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第17 Scene('04/7/8)
「石垣島」
「散歩」にしては遠すぎますね。(笑)
旅行や遊びなどは「日記」にこれまで書いてきたわけですが、これからは広義に解釈してここ、「散歩」にその感想を書いていくことにしたいと思います。これから結構増えるのではないかと、少し心配やら楽しみやらの気持ちが入り交じった心境です。
今回の石垣は短期間。ダイビングも四本と最も数の少なかった滞在でした。
とにかくちょっと「気分転換」が欲しいと、頼み込んで無理矢理スケジュールを空けてもらったんです。
でも一本目から「おや、こりゃ変だ!」と解りました。(笑)
どうも体が海の中になじまないんですね。
海は変わらず「海」でした。(笑)
良いですね。お魚さんたちも必死で生きてます。中にはボ〜っとしている者もいますが(笑)、生きるためにひたすら何ものかと闘ったいる風が私には染み入ります。
毎回お世話になっている小室さん(ダイビング・サービス「シーウオーター」代表)一家にも感謝。
ガイドとしても一押しの小室さんなんですが、これまでに何度も書いていますが、彼の陽気な子供っぽさときりっとした仕事ぶりが何といっても私のお気に入りです。
至る所に「安心印」を大きくベタッと貼りたいぐらいです。(笑)
三人の子供たちのやんちゃぶりも、親に似て(!(笑))私を元気づけます。
彼らの成長をただ横から眺めているだけかも知れませんが、私にとってはこれからの大いなる楽しみでもあります。
ということで、今回は少し早くダイビングを終え、気持ちを切り替えて島の東側を探索しようと思い立ちました。
以下はその行程です。
「唐人墓」(とうじんばか)。以前から行きたかったところです。島民の優しさ、歴史の重みを考えさせられるこの記念碑はもっと日本中に知られてもいいのではないかと思っています。詳しい「その出来事」はネット上で検索をかけると沢山でてきます。一読されることをお勧めします。
「唐人墓」の脇にあったこの短い文は私の胸を打ちました。
そういえば、この地で見かける看板、張り紙などもちょっと感動ものがあるんです。
思わず、「いいなぁ〜」。
この後にもそれらの一例を書きますが、こんなのはいかがでしょう。ある雑貨屋に張ってあったものです。
「いたずらしたら いいます。けいさつへ」。
「白保サンゴ村」。一時この「白保のサンゴ」を守る運動が世界を駆けめぐりました。飛行場建設にまつわる運動だったと記憶しています。
一度見てみたいと思っています。シュノーケリングは出来るそうです。あいにく訪れたこの日が休館日だったのは残念でした。
「石垣」。その白保の村落。崩れかけている石垣。しっかりした石垣などまばらです。
うだるような暑さの中を歩きながら、この島の歴史をちょっと思い出したりしていました。
お昼が近づいてきたので、食事です。以前小室さんたちと食事をした石垣牛のお店に行きたくなり「金城」へ。
ちょっと迷って人に尋ねるのですが、親切に皆さん教えてくれます。
ウ〜ン!美味しいお肉でした。(満足!)
で、そこで見つけた張り紙です。「お母さんへ」と題して、かわいらしい牛のイラストと共に書かれています。
「お母さんへ お子さんは散らかすことの名人です
私たちも幼い頃はそうでした
テーブルの上や席の周りの汚れ等を
一切お気になさらないで下さい
私共店の者がかたずけます
私共の店にいらした時くらい
ゆっくり召し上がって下さい
お母さん
金城 従業員一同」
まぁ、お店の戦略とも受けとめることもできますが、お店の従業員の接客、受け答えに感じたものはその文章のように、心遣いと優しさでしたよ。(一人バイトの子かなぁ、慣れない様子の子がちょっと浮いていましたが(笑))
「メームイ」。公設市場の前にある美味しいケーキ屋さんです。ここに入って石垣島のエンディングにするつもりだったのですが、時間が無く残念ながら素通りすることになりました。
また、食べに来ましょう。
まだまだ石垣には「感じる所」が一杯あると思います。
楽しみです。
第17 Scene('04/7/8)「石垣島」終わり

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