八重山毎日新聞社コラム

「やいま千思万想」No.271


【掲載:2024/09/26(木曜日)】

やいま千思万想(第271回)

「大阪コレギウム・ムジクム」主宰 指揮者 当間修一

この国で何が起こっているのか、真剣に調べて見ませんか

 ここでは政治の事はできるだけ書かないつもりでいたのですが、最近多いですね。
音楽のこと、日常の話題、皆が楽しめることをご紹介しようと始めたコラム。しかし今日も書かせて下さい。
書いたものは、敢えてコメントしたもので、「音楽」だけで十分だ、というのが私のスタンスです。
音楽は政治を超えるものです。私はそれを今後も貫きたいとは思っています。
しかし、改めて思うのですね。音楽家だって政治のことを語ってもいいですよね、と。
人間として、良くない事に対して「配慮」や「慎み」など必要ないです。
ただ、日本では芸能の世界も音楽界も、そして一般の人も、互いの「政治」の話は好まれません。
発言すると何らかの、重いものを背負うことになる、との不安を持つのでしょう。
これがこの日本での一番の問題点です。

 ここからは「読んでもいい」と思われる人だけ読んで下さい。
(できるだけ怒りを誘う、気分が悪くなるような文は避けようと思っています)
「またですか」と思われる方はお読みにならないで下さい。と、気を遣う私です。
以下ここからです。
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 ほんとにひどい国を見せられていますね。
何ですか、自民党のあの総裁選挙は、何も起こしていないかのようや、反省や改革無しの会見は。
だれも裏金の事を話しません。宗教団体との訣別も言いません。
明らかになった問題など解決させるとの決意も無し。
でも「改革する」と言う!口先ばかり!何と言う愚かな人間たちか!国民の全体を見ない。見ようとしない。 見ているのはお仲間たちだけ。そしていつも詭弁が飛び交う。法に触れているのに逃げまくる。
人間としての質がこれほどまでに劣ってしまったのです。
もう呆れるしかありません。
最近やっと安倍晋三さんの記事が増えてきました。もちろん「肯定」でなく批判する「否定」の論です。
一部の人たちは随分前から指摘していましたが、それをはぐらかす人たちによって覆い隠されてきた。
忘れる事のできない事件が沢山ありましたよね。思い出しましょうよ。
国政でこれですから、地方でもきっとこれに近い事があるだろうと疑っていたところに「兵庫県知事」パワハラ問題。
今では、それを辞職か失職の話にすり替えるニュース報道。
パワハラがあり、その事で自死される人が出た。これを無視できる人間って何でしょう。
「人の命の無視」、も甚だしい!もう根本的なところで国の秩序が、人の心が崩壊しているこの国です。

 これらを「是」とするならば 何を持って生活していけば良いのでしょう。
許し合う、それも法を犯してもよいという「仲間作り」にだけ励めということなのでしょうか。
一時は「親切で優しく、礼儀正しく、優秀なる民」を誇っていた日本です。それを汚したのは執政です。
一刻も早く、この国が滅んで行っていることを全国民が知るべきです。
疑問に思うことを調べて見ましょう。
公に発表されている数値や、中にはまだ知らされていない事実が記録として残っています。





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