http://www.collegium.or.jp/html/christmas.html


↓↓↓上記の演奏会チケット お求めはこちらまで↓↓↓
http://www.collegium.or.jp/html/ticket.html


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◆◇◆◇ チケット割引情報 ◆◇◆◇

「ロ短調ミサ」&「クリスマスコンサート」
 同時にセットでお申込頂いた方への割引サービスです!

 「シュッツの会」会員様には既に割り引きをさせて頂いておりましたが、
 一般のお申込の方にも12月の2公演、
  ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
 「ロ短調ミサ」と「クリスマスコンサート」を同時に2つまとめてお申込
 頂いた方に限り、1公演チケット <S席券・A席券に限り> 500円の割引
 (2つ合わせて1,000円の割引)をさせて頂きます。

   S席/5,000円が4,500円 2公演ですので、4,500×2=9,000円
   A席/4,000円が3,500円 2公演ですので、3,500×2=7,000円

  となります。この機会をどうぞご利用下さい。

 お申込については HP(http://www.collegium.or.jp/html/ticket.html)
 又は事務所( TEL&FAX:06-6929-0792)のいずれかのみとなっております。

  尚、「シュッツの会」会員様、学生・高校生以下券にはこのセット割引は
  ございませんので、どうぞご了承下さい。

  皆様のご来場、心よりお待ちしております。


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◆◇◆◇ 今週のおすすめCD ◆◇◆◇

今週のおすすめCDは「From German Churches」です。1998ドイツ演奏旅行に
同行され、ライブ録音に立ち会われた井上雅也さんから、録音当時のエピソー
ドをお寄せいただきました。なお、ジャケット表紙のベルリンドームの写真は
井上さんからご提供いただいています。

     *************************

「From German Churches」は文字通り、98年のドイツ演奏旅行でのライブ演奏
を収録した作品ですが、私自身練習から本番まで全行程に立ち会い、団員の皆
さんの情熱と努力を目の当たりにしているだけに、これまでリリースされてい
るCDの中でも特に愛着のある1枚であり、そのサウンドも、まだ聞いておられ
ない方は必聴の作品です。

ドイツの5都市での演奏会でしたが、各々の公演から少なくとも1曲は収録さ
れていて、各教会の独特の響きを楽しむことができます。

公演以外での収録では、録音中に近くを通過するトラックや飛行機の雑音のせ
いで何度も録り直ししたり、CDの最初と最後に収録されている鐘の音も、早朝
から機材を持って待ち構えていたのになかなか鳴らなかったり、と色々ハプニ
ングもありましたが、長丁場の行程を最後までパワー全開で乗り切られた団員
のみなさんには頭が下がります。
まさに大阪コレギウム・ムジクム合唱団の魂と最高のサウンドが詰まった作品
といえるでしょう。

CDの詳しい情報はこちらへ↓↓↓
http://www.collegium.or.jp/html/cdtape.html

MP3形式での試聴はこちらへ↓↓↓
http://www.collegium.or.jp/html/german.html


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◆◇◆◇ ホームページ更新情報 ◆◇◆◇

このコーナーでは、大阪コレギウム・ムジクムのホームページ
http://www.collegium.or.jp/
の最新の更新情報をお届けします。

●当間の日記
http://www.collegium.or.jp/~sagitta/html/diary.html
No.398  東京公演前日【11/22更新】
No.399  東京公演の後は伊豆です【11/24更新】
No.400  伊豆の続きをもう少し【11/27更新】


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