日々つれづれ
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2003年2月6日(木)
なんか変だなぁ

中学生が書店で万引きをして
自分の名前や住所を言わなかったため
万引きされた書店が警察を呼んだところ
逃げ出し、そして踏切を越えようとして
電車にはねられて死亡すると言う事件があった。

この書店の対応が非難の対象になり
そしてこの書店を廃業に追い込もうとしている。

一番悪いのは、
その万引きをした中学生にもかかわらずだ。

僕自身は直接見ていないが
近所のおばさん連中を含めた街頭インタビューで
書店の配慮が足りない、と言った意見を言っている
人がいるようだ。

ネット上では、
このおばさん連中に対するバッシングも
始まっている。
テレビのキャプチャー画像も張り付けられて
顔もさらされている。

どっちも良いとは思えない。

中学生とはいえ、万引きをすれば
「犯罪者」であり「加害者」なのだ。

その、中学生が犯してしまった
「罪」についての議論はなされているのだろうか?

その中学生は不幸にして死んでしまったのだけれど
あえて言うなら自業自得なのだ。

同情の余地はない。

盗むべからず

この単純な戒めを据え置いて
話を進めるべきではないと思うのだ。

書店を非難する人も
またその人を非難する人も
ただ、面白がっているだけだろう。

悪いことをしたら、償う
当たり前のことが、ぼやけてしまっている。

その中学生、ちゃんと謝れば良かったのに。
死んじゃもともこもないよ。

怖くなって逃げ出すくらいなら
その程度の覚悟しかないのなら
やらなきゃ良いんだよ。

2003年2月12日(水)
公務員にこれ以上税金を使わせてはいけない

理想を言うと、国民や住民が必要とする
必要としているサービス以外は
税金でおこうなうべきではない。

なにやら大がかりなものの建設や建築などは
大いに見直し、利権がらみと判断されたものについては
即刻やめるべきだ。

大型の公共工事などで景気が上向くことは

絶対にありえない!

一番に成すべき事は、予算全額を半分以下、
出来ればもっと減らし、
個人にかかる税金を減らすことだ。

今のように肥大化した政府は
日本に必要ないのだ。

特に現場から遊離してしまっている
国家公務員を含めた中央省庁は
縮小化するべきだと思う。

現在の中央省庁の幹部の中に
「国民のために仕事をしている」と
思っている人は、おそらくほとんどいないでしょう。
政治家もしかり。

大事なのは自らの利権なんですから。

政府の縮小化を掲げる政治家が現れ
本当にそれを実行できるのなら、
その人は本物で、日本のことを
真剣に考えていると、僕は思う。

だが残念ながらそんな事を言う政治家は
今まで見たことも聞いたこともない。

この国はどんどん終わりへと
近づいていくしかないのだ。

かなしいねぇ。

2003年2月14日(金)
長野県で始まった

朝日新聞の今朝の記事。

■公共事業を4年で4割削減 長野県の財政再建策

癒着まみれの議員を黙らせた田中知事
ついに本腰を入れての改革が始まったようだ。

今後がどうなっていくのか
注意して見ていきたい。

これがうまくいけば、全国の都道府県に対して
良いモデルケースになるからだ。

中央省庁や、国会議員があれだけ硬直している中で
改革を推進できるのは地方自治体の長である
県知事、府知事、都知事、道知事だけだろう。

中央に対して反旗を掲げる知事が増えれば
少し面白いことになるかもしれない。

なんせ、住民が直接選べる数少ない「長」なわけだし。

中央省庁からの天下りや、勘違いジジイの
議員や知事はもっと駆逐されると良いでしょう。

いて、じゃまになる人は引退した方が良いんだから。

2003年2月17日(月)
演奏会の後に・・・・

行ってきました、先行ロードショー
ロード・オブ・ザ・リング 二つの塔 へ

12時からの梅田ブルクのはなんとチケット完売!
結局深夜1時からのピカデリーでの上映に行ってきました。

さすがに人は少ないだろうと思っていたら
3階にある映画館入り口にはもう人の列が・・・。

僕は開演の40分前に行きましたが、
開演が近づくにつれて列がどんどん長くなり
階段に出来ていた列は
結局、1階までのびていたようです。

とにかく深夜1時とは思えない人の数です。

中に入って席を確保、周りを見回すと、ほぼ満席。

コマーシャルなしのいきなり本編からです。

で、感想ですが、
演奏会の直後と言うこともあって
寝てしまうかも、と思っていましたが
とんでもない、瞬きするのも忘れるくらい
見入ってしまいました。

僕は原作の方がまだ全然追いついていないので
ストーリーは知らずに行きましたけど
ゾクゾク、ワクワクする場面多数、
CGも使っているんでしょうが
どこがそうなのか感じさせない
もう、驚きの連続の映画でした。

衝撃の度合いは、かつて小学校の3年か4年の頃
スターウォーズの最初の上映を
見に行ったときの衝撃に近いものがありました。

これを見てしまうと、ハリーポッターは
子供向けかなぁと思ってしまった程です。

もう一回、見に行っても良いなぁ
そう思いました。

3時間と長いんですが、見ている分には
長さは感じませんでした。

僕的にはかなりおすすめです。


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