October 30, 2008

シンフォニア・コレギウムOSAKA定期演奏会
【クリスマス・コンサート】

2008年12月21日(日) 15:00開演
会場:いずみホール

J. S. バッハ/
  クリスマス・オラトリオ(第1部~第3部)
J. S. バッハ/New
  前奏曲とフーガ ハ長調 BWV 547
G. F. ヘンデル/メサイアよりNew
  11. "For unto us a Child is born"
  39. "Hallelujah"
鈴木憲夫/New
  Ave Maria(弦楽伴奏版:当間修一編曲)
クリスマス・キャロル集
  久しく待ちにしNew
  きよしこの夜New
  荒野の果てに(当間修一編曲)New
  ああ主よ、われは深き淵よりNew
  さやかに星はきらめきNew


チケット好評発売中!

October 29, 2008

2009年東京定期公演 ご寄付のお願い

来年には15回目となります東京公演を予定致しております。
(2009年3月15日 於、第一生命ホール「宮澤賢治の世界」)
大阪コレギウム・ムジクムの音楽を広く全国に発信できれば、との思いで臨んでおります。
合唱団・器楽の共演となり、多くの方々よりご期待頂いております。

しかしながら、経済的には非常に厳しい状況となっておりまして、皆様に
ご支援を頂くことが出来ればと、ここにご寄付のお願いを致す所存です。
私共の志にご賛同頂き、ご協力を頂ければ幸いです。

一口/1000円より、ご寄付をお願い致しております。

ご賛同いただける方は、office@collegium.or.jp までお申し込み下さい。
折り返し、振込先等詳細をお知らせいたします。

ご不明な点、その他ございましたら、
OCM事務所 office@collegium.or.jp (電話・FAX:06-6929-0792)まで
お気軽にお問い合わせ下さい。
皆様のあたたかなご支援、心よりお待ちしております。

大阪コレギウム・ムジクム

October 28, 2008

本日はマンスリー・コンサートです!

たくさんのご来場をお待ちしています!

マンスリー・コンサート【音楽市場】
午後7時開演
会 場:日本福音ルーテル大阪教会

W. A. モーツァルト/弦楽四重奏 へ長調 KV 168
  ヴァイオリン…木村直子、西村綾香
  ヴィオラ…白木原有子  チェロ…木村政雄
A. ヴィヴァルディ/12のソナタ Op.2 より 第9番 ホ短調
  ヴァイオリン…梅垣恭子  チェンバロ…沖田明子
C. S. シェーネベック/Zwei konzertante Duos Duo 1番
  ヴィオラ…白木原有子、法橋泰子
G. F. ヘンデル/オーボエ、ヴァイオリン、通奏低音のための6つのソナタより 4番 ヘ長調 HWV383
  オーボエ…福田 淳  ヴァイオリン…森田玲子
  チェンバロ…沖田明子
岡野貞一/ふるさと(鈴木憲夫編曲)
山田耕筰/赤とんぼ(鈴木憲夫編曲)
鈴木憲夫/ほほえみ(ア・カペラ用)

October 27, 2008

561000

が次の当選者です。

ご来場ありがとうございました!


暖かいたくさんの拍手をいただいて、「現代音楽シリーズ」を無事に終えることができました。舞台アート音楽作品「GAGAKU I II」の場をたくさんの方と共有でき、団員一同嬉しく思います。
演奏会のご感想・ご意見などをお待ちしております。 まで皆様のお声を是非お寄せ下さい。

11月26日水曜にはマンスリー・コンサートが、
いずみホールでは12月21日に「クリスマス・コンサート」がございます。たくさんの方のご来場をお待ちしております!!

本日10/27(月)はソルフェージュ講座です!

当間のわかりやすく楽しい講義を聴きながら音楽の根源に迫る、奥深い講座です。音楽経験のあまりない方、またベテランの方、どなたでもご参加いただけます!多数のご参加をお待ちしています。


★日 時:10月27日(月)午後7時半~午後9時頃まで
★会 場:日本福音ルーテル大阪教会
     (大阪市営地下鉄「谷町四丁目」駅1B出口 徒歩1分)
★受講料:800円
★テキストは「合唱の育成・合唱の響き」(カルドシュ・パール著)使用。(全音楽譜出版社・3360円)
ご希望の方は各書店・楽譜店などで各自ご用意下さい(購入必須ではありません)。当日はレジュメが配布されます。
★筆記用具や五線譜ノート、録音機器などをご用意されると便利です。
前回までの資料をご希望の方は、受付にてお申し出下さい。

お申し込みは office@collegium.or.jpまで。
(当日参加も可能です。)

ソルフェージュ,楽典,大阪,講座,合唱,理論

October 26, 2008

「現代音楽シリーズ」いよいよ本日です!

本日、今注目の「舞台アート音楽作品」初演です!

日本の新しい音楽・舞台芸術作品が生まれます。
ホールの客席と言う空間の中で、どきどきわくわくしながら、新しい作品を一緒に作っていって頂きたい、新しい作品の誕生の場に是非参加してもらいたい、そう思っています。
ぜひ私たちと一緒に体験してください!

当日券ございます。お誘い合わせの上、是非お越しください!

October 23, 2008

October 22, 2008

Newリハーサル風景をご紹介します
舞台アート音楽作品「GAGAKU I II」
―折口信夫「死者の書」による【委嘱初演】

すべての楽器を使っての通しリハーサルの様子をご紹介します。


gagaku_rehearsal_2.jpg gagaku_rehearsal_1.jpg

今注目の「舞台アート音楽作品」初演、いよいよ本日です!
当日は、さらに照明による効果も加わります。
是非、会場にて、古代と現代を結ぶ、このステージを体験ください!

October 21, 2008

560000

が次の当選者です。

October 17, 2008

29日水曜はマンスリー・コンサートです。いよいよ間近です!


【現代音楽シリーズ】こちらも見逃せません!
 ~柴田南雄、西村朗 その魅力
New


来る26日の現代音楽シリーズでは、千原氏による新しい舞台芸術の世界が話題になっていますが、もちろん、それだけではありません!

今週は、柴田南雄、西村朗両氏の作品の魅力をご紹介します。


**男声合唱と小鼓のための「美女打見れば」(「梁塵秘抄」より)

平安時代末期に院政を敷いたことで有名な後白河法皇は、当時の流行歌であった「今様」を大変好み、あまりに歌いすぎて3度も喉を壊したといいます。その法皇が今様を後世に残すために編纂した「梁塵秘抄」がこの曲のテキストとなっています。

6曲からなる「美女打見れば」には、そのタイトルのとおり若い男性が美女を見たときの男心を歌ったものや、当時流行したファッションについての歌、またかたつむりに「角出せ角出せ、でないと…」と迫る童心の歌など、今の私たちから見てもとても共感しやすい歌が多く用いられています。
また、「梁塵秘抄」による柴田南雄の曲は他に女声・混声合唱が1曲ずつあるのですが、唯一の男声合唱であるこの曲では、男性らしさが強く出ているのも特徴と言えるでしょう。

現代に生きる私たちは古典の言葉にはすっかり疎くなってしまいましたが、当時に生きた人々も私たちと変わらない気持ちを持っていたことを実感できるのは、古典の大きな魅力ではないでしょうか。

西洋音楽とは違う独特の響きを持ちながら、かといって伝統的邦楽と同じでもなく、日本の新しい音楽を生み出している「柴田サウンド」。
私たちの国の音楽の未来に向かって何かを指し示している、そんな柴田南雄の音楽と古典テキストとの巡り合わせは、私たちの歴史が過去から未来へと連なっていることを再認識させてくれます。


**無伴奏女声合唱組曲「浮舟」~源氏物語の和歌による~

先月の京都公演で演奏しました「寂光哀歌」の姉妹作品。源氏物語の「宇治十帖」をモチーフとしています。対照的な性格の二人の貴公子から愛され、苦しむ姫君、浮舟・・・

曲は、1.匂宮 2.薫 3.浮舟 の3曲。
原文に用いられている和歌のみがテキストです。1、2曲目はそれぞれ、匂宮と浮舟、薫と浮舟のやり取りした和歌、3曲目は死を決意した浮舟の和歌のみで構成されています。
1曲目は、情熱的な愛と苦しみを、2曲目は端正な音楽の流れにのせて、抑えられた心情を、終曲は、死にのぞむ浮舟の絶唱を、西村作品独特の、凝縮された緊張感、印象的なヴォカリーズで表され、たゆたう心の危うさが胸に切なく迫ります。


シュッツ合唱団でしか聴けない、男声合唱、女声合唱の響き、どちらも見逃せません!ぜひ、ご期待下さい!


(2008.10.17 コレ・マガ第358号より転載)

559000

が次の当選者です。

October 15, 2008

【現代音楽シリーズ】折口信夫「死者の書」あらすじと解説New

折口信夫による小説「死者の書」をもとにした、今回の委嘱作「舞台アート音楽作品『GAGAKU I II』」。
その魅力に迫るため、「死者の書」の成立とストーリーについてご紹介します!


折口信夫『死者の書』

【成立】

・『死者の書』は1939年(昭和14年)、雑誌「日本評論」の1、2、3月号に、それぞれ『死者の書』『死者の書(正篇)』『死者の書(終篇)』と題して3回にわたり連載された。
 ※折口、このとき53歳。
・その後、章段の変更、字句の補訂等、大幅に手が加えられ、1943年(昭和18年)9月、青磁社より刊行された。
・題材として採り上げられているのは、主に次の二つの物語である。
 (1)「日本書紀」や「古事記」に伝えられる大津皇子の物語
 (2)『当麻曼荼羅縁起(たいままんだらえんぎ)』に伝えられる中将姫の物語

【内容(あらすじ)】

※物語の中心にあるのは、当麻寺に入って出家し、阿弥陀仏の助けを借りて 蓮糸の曼陀羅を織り上げ、現身のまま成仏したという、中将姫伝説。この中将姫にあたるのが、主人公となる藤原南家郎女(横佩家の郎女)。

冒頭、二上山山頂に眠る死者が目覚めるところから物語は始まる。
この死者が、郎女が思いをかける相手なる大津皇子(滋賀津彦)。謀反の疑いをかけられ、非業の死を遂げたとされている。

墓の外で「こう こう こう」と魂乞いをする声が響いている。
それは郎女の魂を呼ぶ声だったのだが、墓の中の死者(大津皇子)が呼応して目覚めたのだった。

麓の山田寺には郎女がいる。
同じ部屋には、地元の豪族、当麻氏の氏族の語部の老婆がおり、大津皇子の話を聞かせている。

その話とは、
・大津皇子は死の間際、耳面刀自にかけた思いが心残りになっていたこと
・そしてこの耳面刀自は、郎女の祖父の叔母にあたる人であること
・郎女は、その力に引かれてこの地を訪れたのであろうこと

郎女は、自分を招く人の俤をすでに見ているが、その人が大津皇子とは思えない。
すると語部の老婆は、さらに古い天若日子の伝説を語る。

大津皇子は、この老婆の語りに、遠く墓の中から耳を傾けていた。
こうして彼は、徐々に記憶を取り戻していった。

<<<ここで物語は、郎女が一人藤原京の館を出たところに戻る>>>

当時、権力の中枢にいた藤原氏だが、藤原南家当主・豊成(郎女の父)を押しのけ、その弟・仲麻呂の威勢が高まっていった。

郎女は、広嗣の乱の巻き添えとなり太宰府に左遷させられた父から送られてきた、阿弥陀経の写経を始めた。
大陸に開けた大宰府からの贈り物は、郎女の心を引きつけるのに十分であった。

郎女は、ちょうど写経が九百九十九部まできたところで、遠く二上山に自分を差し招く人の姿を見る。時は春分の日であった。
その夜、千部を書き終えると、郎女は屋敷を出て、山に導かれるように女人結界を破り、山田寺の奥深くに入っていった。

<<<ここで大伴家持が登場。家持の視点から当時の藤原京の様子を描写>>>

山田寺では、女人結界を破った郎女の処遇を巡り南家と寺側が対立するが、郎女自身の「姫の咎は、姫が贖ふ」という言葉によって、寺に留まることになる。

庵に暮らす郎女の下に、近付いてくる跫音がある。
怯えた郎女は咄嗟に目を瞑るのだが、その瞬間、帷帳を掴む白い手が見え、思わず「阿弥陀ほとけ」という言葉が口をついて出る。
怖さが消え、安らかな気持ちになり、夢の中でも郎女はその人の姿を見る。

季節は春から夏へ移り、郎女の周囲では、蓮の糸縒りが始まる。
そして彼岸中日、秋分の日、郎女は一人、寺の門から二上山を眺め、その人に「今すこし著く み姿顕したまへ」と願う。
すると雲が下りてきて、山端から尊者が姿を現した。

郎女は「はやうあの素肌のお身を、掩うてあげたい」と機を織り始める。
途中、機を織る手が止まるが、剃髪した尼が現れ、助けとなる。
その尼の声は当麻の語部の老婆の声で、隼別王子と女鳥の姫のエピソードを語る。

そうして秋が深まったころ、五反の布が織り上がった。
着物を縫おうとする郎女の前に、再び尼が訪れて、僧伽梨にするように言う。
郎女はそれを縫い上げ、最後にその上に絵を描いた。
こうしてできあがった曼陀羅を人々が賛嘆して眺めるうち、郎女は姿を消した。

(解説:内野浩介)


「死者の書」の世界には、歴史の流れに刻まれた人々の思いや、古来から日本人の心に蓄積され脈々と流れるものが詰まっています。
それらが今月26日、いずみホールの舞台に鮮やかに立ち現れます!

現代日本の音楽、文化芸術にとって新しい試みとなる作品です。
その初めての舞台が生まれる瞬間を歴史の証人として、ぜひ私たちと一緒に体験してください!

October 10, 2008

【現代音楽シリーズ】千原×当間の新しい舞台
 ~舞台アート音楽作品「GAGAKU I II」(10/13更新)
New

メールマガジン『コレ・マガ』に掲載の記事より、今回の〈現代音楽シリーズ〉の聴きどころをご紹介します!


OCM初の新しい試み、千原英喜氏による、舞台アート音楽作品「GAGAKU I II」が、今回の現代音楽シリーズのメインとして注目されています。

副題にある、折口信夫死者の書」では、以下の2つの物語が題材です。
・「日本書紀」や「古事記」に伝えられる大津皇子の物語
・『当麻曼荼羅縁起(たいままんだらえんぎ)』に伝えられる中将姫の物語

大津皇子はその多才、人を引きつける魅力の持ち主で、皇太子草壁皇子即位の障害になると恐れた持統天皇の謀略によって抹殺されたとされています。
主人公となる藤原南家郎女はこの大津皇子の魂に導かれながら一人、山深い寺に入り、蓮糸で織物を織り、曼荼羅を描き上げます。

歌詞の一部をご紹介します。現代語訳、解説を担当しているのは、団員の内野浩介さん(ベース)です。

*******************************************

(大津皇子、 死を被りし時に、 磐余の池の堤にして 涙を流して作らす歌一首)
(大津皇子が 処刑されるときに、磐余の池の堤で   涙を流して作られた歌一首)

百伝ふ 磐余の池に 鳴く鴨を    今日のみ見てや 雲隠りなむ
【枕詞】 磐余の池に 鳴いている鴨を 今日だけ見て  死んでいくのか

 ※大津皇子の辞世の歌として伝わった一種の伝承歌か?
  類似の臨刑詩が中国にかなりあり、古くは唐以前にも見られるため、
  皇子の非業の死を悼んで詠んだ後人の仮託ではないかと思われる。


(大津皇子の屍を  葛城の二上山に移し葬る時に、大伯皇女の哀傷して作らす歌二首)
(大津皇子の遺体を 葛城の二上山に移葬した時に、大伯皇女が悲しんで作られた歌二首)

巌石の上に  生ふる馬酔木を   たをらめど
磯のほとりに 生えているあしびを 折りたいが

  見すべき君が       ありと言はなくに
  お見せする相手のあなたが いるわけではないのに

 ※大伯皇女:大津皇子の実姉

*******************************************

歴史の闇に沈んだ、数々の人の消える事のない「想い」、その産み出すエネルギーが現世と呼応する時・・・
静謐な闇の中に静かに満ち、昇華していく「魂」が、音と光、人の動きによって舞台に現出します。

新しい舞台芸術の世界へ、ぜひ、お越し下さい!



(注)参考情報として外部サイトへのリンクをしておりますが、リンク先のサイト(Wikipedia)は不特定多数によって継続的に編集されているものであり、内容の正確性が保証されているものではありません。
あらかじめご了承くださいますようお願いいたします。

「OCM歌唱発声体操」DVD第2版の販売を再開しました!

8月に発刊するや反響をいただき、またたく間に完売となりました『OCM歌唱発声体操DVD』の第2版が出来上がりました。大変お待たせいたしました!
ただ今、お申し込みいただければすぐに発送できます。

既刊のテキスト『OCM歌唱発声法 ~「ヴォーチェ・ディ・フィンテ」とその活用』で理論を学び、そしてこのDVDでフィンテ作りのための効果的体操を、ビジュアルでとらえながら実践していただけます。

 単独価格→ DVD:1800円(税込)、テキスト:600円(税込)
 セットでお求めいただくと→ DVD+テキスト:2200円(税込)
  ※送料は実費負担となります。

お名前・ご住所・お電話番号・お申し込み内容・数量を明記の上、OCM事務所 office@collegium.or.jp までお申し込み下さい。
代金のお支払いは、発送時に同封します郵便振込用紙にて、お振込み下さい。

558000

が次の当選者です。

October 08, 2008

October 06, 2008

CD「永訣の朝/おらしょ」 完売のお知らせ

邦人合唱曲シリーズCD「永訣の朝/おらしょ」は御好評につき完売いたしました。どうもありがとうございました。新たなCDのリリースにご期待くださ い!

October 04, 2008

557000

が次の当選者です。