日々つれづれ
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2000年11月2日(木)
ようやく・・・・・

ようやく、一息つけている感じだ。
 
今日は窓口業務。こんな天気なのでお客さんも少ない。
 
この部分の更新だって1ヶ月近く滞っていたことになる。
とにかく体を休めたいのだけれど、本当に時間がない。
 
合唱団が忙しいのはもちろんだけれど、
仕事の方も、目が回るように忙しい。
例年ならこの時期は、外のお客さんは一段落ついて
それほど、頻繁には来なくなるのだけれど、
今年はどういうわけが、全くとぎれない。
 
とにかく何にもない日が欲しい・・・・・・。

2000年11月7日(火)
25周年記念演奏会

東京への行きの新幹線の中で
25周年記念演奏会のMDを改めて聞いている。
 
体はリラックスしているけれども
頭を休ませない演奏だ。
そして改めて、すごい曲だと思う。
 
「人間と死」
これは本当に名曲だと思う。
 
演奏会から2週間以上過ぎたのでようやく
お客の耳で聴くことが出来る。
 
絶対叶うことはないけど、本当にお客になりたかった。
そう感じる演奏会だ。
 
もうすぐMDも終わり、新幹線は東京へと到着する。

2000年11月8日(水)
一息つけます

ようやく東京公演が終わった。
 
この2ヶ月のハードスケジュールの中締めだ。
 
体調の波とのせめぎ合いで、
いかに本番にベストな体調に持っていくかという意味では
良い経験になった。
 
大変だったけれども何よりも楽しい時間だった。
 
残すは12月のコンサートだ。
今からとても楽しみなのだった。

2000年11月13日(月)
力の入れ具合

先週の東京公演の翌日、明子さん、小野さん
松本さん、あやちゃん、僕の5人で横浜の中華街に行った。
 
昼食を食べ、ひとしきり歩いたところでお茶をしようと
言うことになった。
 
関締廟で、ガイドブックを購入
(誰も下調べはしていなかったのだ!)
コーヒーのおいしそうな店に行こうと言うことで
「ブラジル」と言う名前の店に行くことになった。
 
ここで、あやちゃんを除く4人はコーヒーを注文。
あやちゃんはホットミルクティーを注文した。
 
待つ間、しばし談笑。
程なくして、ウェイトレスのおばあちゃんが
4人分のコーヒーを持ってきて、その後
あやちゃんの前に、カップをおもむろに置いた。
 
え・・・・・・・・(・・;)
 
皆の視線が注がれた先には、お湯が注がれ
そのまんまティーバックがぶち込まれている
白いカップがあった。
 
家で飲むかのごとく、ティーバックが入ったまま
あやちゃんの前に出されたのである。
 
・・・おいおいおいおい・・・・・・
 
まさか、ゴールドブレンドじゃねぇだろうな・・・
不安に駆られた僕は、すかさずカウンターを見た!
 
ネルドリップ・・・・・・。
おばあさんの旦那さんと思われる人が、使い込まれた
道具でネルドリップしているのが眼に飛び込んできた。
 
こ、コーヒーには力入っているのね・・・・・。
 
恐るべし、喫茶「ブラジル」・・・・・・。

2000年11月14日(火)
米を炊く

なぜか無性に納豆が食べたくなった。
 
昨日の仕事の帰りのことだ。
理由は特にないけれど、納豆が食べたくなった。
 
どこかの店にはいることも考えたけれども
途中で納豆を買い、米を炊くことにした
 
よく考えると、かなり久しぶりなのだ。
 
米を研いで、炊飯器にセット、スイッチを入れる。
妙に懐かしい行為だ。
 
程なくしてご飯が出来た。
そこで、しゃもじ、と思った時、あることを思い出す。
そういえば、沖縄に行ったとき北谷のジャスコで
意味もなく、しゃもじを買ったなぁ、と。
 
ごそごそ探すと、あった、あった
未開封のしゃもじ・・・・・・・・・・。
沖縄に行ったのは8月の終わり。
 
そうか・・・米を炊くのは2ヶ月ぶりか・・・・。
 
つまり2ヶ月近く外食だったわけだ。
そりゃ、散財するわな・・・・。
 
そして、この怒濤の2ヶ月を振り返ってしまった。
そんな夜だった。

2000年11月16日(木)
てめぇのばかさかげには・・・

「てめえのばかさがけには
  父ちゃん情けなくって涙出てくらぁ」
 
このせりふに聞き覚えのある人は
間違いなく30歳前後、もしくは以上だ。
 
僕にとってはこのせりふが印象的だった
俳優、東野英心さんが亡くなった。
享年58歳とのこと。ご冥福をお祈りいたします。
 
冒頭のせりふは、
「あばれはっちゃく」という子供向けドラマでの
父親のせりふである。
その主人公の父親役が東野英心さんだった。
主人公の「あばれはっちゃく」は、いわゆる腕白坊主で
勉強が嫌いだけれども、それ以外は何でもこい!と言うような
キャラクターだった。
 
なので、いたずらも日常茶飯事で
近所から怒鳴り込まれることもしばしば。
はっちゃくが叱られるときのせりふが冒頭の
 
「てめえのばかさがけには
  父ちゃん情けなくって涙出てくらぁ」
 
になるわけだ。父親はぶん殴って
バカヤローってな感じだ。
今となっては、隔世の感のある父親像になってしまった。
で、母親は優しく強い母親として描かれていたので
このべらんめぇ調の父親とのバランスは最高だった。
 
でも、子供と対等に向き合っていたなぁ・・・・。
 
そして何よりなつかしいのは
「落ちこぼれ」が前向きだったことだ。
今にして思うと、過激化の一途をたどる
受験戦争へのアンチテーゼかと深読みもできるけど
「勉強が出来ない」ことが立派な個性として
扱われ、描かれていたのだ。
 
今の子供たちはどうなんだろう?
そして父親は・・・・・。
そんなことを考えてしまった。

2000年11月21日(火)
茶番・・・

ここ数日の国会のドタバタ。
 
予想通りの結果になった。
ニュースで流れた加藤さんの一連の行動、
最後、烏合の衆が集まって、自己満足の自己陶酔の涙。
 
あなた大将なんだから行っちゃだめだ
 
と、一人ででも不信任決議に賛成するために行こうとした
加藤さんを涙ながらに止める議員。
 
茶番やなぁ・・・・・・。
 
見苦しい涙。不細工な涙。
 
ニュースで盛んに「政治生命、政治生命」と連呼。
僕にはそれが議員の「雇用対策、雇用確保」に聞こえた。
言ってみれば次元の低〜〜〜〜〜〜い、労使闘争。
 
まぁあんだけ見苦しいまでに
必死になるんだから、議員というのは
よっぽどうまみがあるんだろうなぁ、
と考えてしまう。
 
50を越えた爺さんたちの陣取り合戦・・・・。
 
茶番やなぁ・・・・・・。

2000年11月25日(土)
今年最後の合宿

少し早めに山下駅に着いた。
 
今日明日と今年最後の合宿だ。
ここに来るまでの車窓の景色から予想すると
どうやら紅葉の時期としては良いようだ。
 
駅で待っていると、さすがに多少底冷えがする。
 
今年最後であり、今世紀最後でもある。
来年は21世紀だ。
小学校3年か4年の頃に
21世紀をテーマとした博覧会があって
その時初めて21世紀の自分に思いを馳せたのだ。
 
指折り数えて計算して
その時自分が31歳にやがては32歳になる年だとわかって
クラクラして想像もできないなぁと
思ったことを覚えている。
 
今、その時その場所に僕は立っている。

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