八重山日報コラム

「音楽旅歩き」No.267


【掲載:2026-03-15(日)】

音楽旅歩き 第267回

「大阪コレギウム・ムジクム」主宰 指揮者  當間修一

【この世は「地獄」と「浮かれ国」 どうせなら宇宙的速度で未来の国へと!】

アメリカの無謀さにも困ったものです。それに追従するわが国も困ったもの。
総理大臣も毎日のようにおかしな言動を指摘されています。それに真っ正面に向き合おうとしない態度も困ったものです。事実、逃げてばかり。追求されると激怒して豹変する。
国会では多数派を背景として審議を短縮しようとしたり、のらりくらりと言葉遊び。与党としての横暴に繋がりかねない雰囲気が漂う。これもアメリカに倣っているのでしょうか。「裸の王様」が現れています。使われる言葉も世間離れ(聞いていて知らない外国語のように不可解)。
首相も、周りも、いろいろもっともらしい言葉でごまかそうとしていますが底が浅くてちょっと笑えます。
「時間をかけて論じ合う」を歴史上もっとも疎かにする時代がやって来ているようです。
世界中の秩序に乱れ、混沌とし、何を信じればいいのか答えが見つからない状態。戦争が起こり、兵士だけでなく一般市民の命をも奪う。子供たちが犠牲になっているのはどのような理由があろうとも許しがたい。兵器は進化し、人の手を使わずして人の命を奪う。ある実験がありました。拷問は目視すれば手加減ができ、目視しなければ幾らでも恐ろしくエスカレートしていく。人間の残酷な部分です。
すべてに関わってくることだと思うのですが「知力と想像力を鍛える」、それを日々積み重ねていくことが今できる最善の方法だと思われる。「見ること、聞くこと、読むこと、想像すること」ですね。それで少しは人間の残酷な部分を減らすことができると思いますね。人と人との殺し合いは身近な出来事です。日常茶飯事に何処でも起こることです。事実起こっています。「喧嘩」であり、それが国と国であれば「戦争」となります。小さな事と大きな事は全く同じです。小さいからと言って見過ごしてはならないでしょう。それは大きくなってしまう、に繋がっています。
私は時々言ってしまうことがあります。「壁に小さな針穴を見つければ直ぐに塞ぐ」と。そのような小さな穴ならば崩れはしないではなく、その穴は壁全てを破壊する始めなのだと。
一番小さな穴は人と人の間に開きます。この穴を塞ぐことを最初にすべきですね。「言うは易く行うは難し」なのですが(本当に難しい!)、しかしよく考えてみれば宇宙人とではなく同じ地球の、それも根っこが同じ人種なのですから解決しない訳はない。理解し、同化していくものですから。現代は人類の歴史の過程だと思います。宇宙的時間からすれば人類の歴史はたかだか約30万年。一瞬の間です。
今はこんな事が起こっていても、未来(といっても何十万年後)には争い合う相手が居ない世界になっている可能性の方が高いです。
そう思われません?そうでないと「滅亡」しかないのですから。
とんでもない方向へ話は進みましたが、そう思うほど今日の出来事は特異です。人類史上極めて危険な位置にあると思いますね。ある地域では「地獄」、しかし他方では「危うく、見せかけの天国」で「浮かれ国」。速く時間が過ぎて欲しいです!





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