日々つれづれ
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2000年9月18日(月)
機種変更

生まれて初めて機種変更をした。
 
NTTパーソナルがあった頃にPHSを購入して、
それをずっと使い続けてきたのだ。
321Sと言う機種で、2つ折りの片方がPCカードになっていて
カバーをはずすと、愛機のCASIOPEIAにスコッとさして
使うことが出来、結構便利だったのだ。
 
そのPHSを機種変更したのだ。
P−inというカード型のPHSで、CASIOPEIAに差しっぱなし
になる予定だ。
 
で、早速使ってみたが、速度が倍になるとは
これほど快適なものかと少々驚いた。
 
とにかく速いのだ。
おまけにイヤホンを使うと音声通話も出来るのだ。
なんか良いなぁと久々に思ったのであった。

2000年9月19日(火)
うつむいて歩く人たち

自転車に乗っていても、普通に歩いていても感じるんだけど
うつむいて歩く人、視線を下にして歩く人が多いのだ。
 
つらいことがあった?
落ち込んでる?
太陽がまぶしい?
他人と視線が合うのがいや?
 
まっすぐ前を向いて歩いている人が少ないのだ。
 
そういう人たちは自らトラブルを引き込もうとしているのに
気が付かないんだろうか?と思ってしまう。
すぐ近くの足下を見るより、視線を少し上げた方が良いと思う。
そしてさらに視線を上げれば、
晴れていれば青空だってみれるのに。
 
ずっと前から気になっていたのだ。
そう、大阪に、今の家に住むようになってからだ。
すれ違うのは仕事に行く人たちの群なのだ。
 
でも都会だって少しは濁っているけれど、
青空だってちゃんと見えるのに
夕焼け空もきれいなのに、
でも下を向いて、視線を下げて歩く人は多い。
 
僕もいつか視線を落として歩くときが来るんだろうか?
 
出来れば遠くを見つめて歩いていきたいと思う
今日この頃なのだった。

2000年9月20日(水)
お金の価値

突然だが小鼓を買った。
 
でも、いわゆる正当な材料を使ったものではなく
皮の部分などは合成皮革を使ったものだ。
 
ただ、材料が違うだけで工程は同じなので
廉価版的な小鼓と言うことになる。
 
ギターなんかにもあるレプリカモデルと言えば
分かり易いだろうか?
 
値段は13万円(税抜き)だった。
 
この買い物久々に緊張したのだ。
この金額自身は、払えなくない額だし、これ以上の買い物も
何回かやっている。
 
でも、カードにサインするとき
久々に震えが来た。
 
これが、コンピューターなんかの電子機器であれば
心持ちはずいぶん違ったように思う。
 
おそらく、多少の迷いもあったせいかなぁ
と思ったりもする。
普段、日常的に使わないせいもあるだろう。
 
決して後悔はしていないけれども、
久々に「重い」買い物だった。

2000年9月21日(木)
朝寝坊

どういうわけか、
このところ朝寝坊が続いている。
 
昔は、朝寝坊をしない人だった。
ところが最近は当たり前のように朝寝坊だ。
少し前なら、慌てふためいていたような時間でさえ
今は、冷静にする事をして、当たり前のように
出勤している。
 
これ自身はあまり誉められたことではないけれど
でも、いい点もある。
寝坊すると言うことが「理解」出来たのだ。
 
寝坊したらどうなるとか、
寝坊したときの気持ちだとか
寝坊したときに、どう対処するだとか
 
それまでの僕にとって全く理解できなかったことが
「少し」分かったのだ。
これだけでも世界が広がったのだ。
 
そして、生きていくことが少し楽しくなった。

2000年9月22日(金)
虫の知らせ

ドコモのPHSを機種交換してしまったので
普通に通話できるPHSが、なくなってしまった。
 
そこで、DDIポケットの「H"(エッヂ)」を
契約しようと考えていたのだ。
 
今週も何日か契約しに行くチャンスはあったのだが
何かもう一つさぁ行こう!と言う感じではなかったのだ。
見えないブレーキというか、ちょっと待ちなさい
と何かに言われているような感覚だった。
 
今日も行こうと思えば時間はある。
でも、きっと行かないだろうなと思っていた。
 
  「H"(エッヂ)」は使ってみたいのに・・・。
 
で、つい今し方、ネットでニュースのページを見ると
 
  「feelH"(フィールエッヂ)」11月初旬リリース!
 
と言う記事があった。ようするに、端末のカラー化
サウンドの強化、コンテンツのカラー化など
次世代型サービスが始まるようなのだ。
 
これだったか・・・・。虫の知らせだ。
 
普通、契約してすぐに機種交換は出来ないので、
今契約してしまうとこのサービスを受けられないのである。
 
11月まで待とう。そう、心に決めたのだった。
 
機種交換が問題なくできれば話は別だが・・・。

2000年9月24日(日)
ゲネプロ

モンテヴェルディ合唱団の演奏会があった。
 
ただ、鼓を習いに行かなければならないので
本番は聴くことが出来ない。
 
そこで、リハーサルを聴かせてもらうことになった。
いわゆるゲネプロというやつだ。
 
場所は京都文化博物館別館ホール、アウローラでも
去年演奏したことのあるホールだ。
出演者と同じように、1時過ぎにホールに入る。
 
モンテヴェルディ合唱団とはいうものの
シュッツ合唱団の中のモンテヴェルディ好きな人たちも
メンバーにいるので、少し錯覚に襲われてしまう。
 
不思議なもので、今日、出番がないはずなのに
体のテンションが気が付くとフッと上がっているのだ。
 
よく考えたら、ゲネだけを聴くというのは初めてなのだ。
 
もちろん同じステージの女声だけのステージなんかは
当然聴くけれども、ゲネを聴くだけ、
出番なしは初めてかもしれない。
 
シュッツに入って、いかに自分が歌うチャンスを
もらっていたか、改めて実感した瞬間だった。

2000年9月28日(木)
小鼓の手習い

小鼓を実際に教わることになった。
 
先日、自分用の小鼓を購入したのだが
叩き方も満足に知らない状態だった。
そこで、教わることになったのだ。
 
教えてくれるのは、モンテヴェルディ合唱団で
ピアノ伴奏をしてくれている、亜子さんの後輩、
山内さんと言う人だ。
 
桂駅で待ち合わせてその後、車で移動することになった。
 
実はどこで練習するかも全く聴いていなかったので
これからどこに行くかも知らないのだ。
 
20分ほど車を走らせ、西山という山の頂上にある
建物に到着した。
ここは山内さんが所属する和太鼓集団の練習場なのだ。
車通りもないので、空気がとてもきれいだ。
 
中に入って驚いた。いろんな種類の太鼓が
一同に会していたのだ。
 
中でも、牛一頭分まるまる使っている太鼓には驚いた。
うっすらと背骨のラインが見える。
そしてさらにそれをたたく枹(ばち)に驚いた。
まるでバットである。バットより一回り太いのだ。
思いっきりたたいても良いですよ、
と言われこわごわ叩いてみる。
 
どぉぉぉ〜〜ん!(×o×)
 
練習場は山の上に作るべきでしょう・・・・。
すごい音だ。お腹に来る。
 
一通り見せてもらったあと、小鼓のレッスンが始まった。
 
まず持ち方。
うひゃ、全然違う(^^;)
最初に練習場に持っていったとき、みんなが触りたがって
思い思いに叩いていたけれど、
誰一人として正しい持ち方をした人はいなかった。
 
当たり前だけど、正しい持ち方のほうが安定する。
小鼓は、ひもの部分を握ったり弛めたりする事によって
音程を変えることが出来るんだけれど、
そのひもの操作も、正しい持ち方の方がやりやすかった。
 
次に叩き方。
親指の位置が重要だ。常に同じ位置なるように留意して
第一関節を起点にして叩くのだ。
 
難しい・・・・。でも、面白い。
たまに良い音が出る。(^^;)
 
山内さんの教え方も、いかに音を出すかに絞られていて
非常に分かりよい。
 
高音は叩き方が少し違っていて、これまた難しい。
夢中になってあっと言う間に1時間がたってしまった。
 
気が付けば左肩はパンパン、指は真っ赤になっていた。
 
叩いて音を出す。この行為そのものは非常に根元的な
人が誰しも持っている楽しみかもしれない
そう思った。
 
これは結構はまりそうだ。

2000年9月29日(金)
才蔵の好きなの・・・・・

朝寝坊だよ、太夫さん、ポン、ポン・・
 
う〜〜ん、気候が良いのかどうも
最近二度寝がすぎるなぁ・・・・・。
 
今朝も気持ちよく目覚めると
 
・・・・7時50分・・・・・
 
昨日は1時には寝たので早い方なんだけどなぁ・・・。
 
才蔵化が進んでいるのだろうか?
確かに寝る間際まで、万歳流しの練習はしてたんだけど。
 
でも、体には無理がないので良いかな
とも思ったりする。
 
以前の体調に関係なく、機械的に同じ時間に起きて、
職場に向かうと言う生活は
どう考えても無理があったと思うのだ。
精神的に融通が利かなかったのは、
そういうところにも原因があったように思う。
機械的に行動をするというのは何か変なのだ。
 
人間ってそういう風に出来ていない
 
そう思う今日この頃だ。
 
・・・・・う〜〜〜〜ん単なる寝坊の言い訳か?

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