日々つれづれ
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2007年1月1日(月)
あけましておめでとうございます

本年もよろしくお願い
申し上げます。

2007年1月15日(月)
医混定期演奏会感想

昨日、しらかわホールであった
演奏会の感想を。

僕の座った位置は
2階席の最前列ほぼ中央部。
過去に医混の演奏会は聴いたことがなく
今回が初めて。

開演前は、次回演奏会の下調べを少々。
(シアターピースをやるので)

演奏会の全体的な印象は
ここまできれいにハモらせてくるかと
うなってしまった。

出だしのパレストリーナで
ガッと捕まれてしまう。
各声部がそろっているので
和音の変化が非常によくわかる。
逆にラテン語の歌詞の切れ目がやや
わかりにくく
歌詞も聞き取れない箇所があった。
指揮は繊細な印象。
(緊張しているのか入退場がややぎこちない)

アトラクションステージ。
小芝居連発。
(あぁ、学生だなぁと変な意味でホッとする)
歌になると急にハモりだすので
小芝居とのギャップがおもしろい。
英語の歌詞は今一つよく聞き取れず。
(本来はドイツ語などを歌うときのように
そろえる練習も必要なんでしょうね。
英語は変に慣れている分、
流してしまいがちです。参考になった。)

第3ステージ。
ピアノとのアンサンブルに所々?となる。
演奏の完成度は高いと思った。
良くも悪くも上田君の指揮に目がいってしまった。
和音の変化やリズム感は楽しめた。
ソプラノの高音部で
音高、やや届いていない部分あるのと
一部歌詞がわかりにくかった部分があり
残念に感じた。
(この曲は演奏したことがあり、
その頭で聴けば
歌詞が自然と浮かんできますが、
初めて聴いたという
想定で聞いた場合、
わかりにくい所があると感じたまでです)

委嘱ステージ。
千原先生の音楽が良い。
それとOB合同と謳ったステージで
ここまでそろったものは、
そうそう聴けるものではない。
世代も違うし、メトードも違うだろうに
それを感じさせないステージでした。
むしろ、いろんな世代が混じることによる
メリットの方が大きかったですね。
男声パート、特にテノールなんかは
良い感じで聞こえてきました。
が、このステージも歌詞を
聞き取りにくい箇所がありました。
人数のせいもあるかもしれません。
また、歌詞が古い日本語のためもあるかもしれませんが
だからこそ、より明瞭に歌う必要があるんだなぁと
参考になりました。

いろいろ書いてきましたが
合唱団のレベルの高さには
正直驚きました。
歌詞がわかりにくいとも書きましたが
強いて言えばの話ですので。
(2ステ以外は)
声の響きや質がそろっているからこそ
目立ってしまったとも言えます。
他で、しかも学生で、
ここまでの演奏ができるのは
なかなかないです。
誇って良いと思います。

自分自身、
お客さんできる機会が少ない中
演奏を聴くのが楽しみになる
合唱団が増えたことは
素直にうれしく感じました。
来年も楽しみです。

2007年1月16日(火)
少しは振り返ってみる

昨年は、それぞれやるべき事を
ある期間に集中してやり、
済めばその次、
と言うように順番にやっていき、
何とか一年を過ごした。

・・→仕事→大学の研究→演奏会の練習→本番→仕事・・・・

が、”仕事→大学の研究”あたりで、
忙しすぎて歌わない、
練習へ行けないと言う事態が頻発し、
しかも家に帰るのが遅くて、
帰って寝るだけと言う状態が長く続くことが
しばしば起こってしまった。

昨年は、ソロとしての出番が多く、
合唱をほとんど歌わなかった、
練習に行っても歌わないこともしばしば。

声の状態を保つことが
非常に難しい1年だった。

2つの受難曲の演奏前数日も、
ギリギリまで仕事をせざるを得ず
コンディションを整えると言う意味では
良いとは言えなかった。

昼間、仕事をして、
夜、受難曲の通しをやることも多かった。
エヴァンゲリストとしては
あまり良くないように思う。

そこで、今年はできる限り
・絶えず、少しずつ、止むことなく(歌も仕事も研究も)
・頼まれ事を何でもかんでも受けない(少しは断る)
事を念頭にやっていこうかと考えている。

2007年1月18日(木)
久々の大学研究室

思っていたより人が少ない。

修論の締め切りが3週間前
卒論が1ヶ月前なので、
もう少し人が多いかと思っていたのだ。

後は4回生の小野くんが来たら
今日の研究室へ来た用事は終わり。

それにしても静かだ。

2007年1月20日(土)
なかなか楽しかった

昨日は、母国、韓国へ帰ることになった
職場の同僚のための送別会だった。

セクションのメンバーによる
内輪の送別会の後、
帰ることになった彼と、
その彼と一緒に研究をしていた同僚
の3人で飲みに行くことにした。

いやあ、実に楽しかったです。

普段、行きたいと思っていても、
練習と重なっていたり
本番が近かったり
僕自身が酒に弱いので、
飲むとコンディション調整が難しくなるのもあって
なかなか、行けないのです。

今の時期、合唱団はオーディションのシーズンで
僕は審査員をやるので、
この年明けの時期、オーディションまでは
比較的フリーになります。

昨日、飲み会の後に飲みに行けたのは
そういう理由なわけで。

結局、六甲道0時10分発高槻行きで
帰りました。

めったに無い午前様でした。

2007年1月22日(月)
エヴァコール定演感想

初めてのホール。
座席はI列の11番、ほぼ真ん中。

部歌
各声部の声がよく揃っている。
完全にハモるまで後もう一歩か?
難しいんだよなぁ、部歌。

1ステ
よくハモってるなぁと思う。
場所のせいか、
ピアノと合唱のバランスで?と思う。
音量なのかピッチなのか?
ただ、”おんがく”のアカペラでハッとさせられた。
リハと響きが変わったのかなぁ?
しかし崩れないのはすごいこと。

2ステ
好感の持てる丁寧な演奏。
ただ、あそこまでピアノが熱く演奏するのなら
合唱側の声量はもっと欲しいなぁ。
出しているのかもしれないけれど
客席まで、届ききってないのかもしれない。
静かなる賢治の慟哭も悪くないんだけど。
この辺は好みかなぁ。

3ステ
ジュリエット良かったぁ〜!
芝居のテンポも良く、楽しめた。
キャストがみんな1回生と知ってさらに驚く。
ただ・・・、芝居では凄く通る声で
ホールに響きわたっていたのに
歌になると
急にボリュームが下がってしまったのを聴くにつれ
もっと歌のボリュームを上げられたのでは?
と思ってしまう。

4ステ
おらしょをライブで聞くのが楽しみだった。
ソロ歌った人、良かったです。
このソロ、実は以前に歌っているのですが
後半部分にも歌うところがあったことを
すっかり忘れていまして
ソロは最初の部分だけと勘違いしていました。
ソロ終わったのに、何で引っ込まないのかなぁ?
と、バカなことを考えていた次第です。

全体を通しての印象は、
音量というか声量に関して
個人的にもう少し欲しいなぁと思った以外は
レベルの高い演奏だったと思います。
まぁ若いんだし、
もう少しはじけても良かっただろうに
と思いました。

何にしても聴けて良かったです。

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