日々つれづれ
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2011年2月1日(火)
2月か・・・

1月に録音があったのもあり
昨年の邦人くらいから
ずっと続いている感じ。

感覚的には2010年の下期が
ずーっと続いているようだ。

2月に大きな本番が無いので
ここで、少し調整したいところだ。

仕事は佳境に入ってくるけど。

2011年の演奏予定を見ると
3月の名古屋公演とマンスリーコンサートでの
十字架上の七つの言葉が終われば
少し間が空きそうだ。

久しくカニ食べツアーをしてないだけに
行ってみたいもんだ。

城之崎にも久しく行ってないな。
とか言っているうちに、今週末はオーディション。

ドタバタが続きます。

2011年2月2日(水)
演奏旅行日記30 チャオ!イタリアそして

前回まで。
ヴェネツィアは今朝も曇りだった。

空港へ少しでも早く行こうと
朝食時間を早めに設定して貰った。

荷物を持って朝食へ。
大きい荷物はライナーが運んでくれていたので
手荷物は小さなリュック一つ。

チェックアウトし、バスターミナルへ。
ロッコさんも同行。

空港へのバスはすぐに見つかったけれど
何ぶん団体なもので
チケットは、売り場で買う必要があるようで
陽子さんとロッコさんが売り場へ走った。

無事バスに乗り込み
ここで、いよいよ
ロッコさんともお別れ。
そのうち日本に来るらしいので
また会えるでしょう。

バスが動き出すと再び、雨。

一路マルコポーロ空港へ。
イタリアで購入したSIMカードを入れた
PocketWifiはまだ電波を掴んでいて
みんなのメール取り込みなどに
役立っていた。
僕は、iPhoneで地図の表示テストなどをして
一人納得していた。

チェックイン時に、
やはり三人だけ別にチケット発行になった。
若干、行きの緊張感がよみがえる。

さっそく手荷物検査を終えて中へ入る。
免税店でお土産を購入したり
店をひやかしながら
やがて、飛行機への搭乗となった。

結局、飛行機は三十分ほど遅れて離陸した。

フランクフルト到着も当然同じくらい
遅れることになった。

窓際の席ではなかったけれど
ヴェネツィアの海を後にして
アルプスを超えると
徐々に景色が変わるのが見えた。

ほどなく、フランクフルトに到着。
出発の遅れのまま30分ほど
送れての到着だった。

手荷物を受け取り出口の方へ。
いつもの最後尾を歩いていたら
前の方で歓声が。

??声は明らかに、我々。
何かあったか?
???・・・・・!
お?おぉ!

つづく・・・・。

2011年2月3日(木)
演奏旅行日記31 偶然という必然

出口で歓声が上がっていた理由
元団員、平井ちゃんと偶然会ったのだ。

しかも、その平井ちゃんは
ドイツ人と結婚する事になっていて
その結婚式は、ほんの数日前に
ドイツで行われていて、
僕らと偶然会ったのは、
結婚式に来ていた平井ちゃんの両親を
見送りに来ていて、本当にたまたまだった。

そこには、相手のラースと
その両親がいました。
ラースは長く伸ばしていた髪を
バッサリ切って、すっかり男前に。

両親も、人柄の良さが にじみ出ている感じで
あぁ、ラースの両親だなと
妙に納得。

平井ちゃんは喋り過ぎか風邪で
エライ声になっていた。

とにかく、女声陣と
たくさん話していた。

名残は惜しかったが、
お別れだ。
二人は僕らの姿が見えなくなるまで
ずっと手を振っていてくれた。

さて、ここからの移動は
ドイツの鉄道だ。
案内に従って、駅へ向かう。
ホーム近くで、いつも、
ドイツ語の対訳でお世話になっている
麻美ちゃんと合流。

その後、ホームへ降りて行った。
外気は既にひんやりしている。

明らかに、イタリアとは違う気候だ。
乗り込む車両の位置を確認。

ここで、僕は皆に断って
しばし別行動を取ることになった。

イタリアで購入したSIMカードで
インターネット接続できなくなっていたからだ。

新規のSIMカードを購入するために
少し時間を貰ったのだ。
リミットは20分。

しかし、ここまでくる間、
売ってそうな店舗は全く無かった。

一か八かで、元来た道を走った。

やっぱりない。
まもなく、空港の敷地に入ろうかと
いう場所で、このまま行くか
右の見知らぬ方へ行くか
一瞬考えた。

知らない方へ。
しかし、あまり遠くまでは行けない。

!運良くそれらしい店が。
「SIMカードが欲しいけど買えますか?」

つづく・・・・。

2011年2月7日(月)
少し荷が軽くなった

昨日、一昨日
オーディションの審査員だった。

受けた人全員が、
確実に前年より技量が上がっていて
室内合唱団の線引きが非常に悩ましかった。

その中で、考えてしまうことも
いくつかあった。

オーディションとしてオーディションを受ける人。
オーディションだけれど、聴衆を沸かせる人。
オーディションを演奏会にしてしまう人。
オーディションを入試などのテスト感覚で受ける人。

様々だ。

自分が審査するとき
重要視するのは、
「調性感」「ピアノとのハモり」「言葉の明瞭性」
「歌詞から情景が浮かぶかどうか」
などだ。

なので、こちらの顔色を窺うように歌われると
スッと醒めてしまう。
入試のような感覚もしかり。

基本として、精一杯さがないと
端から評価できない。

自分をよく見せることは
悪いことでは無いが
方向性を間違えると
逆効果になってしまう。

決して難しい話ではなく
その時の精一杯が出せれば
良いと思うのだが。

とにもかくにも、昨年末から続いていた
一連の流れは、一段落。
少し肩の荷が下りた。

2011年2月8日(火)
今回のオーディションはペーパーレス

2011_02_08.jpg
よく考えたら、iPadを導入して一年経っていないわけで。

今回、オーディションの審査メモは
完全にiPadのみで取った。

利用したのは、NoteTakerHDというアプリ。
仕事のメモで利用し安定性と使いやすさは
すでに織り込み済み。

メーリングリストで流れていた
オーディション順をコピー
Pagesに貼り付け、1ページに二人ずつに編集、
PDFで吐き出し
それを、NoteTakerHDに背景のPDFとして読み込む。

この作業、2分とかからない。

もしものためにレポート用紙を手元に置くも
全く必要なかった。

数日前から、研究の走り書きメモにも利用し始めた。
以前なら、プリントアウト失敗の裏紙に書いていたものをだ。

どんなにその枚数が増えても
重さが変わらない。

そのメモは、すぐにでもプリントアウト出来るので
実体としてのメモを残す事も可能。

バッテリーの充電が、
もっとシームレスになれば、
紙を超える日が来るかもしれない。

しかし、もうすでに
魔法の世界だよなぁ。

2011年2月10日(木)
演奏旅行日記33 ワイマールへ

ホームへ戻ると、
みんなは昼食終わりかけだった。

僕のぶんを残してくれていて
それを食べ終わると、
列車がホームへ。

乗る予定の列車よりは幾分早かったので
次だろうとのんびりしていると、
発車する気配もなく、
不思議に思っていると、
麻美ちゃん曰く
「乗る列車ってこれじゃないですかね?」

慌てて確認。

確かにそうでした。
あわや乗り損ねるところでした。

日本の感覚だと、
新幹線でも
次々に到着しては発車して行きますが
こちらでは違うわけで。

14時11分発ドレスデン行きです。

さっそく乗り込みます。
車内はずいぶん綺麗です。

一応、指定席なんですが
乗る人が来るまでは、
座っていてもいいようで、
我々の座るところには
別の乗客が座っていました。

言えばすぐに席を空けて貰えます。

指定の表示ですが、以前は
紙を入れるホルダーみたいな所に
メモが入れてあったように記憶していましたが
今回は、同じ位の大きさの
デジタル表示になっていました。

車掌さんがチェックすると
その表示が消えていましたので
なかなかうまい仕組みになっているなと
一人感心していました。

車内は静かで快適でした。

ただ、問題もあって
せっかく購入したSIMカード、
車内では電波の入りが悪く
使い物になりませんでした。

マップで位置を確認しながら
目的地まで行けるかなと
少しワクワクしていたので。

途中、アイゼナハなど見知った駅を通過。

16時51分ワイマールに到着。

すると、ホームには
もう、全身笑顔という表現がふさわしい
シュタイン博士が。

すでに、先生や何人かのメンバーと
挨拶の抱擁をしていました。

ほぼ最後尾で列車から降りた僕と
シュタイン博士の目が合うと
これまた、歓迎の抱擁。

久しぶりのシュタイン博士は
変わらず元気な様子だった。

駅の外に出ると、
一足先に来ていた浅野と
京都モンテベルディ合唱団の元団員の園田さんが
来ていた。

彼女は音楽の研究で留学中なのだ。

その他に、今回お世話になる宿の人?
も来ていて、
何台かの車で、宿まで送ってくれるとのこと。
そのうち一台はシュタイン博士の車。

僕は後発組の方に。

待っている間、
外は寒かった。
イタリアは日本とそれほど差を感じなかったが
ドイツは明らかに寒かった。

迎えの車がくる間、
浅野に宿のことをいろいろ尋ねる。

ほどなく、車が到着し、
ドイツでお世話になる宿へ向かった。
つづく・・・・。

2011年2月14日(月)
歳かな

引っ越し手伝いのダメージが。
というか、体動かす前に
柔軟をしなかったせいか。

昔、オペラ様式のヨハネ受難曲をやる時
何度かあったゲネの時
筋肉痛になったのを見て
「柔軟してないからですよ」
と、今はドイツ在住の平井ちゃんに
注意されたことを今更ながらに想い出す。

今回は本当に
柔軟してから臨むべきだった。

背中はだいぶん伸びるようになったけれど
今朝起きたときは、
まだ、バキバキいっていたのだ。

どちらにしても、油断してたら
筋力はどんどん落ちていくな。
気をつけよう。

2011年2月17日(木)
雪(EX-FH100による)





2011年2月21日(月)
少し調子悪し

先週末くらいから
みぞおちが痛む。
時々だけれど。

この痛み方には覚えがあって
数年前
オーディション1日目の終わった晩に
絶え間ない腹痛で
救急車のお世話になったことがあった。

その治りかけの痛みに
少し似ていた。

あのときは、某上司の
パワハラまがいの振る舞いに
すっかり参っていたのだ。

激痛とは程遠いものの
痛んだ瞬間は、動きが一瞬止まる感じだ。

出張先の長崎で、
用務が終わった後、
市街の薬屋にて胃薬と解熱薬を購入
軽く食事を取り、
早々にホテルに入った。

翌日には、ずいぶんましになっていたが
用心して、重たい食事は
とらなかった。

今週も、ちょっと様子見かな。

2011年2月25日(金)
ここ数日

桜でも咲こうかという気温。

暖かくなるのはいいが
寒の戻りで注意がいるな。

それでも、毎年のことにもかかわらず
季節の移ろいには感動を覚える。

うちの職場は
中庭に新棟を立てる工事がはじまり
それに伴って、
南側にあった桜の木が
切られてしまった。

新棟がたった暁には
再び植えるみたいだ。

中庭にあった楠は
結構気に入っていたけれど
工事が始まると
感傷に浸る間もなく
あっという間に伐採されてしまった。

こうやってどんどん変わっていくんだろうな。

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2011_02_25_02.jpg

2011年2月28日(月)
暖かい雨

今のところは。

花粉はだいぶ飛んでいるようだ。
幸いまだ、発症していない。

でも、時間の問題のような気もする。

今の所属の時間の流れに
ようやくなじんできた感じだ。

しばらく、異動は無いと思うが。

なんか気力も少し萎えていて
先日行った生月島のことなんかを
書けていない。

スケジュールを見ると
来月の名古屋公演とマンスリーを乗り切ると
音楽の方では少し余裕が出来そうだ。
仕事の方はそれと逆の動きになりそうだが。

当間先生は、それ以後1ヶ月の完全休養に入る。

そういう、スケジューリングを
してみたいもんだ。
実質休めて2週間が限度だろうな。
(過去の演奏旅行など)

有給休暇の残り日程的には
すべて使えば2ヶ月は休めるけど
それはまぁ、無理でしょう。

そう言う夢想をしつつ
年度末は大変になります。

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