日々つれづれ
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2008年5月1日(木)
疲れた・・・

昨日の本番は
さすがに疲れた。

レクイエム全曲って・・・。
「邦人か!」
って思わず
突っ込みを入れたくなるような。

昨日から始まった新しい
座席の配置は
なかなか良い感じだと思う。

ちょっとした
小芝居でも出来そうな
雰囲気だ。

今日はだいぶんましになったけど
昨日は、軟口蓋のあたりから
奥にかけて、
かなり腫れた状態で
声が出しづらかった。

月曜日に医者に行ったけれど
もらった薬が思ったより
効きが遅かったように思う。

少なくとも、
昨日の本番には間に合わなかった。

しかし、
本番翌日は、きついな。

2008年5月2日(金)
休んだ

特に、来客の予定もないので
今日は休んだ。

明日から、連休一杯
五月合宿だ。

ようやく5月になった。

4月も随分長く感じた。

薬はようやく効いてきた感じだ。

合宿は何とかなりそうかな。

2008年5月3日(土)
合宿・・・・

琵琶湖の北
マキノにある民宿で
今日から合宿。

さすがにここまで来ると
静かで、空気もうまい。

夜も、本当の意味で
暗闇だ。

体調は万全ではないけれど
この合宿で何とか
回復できればと
考えている。

薬が効きづらいのは
なんとも不便だ。

今から火曜日まで
世俗を離れます。

2008年5月9日(金)
明日は楽しみ

明日は、名古屋ビクトリアの
演奏会だ。

中でも、
個人的には
追分節考が楽しみだ。

去年のモンテヴェルディ合唱団に続き
今年は名古屋のメンバーでの
演奏が聴ける。

それも一人の客として。

きっと、
大変だろうし
緊張もしているんだろうけど
お客の一人として
碓氷峠へ連れて行って欲しいなぁ。

2008年5月12日(月)
名古屋ビクトリア合唱団第4回定期演奏会感想

しらかわホールにて。

僕の座った席は、
アリーナ席の中央通路に面した
そのすぐ後ろ。

始まったときの第一印象。
増えたなぁ、団員。

第1ステージ
ビクトリアのモテット。

当然オールアカペラ。
安定していて
安心して聴ける演奏。
丹念で丁寧な印象。

ソプラノでラテン語が
やや不明瞭になるところがあった。
逆にベースの発音はよく分かった。

と差がはっきり分かるほどに
各声部がそろっていた。

声部が次々と折り重なっていく
ポリフォニーの構造が
楽しめた演奏だった。

第2ステージ
柴田南雄の追分節考。

譜面通りのキーでの演奏。
(シュッツではキーを下げている)
尺八、女声の「け」も入った
フルバージョンの演奏。

よくやった
と思いました。

と、同時に
彼らのやっているのを聞いて
難しい曲だなと
改めて思いました。
(自分でやっていると
よくわからなくなる)

新しい演出もあり
驚くことも多かったです。

ただし
完全にお客に徹しれたかと
言われると、微妙でした。

客席を練り歩く
男声が、素に戻るのが
目に入り、
少し醒めてしまったのでした。

この辺は、
あくまで僕の
個人的見解です。

お客に近いからこそ
ごまかしがきかないわけで。

だからこそ、
演じて欲しいのです。

なんと言ったらいいか。
発表会なのか
演奏会なのか
の差でしょうか。

僕は演奏会を聴きに来たつもりでした。

だから、醒めたんでしょう。

休憩20分の後、後半。

第3ステージ
松下耕の信じる。

谷川俊太郎の詩にあった
良い曲だなぁと思った。

ハモリ、歌詞の明瞭さ
申し分なかったですね。
歌詞カードは見る必要なしです。

第4ステージ
千原英喜 雨ニモ負ケズ。
これで決定稿でしょうか?(笑)
テノールの旋律、
微妙に変わっていたし。

やはり良い曲です。
3曲目のアカペラの緊張感も
良く出ていました。

終曲も熱演でした。

全体的に、整っていて
丁寧な演奏と感じました。

逆に、もう少し
大胆な、失敗すれすれのような
演奏があっても良かったかな
とも思いました。

アンコールでの
詩の詠唱は、若さが出ました。
一番大事なところが
バラバラに・・・・。

しかし、熱い詠唱でした。
それに対する、歌の入りが
やや淡泊に感じました。

あの熱さを受けて
さあ!という感じでは
ありませんでした。

色々書きましたが
全体としては
レベルの高い演奏でした。

自分より
10くらい年下の彼らが
自分たちだけで
追分をやったということで
たのもしく、
そして、うれしく
感じました。

2008年5月15日(木)
写真

デジカメにため込んでいた
画像を眺めていたときのこと。

フィルムと違って、
ため込むだけため込んで
見なかったりするんだけど
別件で必要に駆られて
ボーッと眺めていた。

ある写真に目がとまり
あぁ、こんなことあったなぁ
と少し懐かしく感じていた。

2,3年前の写真だと
それを見たときは
そう、思っていた。

が、その日付を見て
めまいがした。

1年も経っていないのだ。

ボーッと眺めていた写真たちは
そのほとんどが
1年以内のものであることに
ようやく気がついた。

感覚としては
数年分だけれど
1年経っていないのだ。

時間の感じ方が
変わってきているのは
確かなようだ。

2008年5月17日(土)
景色一変

久しぶりに、走った。

河原の景色は一変していた。

前に走ったのは
3月22日だったので
約2ヶ月ぶりになる。

草木が、萌え立っていた。

風が心地よく
若草のかおりで
満ちていた。

5月って良い季節だなぁ。

2008_05_17.gif
平均時速:8.2km/h
距離:7.06km
消費カロリー:866Kcal
平均心拍数:175 最大:193
時間:51分30秒1

2008年5月18日(日)
何でも良いから

日々の事を書くことは
良いことだと
思う。

その当時
自分が何を考えていたか
どういう生活をしていたか
その書いた文章から
垣間見えるのだ。

ほぼ日で答えたアンケートが
1年経って帰ってきました。

読んでみるとなかなか面白いです。

その中で1年前の自分からの
メッセージがありました。


1年前のあなたからのメッセージは、こちらです。
あなたがあなたに宛てて、何を書いたのでしょう?
どうぞ、お読みください。

−−−

少しはやせた方が良いかもね。
博士号まであとどれくらいだい?

−−−


一年後の自分に向けての
メッセージ、
なかなか面白そうです。

2008年5月18日(日)
カンタータは楽し

バッハのカンタータ
22番と209番の演奏があった。

209番は客席で聴けた。
(ソプラノのソロカンタータなので)
聴くのも楽しい。

22番はアリアで
出番があった。
歌うのも楽しい。

22番は生で
聴きたいところだった。
(CDもあまりなく
ライブで聞ける機会も
あまりない)

やれば、やるほど
バッハは凄いなと思う。

タイムマシンが
もしあったなら、
会って話がしたい人の一人です。

で、いろんな曲の初演を
聞いてみたいなと
思ったりします。

2008年5月22日(木)
シュッツに入ってからのソロのメモ

ふと思い立って調べてみる。
せっかくなので、
あげておく。
・1993年
4月25日〜5月3日 追分節考の「い」
10月10日 シュッツ ヨハネ受難曲 ペテロ ピラト(CD化)
10月10日 十字架上の七つの言葉 左手の罪人
マンスリーコンサートにてシュッツのクライネガイストリッヒェコンツェルトを4回
7月テノールデュエット
9月カルテット
10月テノールデュエット
11月ソプラノとデュエット

・1994年
アウローラムジカーレ活動再開
3月19日 バッハ ヨハネ受難曲 下男、下役
3月月例会 シュッツ 十字架上の七つの言葉 左手の罪人
10月23日 シュッツ ムジカリッシェ・エクセークヴィエン テノールII

・1995年 
3月18日 バッハ ヨハネ受難曲 下男、下役
3月月例会 シュッツ 十字架上の七つの言葉 左手の罪人
11月12日 柴田南雄 歌垣 追分節考「い」

・1996年
2月17日 モンテヴェルディ「聖母マリアの夕べの祈り」全曲(通奏低音版) テノールII
3月月例会 シュッツ 十字架上の七つの言葉 左手の罪人
7月28日 武満徹 小さな空 口笛(うた全曲CD化)
10月9日 モンテヴェルディ「聖母マリアの夕べの祈り」全曲 テノールII
11月23日 シュッツ ムジカリッシェ・エクセークヴィエン テノールII

・1997年
3月月例会 シュッツ 十字架上の七つの言葉 左手の罪人
10月24日 シューベルト/ミサ曲 第6番 変ホ長調 D.950 テノールII

・1998年
3月月例会 シュッツ 十字架上の七つの言葉 左手の罪人
7月18日 モンテヴェルディ「聖母マリアの夕べの祈り」全曲(通奏低音版) テノールII

・1999年
3月マンスリーコンサート シュッツ 十字架上の七つの言葉 エヴァンゲリスト
5月14日 アウローラムジカーレ演奏会
11月21日 アウローラムジカーレ演奏会

・2000年
3月19日 柴田南雄 追分節考 「う」
3月マンスリーコンサート シュッツ 十字架上の七つの言葉 エヴァンゲリスト
4月9日 バッハ ヨハネ受難曲 下男、下役
5月6日 バッハ ヨハネ受難曲 下男、下役
6月25日 千原英喜 おらしょ テノール
10月19日 柴田南雄 人間について
11月8日 柴田南雄 人間について
12月17日 バッハ クリスマスオラトリオ1部〜3部 エヴァンゲリスト、テノール

・2001年
3月マンスリーコンサート シュッツ 十字架上の七つの言葉 エヴァンゲリスト
5月13日 千原英喜 おらしょ テノール
6月24日 間宮芳生 合唱のためのコンポジション第5番「鳥獣戯画」テノール
9月30日 千原英喜 おらしょ テノール(CD化)
11月23日 間宮芳生 合唱のためのコンポジション第5番「鳥獣戯画」テノール
12月16日 バッハ ミサ ロ短調 テノール
12月24日 バッハ クリスマスオラトリオ1部〜3部 エヴァンゲリスト、テノール

・2002年
3月9日 アウローラムジカーレ演奏会
3月マンスリーコンサート シュッツ 十字架上の七つの言葉 エヴァンゲリスト
4月21日 バッハ カンタータ78番テノール
10月19日 モンテヴェルディ「聖母マリアの夕べの祈り」全曲(通奏低音版) テノールI
11月4日 モンテヴェルディ「聖母マリアの夕べの祈り」全曲(通奏低音版) テノールI
12月15日 バッハ クリスマスオラトリオ1部〜3部 エヴァンゲリスト、テノール
12月23日 M. A. シャルパンティエ/真夜中のミサ(クリスマス・ミサ) テノール

・2003年
3月26日 マンスリーコンサート シュッツ 十字架上の七つの言葉 エヴァンゲリスト
4月20日 ヘンデル メサイア テノール
5月11日 ヘンデル ディクシト・ドミヌス(主は言われた) テノール
11月24日 ベートーヴェン/ミサ曲ハ長調 op.86 テノール
12月21日 バッハ クリスマスオラトリオ1部、5部、6部 エヴァンゲリスト、テノール

・2004年
1月17日 アウローラムジカーレ演奏会
1月25日 アウローラムジカーレ出番
3月17日 マンスリーコンサート シュッツ 十字架上の七つの言葉 エヴァンゲリスト
5月9日 F.J.ハイドン「ミサ第10番 変ロ長調『テレジア・ミサ』」テノール
6月13日 シュッツ ムジカリッシェ・エクセークヴィエン テノールI
12月19日 バッハ クリスマスオラトリオ1部〜3部 エヴァンゲリスト、テノール

・2005年
2月20日 柴田南雄 追分節考 「う」
3月23日 シュッツ 十字架上の七つの言葉 エヴァンゲリスト
4月2日 モンテヴェルディ「聖母マリアの夕べの祈り」全曲(通奏低音版) テノールI
5月14日 柴田南雄 追分節考 「う」
6月19日 F.J.ハイドン/ミサ曲第9番ニ短調「ネルソン・ミサ」テノール

・2006年
1月25日 マンスリーコンサートJ.S.バッハ/クリスマス・オラトリオ(第4部〜第6部)よりエヴァンゲリスト、テノール
3月22日 マンスリーコンサート シュッツ 十字架上の七つの言葉 エヴァンゲリスト
4月29日 バッハ ヨハネ受難曲(オペラ形式による) エヴァンゲリスト、テノール
10月29日 バッハ マタイ受難曲 エヴァンゲリスト、テノール
12月17日 バッハ マニフィカト ニ長調 テノール
12月17日 シュッツ クリスマスヒストーリエ エヴァンゲリスト

・2007年
3月11日 バッハ ヨハネ受難曲(オペラ形式による) エヴァンゲリスト、テノール
3月21日 マンスリーコンサート シュッツ 十字架上の七つの言葉 エヴァンゲリスト
4月25日 マンスリーコンサート バッハカンタータ第78番「イエスよ、汝わが魂を」テノール
12月9日 バッハ ミサ ロ短調 テノール

・2008年
3月16日 G.F.ヘンデル/Nisi Dominus HWV.238 テノール
3月26日 マンスリーコンサート シュッツ 十字架上の七つの言葉 エヴァンゲリスト
5月18日 マンスリーコンサート バッハ カンタータ22番“Jesus nahm zu sich die Zwoelfe” BWV 22テノール

どうも、抜けている演奏会があるような。
コーヒーカンタータが
抜けてるなぁ。
いつやったっけ?
とりあえず、
ソロをやった
演奏会をピックアップ。

2008年5月22日(木)
エヴァンゲリストの回数

これまでに全部で20回。
最初にやったのは
1999年3月のマンスリーコンサートでの
十字架上の七つの言葉。

今年は10年目になるわけで。

内訳は
シュッツ 十字架上の七つの言葉:10回
シュッツ クリスマスヒストーリエ:1回
バッハ ヨハネ受難曲:2回
バッハ マタイ受難曲:1回
バッハ クリスマスオラトリオ:6回

先々月の十字架上が
20回目のエヴァンゲリストだったようです。

たくさんのチャンスを貰っているのが
よく分かります。

ほかに
モンテヴェルディのヴェスプロは
テノールIIで3回
テノールIで3回の
計6回ソロをやらせて貰っています。

カウントしてみたのは
初めてですが、
数値化すると
それはそれで
おもしろいですね。

2008年5月23日(金)
こんだけやらせてもらってるからには

もう少し
上手になっとかな
あかんなと
思った。

今回、具体的に
振り返ってみて
テノールとして
ずいぶん、恵まれた
年月を重ねてこれたんだ
とも思った。

音大出身というわけでもなく
工学部の機械科卒(院は中退)の
自分が、
こういう経験を
積んでいるのは
本当に幸せなことだと
そう思いました。

それは、ひとえに
自分のことを
気にかけてくれた
人たちのおかげなのです。

そういった人に
出会えたという意味で
僕は運がよかったのだ
と思います。

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