日々つれづれ
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2011年4月1日(金)
やっと3月終了

相変わらず、
時間の感じ方は
過ぎ行くのをゆっくり感じるままだけれど
震災以後、
少しその流れが変わったかもしれない。

震災、その2日後の本番と
ある意味、その近辺が
動かしようのない起点になって
それ以前、それ以後という
感覚になっている。

だいぶん回復したけれど
まだ、少ししっくりきていない。

2011年4月1日(金)
完全休養

仕事からも
音楽からも
離れて休養ってのは
実際には難しい。

もともと休むのも遊ぶのも下手なので
誰かの企画に、金魚のフンみたいに
付いていくのが大半だ。

かつてあったので
夏に上高地と白骨温泉とか
2月初旬に城之崎へカニ食いに行くとか
年末年始のスキーとか
(これは今回から北海道へ変更、長野の宿がなくなった)
5月ごろに、山菜取りに行くとか。

個人でやるのは
青春18で鈍行旅行など。

今朝も孫連れの老夫婦がいて
テンション高いおじいさんのおかげで
何をするか大体想像できた。

おそらく18きっぷでの鈍行旅行だ。

うらやましい限りだ。

全部放り出して旅行でも行きたいな。
ま、無理だけど。
次の本番まで1か月切ったし。

さぞかし死ぬときは清々するんだろうな。
と考えたりもする。

2011年4月2日(土)
紀伊國屋ポイントカード

去年の11月くらいから始まったサービスだったと思う。

梅田店のリニューアルの少し前。

書籍代金の1パーセントが
ポイントとして加算される。

で、累積ポイントを見ると
1104ポイント。

代金の1パーセントがポイント加算なので
わずか5ヶ月で
僕は、紀伊國屋書店【だけ】で
11万円以上書籍を買ったことになる。

月平均2万2千円か。

書籍を買うのは紀伊國屋だけではないので
多分少なく見積もっても
月の書籍代は3万くらいか。

部屋に本が溢れるわけだ。

必要以上に給料が欲しいわけではないけれど
ある時、財テクしようかな思ったことがあった。

そのきっかけは、
「読みたい本を、読みたい時に気兼ねなく買えるくらいのお金があったらな」
と思った時だった。

いろいろ物入りで、手落ちが少なくなった時、
読みたいと思った本の購入を
ためらったことがあった。

その時、財テクは面倒臭いが
本を気兼ねなく買えるなら
やっても良いかなと
その時、一瞬、真剣に考えた。

毎月綺麗に給料分なくなっていく原因が
少し分かったような気がした。

2011年4月4日(月)
気分に任せて

気持ちの落ち込みというか
気力の枯渇具合は相変わらず。

実はどうしようもなくて
あがいている。

こういう時
体を休めることにより
様子を見ることもある。

もともと意志も強くないので
それでも、どうしようもないとき
体がするがままに
気持ちが要求するがままに任せることにする。

こういう時
僕は多読傾向に入る。

やることがあるにも関わらず
多読傾向に入る。

振り返ると、その傾向の兆しは
小学校に遡る。
中学、高校、大学と
そういう時期がけっこうあった。

今回は
特に先日の震災以後顕著になった。
無意識が、自分が求める何かがそこにあると
告げるかのように。

しばらく、多読は続きそうだ。

2011年4月5日(火)
ゴールデンウィークまで乗り切れば

少しは休めるかな。

カレンダー見ると。
確証はないが。

演奏会の記録なんかを見ると
たぶん、去年のオーディションくらいから
まともに休みがないようだ。

例年は年末年始が
オフになるが
今回は諸般の事情により
休みにならなかった。

で、そのまま今に至るわけで。

まぁ、疲れるか。
震災の影響も、意識したより
深くあるようで
気持ちがなかなか立ち上がらないので
それでなくても遅れている仕事が
さらに遅れる事態になっている。

目に見えてどっか怪我してりゃ
わかりやすいが、
見た目では、やる気の枯渇状況は
わからんからなぁ。

困ったもんだ。

なんとかゴールデンウィークまで
持たせよう。

話はそこからだ。

2011年4月7日(木)
明るい朝 with 遅刻

今朝は一度5時過ぎに目が覚めた。
外は真っ暗。

再び寝る。
・・・・・・・!

【自然と】目が覚める。
・・・明るい・・・・・・・!!

8時20分・・・・・・!!!

今日は木曜日・・・・・!!!!
や・やってもうたぁ。○| ̄|_

とりあえず着替え。
すんごい寝癖。

職場へ電話。

家を飛び出す。

9時半過ぎ職場到着。
こういう日に限って職員室人多し。

部長「寝坊か?( ̄ー ̄)ニヤリ」
僕「はい、・・」
終了。

来客が昼一だったのは
不幸中の幸いか。

2011年4月8日(金)
何かする

気持ちは少しずつ
回復してきている。

じっと留まっているのが
よくない。

その場からいったん離れるのも
一つの手段かもしれないが
少しずつでもいいから
何かするしかないんだろう。

最初は手につかなくても
1mmでも1cmでも少しずつ
前へ進める。

後退しても、それでも前へ。

三百六十五歩のマーチみたいだな。

みっともなくても前へ。

2011年4月10日(日)
うめきた大仏

内田樹さんのブログから
人間が人間であるための神について

最近僕が多読傾向に入って
読んでいるのは、この内田樹さんの著書。

ここに書かれている内容は
本当にその通りだなと思う。

僕が行ったことのある
外国の都市は限られているけれど
ドイツやイタリア、オーストリア、スロバキアに関しては
町の中央に、教会が存在する。
列車の車窓から見た、小さな町にも
中央に教会があった。

そして、街中には鐘の音が聞こえるのだ。

まだ、何もない梅北に
そういうものがあったら良いなと
付近の住民として切に思う。

ご指摘の通り、
あの辺りだけ、確かに「薄く」感じる。

川沿いには神社があるけど
キタの中心地は確かに薄い。

そういうのあったら良いよな。

2011年4月13日(水)
事実としての歴史

どうやっても
歴史は伝える人の主観が入ってしまうけど
実際に起こったことに対しては
淡々と伝えることができると思う。

いつの時代の天皇が誰々とか
幕府を開いたのは何々とか
人物の歴史ではなく
天変地異の歴史を
僕らは、もっと大事にせなあかんねやろな
ということを
今回、よりいっそう思い知った。

本当は前回の阪神淡路大震災
教訓とするべきだった。

生かし切れなかったわけではないけれど
大津波に対する警戒ということでは
過去の歴史を生かせなかった。

日本人が昔からの言い伝えを
これほどまでに軽く見るのは
いつごろからなんだろう?

もともと、そういう国民?

津波に関しては阪神淡路大震災の2年前
93年7月12日に北海道南西沖地震
かなりの被害をこうむった。

しかし、まさに津波が来る
その津波により町が呑み込まれる様を
今回のように映像で見ることはなかった。

被害の様相は酷似しているにも関わらず
津波に対する警告として
強く受け取ることができなかった。

しかし、今回はテレビ局以外に
個人で撮影した動画、写真など
れっきとした、動かぬ証拠が残った。

今度こそ、これを生かさないと
僕らは本当のばかになる。

歴史に対する捉え方は色々あるかもしれないが
日本にとって一番大事なのは
過去に起こった天変地異と
それと共存してきた祖先の歴史を
教え伝えるというのが
もっとも大事なのではないだろか。

天皇が誰々、幕府が何々、
なんて、あくまでそのオプションでは?

天変地異の歴史。
これを必須にしてもいいと
そう、思った。

2011年4月16日(土)
全然歌ってない

今月入ってから
練習は1度も行けていない。

半月ほどまともに歌っていないことになる。
長期休暇でもなんでもなく
ただ、仕事と大学で行けてない。

練習に行けないのは主に大学での
研究打ち合わせがあるからだ。
夜にしか行けない、ということは
昼間の仕事は、ほぼ抜けられない
ということだ。

何だかんだ言って
これまでは練習に行けていたが
今回は無理な状況が続いている。

先月のマンスリーをなんとかするために
仕事を隅に追いやったり
震災からしばらく、気力が萎えて
マンスリー後、仕事そのものが
手につかなかったりで、
特に、研究と論文作成が滞っていた。

加えて、測定機の一部更新のための
資料作成があり、その締切が
連休直前、4月28日。(マンスリー直前でもある)
そのための会議を
自分が開いて仕切らなければならない。
(こういうのは4回目くらいか)

毎年、年度末、年度初めはこんなもんだけど
今回は特に融通が利かなくなっている。

ただ、こうなって思うのは
こと、研究に関しては、継続して
事に当たれるというのは大事だな
と思った。

練習に行けないことで
思考や、実験の分断が起きない。
日中の技術相談が途絶えて
夕刻から夜にかけて少し静かになる。
この効能が思いのほか大きい。

今日も、昼からだけれど
職場で実験している。

電話もなく、快適この上ない。

せっかくなので
練習に行けない時の
心理状況を自己観察することとしよう。

2011年4月17日(日)
遺留捜査(ドラマ)

上川隆也さん主演。

結構良かった。
初回は
殺されたのは作曲家兼ピアニスト。

主演の上川さんは
科捜研の人の役。

少し変わり者という立ち位置だが
それ故、人とは違う観点から
遺留品に着目し
犯人を追いつめて行くというもの。

きっと毎回このパターンなんだろう。
僕は結構気に入った。

唯一の不満点は
貫地谷しほりさんの扱い。
まさか、シリアス一本で行く気か?

まぁ、コメディエンヌとしての
振れ幅が出ると
主演を食ってしまう可能性はあるが。

でもなぁ・・・・・。
もったいなよなぁ。

2011年4月18日(月)
ビートルズであり、カーペンターズであり、

10代のころに聞いていた
ビートルズや
カーペンターズ、サイモン&ガーファンクルが
ふとした瞬間に
頭の中で流れる。

映画音楽も、僕の中では
かなりの部分を占める。

仕事が忙しくて
練習に出れないまま半月
頭の中で鳴りはじめたのは
これらの音楽だった。

ここで、バッハだ
モンテヴェルディだ
ヘンデルだ
ビクトリアだ
ってなると、良いのかもしれないが
ビートルズなどに比べると
【聴いている頻度が低い】ので
パッとは浮かばないな。

きっと10代のころに
クラシックを聞いた人は
浮かぶんだろうなぁ。

Let it beや明日にかける橋
イエスタデイワンスモアなんかが
頭の中でリフレインしています。

それこそ聴いて、発音やなにからマネして歌って
って、何度もやってたもんなぁ。

僕の音楽の中心は
こんな感じかもしれない。

2011年4月19日(火)
疲れがそろそろピークやな

それでも、今週来客がないのは
ずいぶん助かる。

一番の負荷は
投稿論文の作成(英語)。

ある実験結果が良かったので
急遽差し替えとなった。
それが先週の水曜日のこと。
打ち合わせ終わり間際に。

ただ、それをすると1/3くらいは
差し替えに。
しかも新規で英文書き起こし。

手法の説明もいるので
ポンチ絵も新規に作ることに。

結果のグラフは打ち合わせのために
作っていたので、
少しアレンジすればいい。

日本語での投稿なら
もう少し作業は早かったかもしれない。

いかんせん英語。
次こそは日本語で書きたいものだ。

それにしても、
少しは休みがほしいな。
結構フラフラである。

2011年4月20日(水)
なんちゃって弾き語り

GarageBand for iPadで。

ネットにはこれで
楽曲のコピー演奏している動画が
結構上がっている。

解説などおもしろかったのはここ。
CloseBox and OpenPod:ITmediaオルタナティブ・ブログ (RSS) CloseBox and OpenPod

ピアノ弾けないけど
なんちゃって演奏くらいなら
できそうな雰囲気。

キーボードにハープシコードあったら
レティタチーヴォの練習もできそうだ。

ギターもよくできている。

いやぁすごいなアップル。
iPad2ほしくなってきた。

2011年4月22日(金)
ようやく原稿送付

たった今。

目安の締め切りからかなり遅れてしまった。
当初からすると
新しいデータなどを入れることになり
大幅の刷新。

書いている僕よりも、
見て貰った先生の方が大変だ。
夕方から夜に大学へ行き
終わるのは毎回9時過ぎ。

なにぶん、英文なので
僕の作業に時間がかかってしまった。
大変だけど、この少しずつ
変わっていく過程は、
何とも言えず面白い。

それにしても
たくさん直していただいた。

それがようやく、最初の旅へ。
受け入れられるか、
拒否されるか。

受け入れられれば、ようやく2本目になる。
査読でどんなコメントが返ってくるか
今からドキドキである。

先生曰く
「どんなもんだい、えっへん、にはすこし足りひんなぁ・・・」
もう少し実験がいるな。

次のは日本語で良いらしい。
頑張るとしますか。

2011年4月26日(火)
もう少しでゴールデンウィーク

一つずつ片付いています。

投稿論文は、
遅れたおかげで
最新の結果を盛り込めたので
良しとしよう。

職場での書類作成も、もう少しか。

しかし、仕事で
これだけ練習に行けなかったのは
初めてかもしれない。
おおよそひと月だ。

今日は行けると思うが。
(行けなきゃ降り番だ)

ゴールデンウィークは
さすがに休めるよな?
って誰かに訊きたくなるほどに
これまで予定が埋まっていた。

昨年の2月くらいから
まともに休みがなかったので
さすがにフラフラしてきた。

どこかに行くわけではないが
今度こそ休もう。

2011年4月27日(水)
1か月空く

昨日、ほぼ1か月ぶりに練習に行く。

これだけ行けなかったのは
95年の震災以来かもしれない。
あの時は1か月半、
大阪に出る手段が無かったのだが。

歌うに際しての
勘のようなものは
最初なかなか戻らず。

家で声を出していないわけではなかったが
久しぶりのカンタータ4番と
ビクトリアのモテットの初見(過去にやったらしいが記憶なし)
牧子さんの小品の初見
先生の編曲のさだまさし
などなど
昨日は、久しぶりとしては
ハード目だった。

これで明後日本番

休みまでもう少し。

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