日々つれづれ
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2003年11月5日(水)
visibilium et invisibilium

自分の知らないことの多さに愕然としたり
また時には、わくわくしたりもする。

人一人が一生かかって知ることの出来る総量は
高々知れている。

それでも、近代以降の科学技術の発達は
そして、ここ数年のインターネットを始めとした
ネットワーク技術の発達は
個人が、今まで経験したことのないような量の情報を
手に入れることを可能にしていると思う。

知らないことを調べるにしても、
検索エンジンでキーワードを絞るだけで
ほしい情報はすぐに取り出すことが出来る。

科学技術がなにもかもを白日の下に晒してしまいそうな勢いだ。

はたしてそうなのだろうか?
科学の発達が逆に物の本質をどんどん隠してしまっている
そう感じることが最近多いのだ。

便利になってスピードも上がったけれど
そこで置き去りにしたものが多くないだろうか?

乱暴に言うと、科学はそれが科学的手法で説明できないとき
それがないことになってしまっている。

それで置き去りにされたものがいったいどれだけあるのだろう?

すべてのものを「見える」かのようにしている科学が
すべての本質を人の目から「見えない」ものにしているとしたら。

と、最近そんなことを考えたりする。

2003年11月8日(土)
火炎瓶取締法違反・・・・

今、NHKのニュースで
四国の丸亀の中学生が
自分たちが作ってみた火炎瓶(どうやって知ったんだ?)を
試してみたくて、自分たちの学校の校長先生宅の玄関に
投げつけたそうなのだ(おいおい)

で、結局見つかって、捕まって、で、その容疑が

『火炎瓶取締法違反』

なのだ。

たぶん学生運動の頃に出来たんだろうが
彼らもこんな法律で捕まるとは思ってなかっただろうなぁ。

2003年11月10日(月)
去年のを読み返すと・・・

去年の東京公演はヴェスプロだった。

それに加えて阿知女もやったのだ。

身体の負担は結構なものだったようで
東京公演が終わって、体調を壊し
全く声が出なくなるという
生まれて初めての体験をしていた。

11月末にルターミサの本番があったので
結構大変だった。

で、今年はというと、風邪はひきそうだけれども
大幅に体調を崩す感じではない。

今日も普通に仕事に来ている。

明日くらい休もうかとも考えているけれど
どうなる事やら。

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