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活動日誌(2001-2002)


舞台リハーサルと臨時練習(2002.9.27)

第16回定期演奏会を二週間後に控えた9月21日みつなかホールでリハーサルを行いました。

8月後半の合宿から団員それぞれに定演に向けての意識を高めつつ練習に励んできました。
そして今日このホールの響きの中でどのように仕上がっているのか不安と緊張の連続でした。 先生が指揮台に立たれるとその緊張は大変なものでした。「響きを聞くように」のアドバイス。 一曲一曲先生の指揮に吸い込まれるようにそれからは落ち着いて歌えました。
倉橋先生からお互いの声が混ざり合ってとてもきれいとのお誉めの言葉、素直に嬉しいの一言です。

翌々日にはリハーサルの反省点をもとに臨時練習があり、全曲通しました。これから定演迄は頭の 中は常に曲が流れている様な感じです。暗譜もあるのでなおさらです。歌っている中で先生は 「ユニゾンがきれいだ」と一言いわれました。
”全部の声が一本になる””ユニゾンの力が大きい” 私達が今まで何年も求められていた事が着実に出来上がりつつある喜びがひしと感じられました。 今年は趣向を凝らしたアニメソングもあり楽しい演奏会になりそうです。

10月5日(土)午後二時よりみつなかホールでの演奏会、合唱団員全力をあげて歌います。
是非 是非 皆様聴きに来て下さい。

メゾソプラノ 今村とも子

長寿福祉大会(2002.9.8)

残暑きびしい中、今年も九月四日と五日に、長寿福祉大会が開催されました。

客席は扇子やプログラムで風をおくる小さい波が、動いていました。暑さのなか、こうして 足を運ばれる方々はお元気で、表情もいきいきと若々しいなあと、近年戸惑っていた ほどです。1年後には、私のところにも招待状が舞い込む齢となり、客席の方々との 差がなくなったからだと今年は妙に納得しました。ステージに出るや、後ろに座って いる市会議員の「”りんどう”えらい若がえったなあ」の声に思わず緊張がほぐれ笑って しまいました。 いつもの白いドレスの上に今年新調した茜色のボレロを、はじめてステージでお目に かけたのですが、それがはなやかで若々しかったんだと思います。新調した甲斐があっ たというものです。
ああよかったとほっとした気持ちで、いつもの(敬老のうた)と、喜納昌吉作詞作曲 (花)を心をこめて、歌いました。

午前と午後のステージの合間には、1カ月後に迫った定期演奏会の曲の自主練習です。 普段のパート練習とはちがって、3パートを合わせ、細かく区切って正しいリズム、 和音になるよう繰り返し歌います。 この時期になって、はじめて、(他のパートがこんな動きをしているんだ)とか(こ この和音は、本当はこんなに美しかったんだ)など、遅まき乍ら私にも理解できて、 面白みが増してきます。

今年はアニメソングのステージがあって、その時にぬいぐるみを、それぞれが工夫し て身につける事に決まっています。 皆で持ち寄って、ドレスにつけたり首からぶら下げたり、肩にかついだり、犬、猫、 ふくろう、ライオン、ミッキーマウス、等、それはそれは賑やかに、集まりました。 大きさ、色の調和、つける位置など皆で、わいわい意見を出して、楽しみました。

こうして、ステージの合間に練習したり、話しあったりし乍ら、今年の長寿福祉大会 も無事におわり、さわやかな秋を迎えます。

アルト 田島 郁子

案内状の発送(2000.9.2)

8月30日午前10時から有志が集まって、演奏会の案内状の発送作業をしました。
この作業をするまでには、ちらしやチケットの印刷をはじめ色々な下準備がありますが、 コンサート委員を中心に少しづつ進めてまいりました。この日は宛先の書かれた封筒に印刷物を 入れたり、切手をはったりして、お昼過ぎにはやっと郵送できる状態にこぎつけました。

こういった仕事は音楽をする事とは関係なく、一見雑用にみえますが、そうでもないのです。仕事を こなしながら、おしゃべりもしながら仲間のことを知り、絆がいっそう強くなっていく様に思います。 こういうことが音楽づくりにとてもいい環境を作っていくのではないでしょうか。

このあと昼食もそこそこに、予定の練習開始時刻も待たず、合宿で決まった新しい曲や長寿福祉大会で 歌う曲の練習にとりかかりました。残念ながら先生は所用でお見えにならなかったのですが、なかなか 充実した時間を過ごせたと思います。
本番に向けての鼓動の高まりが、ようやく聞こえだした?ようです。

ソプラノ 山川 冨美子

1泊2日の合宿終了!!(2002.8.28)

8月24日・25日に能勢で合宿を行いました。
1日目は14時過ぎから、こりんどうさんの指導のもと「AVE MARIA」 「外国唱歌の12ヶ月」を中心に練習がスタートしました。
その後、当間先生の指揮でステージの曲順で歌いました。木下牧子集の「月の角 笛」では詩の中の言葉を一つ一つとり上げてイメージし、短い曲の中にあるいろん な場面をみんなで思い浮かべました。「私を束ねないで」では、休符の取り方を 「うん」や「う~ん」等の表現でわかりやすく教えていただきました。
「AVE MARIA」では、「恐れおののく感じ」「喜んで誉れな感じ」「愛する人へ呼 びかける感じ」「必死の祈り」等時間を掛けて話して頂き、それらを感じながら 歌っていきました。夕ご飯をはさんで21時ごろまでたっぷりと練習をしました。

夜は沖田先生のお誕生日のお祝いをし、バースディケーキの入刀で宴会、 いえいえミーティングが始まりました。りんどうのみなさんって〝笑い声が楽しい!! 〝と思った時間でした。遠くて話の内容は分からなくても、あの楽しそうな笑い声や表 情が見えると、なんだかつられて笑ってしまいます。皆さんが元気なのがよく分 かります。ほんと、なかよしです。
ミーティングでは演奏会の衣装を決めました。アニメソングコーラスのステージは なんだか楽しく・かわいらしくなりそうです。

夜、ソプラノは重松さんの心地よい子守り歌を聞きながら眠りにつきました。

2日目は9時すぎから練習が始まりました。昨日の復習を1時間半ほど行い、そし て10時半頃から当間先生の先生の指揮で「AVE MARIA」。そして「アニ メソングコーラス」、「外国唱歌の12ヶ月」では「こぎつね」が大きな課題となりま した。それから「新編・茜の空に」と歌いました。

途中幾度かこりんどうさんのみでの歌を聞かせてもらい、私は思わず聞き入って しまいました。あんな風に歌いたいなぁと。
個人的には、合宿まで「この曲ちょっと苦手」と思っていた曲が、合宿を越えて 「この曲も好き」と思えるようになれたのが大きな収穫でした。私はこれで、す べての曲が好きになりました。後は、歌えるように努力します。

ソプラノ 松尾 紀美子

第6回団内コンサートを終えて(2002.7.30)

今年の団内コンサートも無事終了!!

不安げな日頃の言葉とは裏腹に微笑みを浮かべながら堂々と歌っている団員の皆さんには心から脱帽!!
講評でも大変なお褒めのお言葉を頂きました。
「皆とっても上手くなっている。目差している発声が”ちゃん”と出来ている。少々の間違いや伴奏と 合わなかった事など気にしなくてもよい。」と優しいお気遣いを見せて頂いて私は思わず”ホロリ”
選曲の大切さも充分考え合わせながら今後も音楽を楽しませて頂きたいと思います。

特別出演して頂いた長井先生には「メサイア」の中から1人2役の素晴らしい喉を披露して頂き、
又倉橋先生が歌って下さった「夕顔」(3年前りんどうでも歌った事があります)は
こんなにも美しい曲だったのかと先生の素晴らしい歌唱力と相俟って感動致しました。

さあ!! これからは定演に向けて”まっしぐら”
悔いの無い様、頑張りたいと思います。

アルト 牛塚 モモカ

川西市男女共同参画センターのオープニングセレモニーに参加して(2002.6.12)

6月9日 快晴。
この日、私達りんどうは男女共同参画センターの登録グループの1グループとして当センターより 依頼を受け、オープニングセレモニーに参加しました。

午前10時、川西市長はじめ数名のテープカットと同時に私達の歌でホールに招待客をお迎え するという設定。
1曲目は木下牧子作曲”愛するうた”の中から「きんいろの太陽がもえる朝に」, 明るく、とても元気のいいオープニングにふさわしい曲です。歌っている私達もワクワク してくる様な気持。そしてあとの2曲「憧れ」、”四つの沖縄の歌”の中から「花」もじっくり 聴いて頂きました。
練習の時よりもうまく歌えた様な感じです。涙ぐんで聴いておられたお客様もあり ジーンと胸が熱くなりました。

この式典にちょっと花を添えたのではないでしょうか?

皆様に感動して頂ける歌をこれからも歌っていきたいと思います。

メゾソプラノ 今村とも子

演奏会迄4ヶ月(2002.6.4)

第16回定期演奏会迄あと4ヶ月となり、新しい曲の譜読みに追われています。

今、練習中の曲は「宮崎 駿監督作品 アニメソング・コーラス」の中から
「風の谷のナウシカ」よりナウシカ・レクイエム、「天空の城ラピュタ」より君をのせて、
「となりのトトロ」よりとなりのトトロ、「魔女の宅急便」よりめぐる季節、
「紅の豚」より時には昔の話を、「千と千尋の神隠し」よりいつも何度でも、の6曲です。

テレビでも放映されているので、聞いた事のある曲が多く、とても楽しめるし、(中には 理解するのに時間がかかった映画もありますが)音楽は言葉とメロディがよく合っていて とても自然で気持ち良い曲ばかりです。
来ていただくお客様が映画を思い出し、楽しんでいただけるよう、これからの練習を大切に したいと思っています。

ソプラノ 墫 節子

ー練習風景ー4月5日(金)(2002.4.5)

今日は「旅」(佐藤眞 作曲)の練習をしました。
11月10日、川西合唱連盟30周年記念演奏会に他の合唱団と合同演奏する事に決まった曲です。
りんどうでは今までパート練習を中心にしてきましたが、4月13日、初の合同練習がありますので、 それに向けて伴奏をつけての合わせをしてみました。
「旅」は全部で7曲入っています。テンポの速い勢いを感じる曲、ゆっくりした情緒のある曲など です。
練習の中で
倉橋先生より
詩をよく読んで意味を理解する事(曲の中で平がなで”あい” とありますが藍と譜面に書き入れるのが良いでしょう)、スタッカートが重くならず曲の中に生かす事 、アルトは低い音でもファルセットから入り1音1音大切に、これにより他のパートにはまり、音も 下がらない等々いつも発声のレッスンで教えていただいていますが、いざ曲になると生かされず反省 しきりです。
2曲目(村の小径で)では声だけ聴いていると雰囲気はありますが顔の表情が ないのが・・・と言われ、5曲目まで練習して少々疲れ気味。6曲目(旅のあとに)はいきなり ”つかれきって”と歌詞が始まり、あちこちで笑い声・・・・。一息ついて、終わりまで練習しました。

今回は混声合唱組曲で170名位の演奏になる様で、どういう曲に仕上がっていくのか今から楽しみです 。

アルト 姫野 チヅ子

衣装づくり(2002.3.28)

女声合唱りんどうは毎週金曜日の練習を 楽しみながら地道に積み重ねて おりますが、今日は春爛漫の一日をメンバーと共に過ごし そのパワーの 大きいことを つくづく感じた一日でした。
私は今年から衣装係をさせていただいて居ります。そして今日はその仕事 として 二つの大事な事がありました。
一つは りんどうの衣装を製作する事、もう一つは 新しい衣装を新調するかどうか  皆で検討すること。
前日から 忘れ物をしては折角の時間を無駄にしては大変と 少々緊張気味で準備しました。

一つ目の用事は ステージ用の白いドレスを(ーりんどうのユニフォームー と称していますがー)10着、なんと自分達で製作するのです。
りんどう工房第一日目 まずは裁断の日。
問屋さんから購入した反物の大きな包みを解き、作業に参加する10数名の見守る中 を 洋裁の達人のYさんが 手馴れた手つきで白い布地を拡げて 幾とうりもあるサイズの型紙を 当てながら 次々と鋏で切り取っていかれます。その手つきのなんと鮮やかなこと!
隣のの大机では3グループに分かれて 切りジツケをする軍団が控えています。 しつけ糸がなかなか針穴に通せないと嘆く人あり どれどれ私に任せてと  糸通しのグッズの使い方を説明する人あり。若いママで在りし頃 子ども達の服を作ったこと等の 思い出話など お喋りもカマビスシク・・・・・
口も手も良く動き,どんどん流れ作業は捗り 予定時間に10着分の裁断作業は終わりました。

今日の案件のもう一つ、東京の衣装専門店から届いた見本のケープを 白いドレスの上に重ねて どんな風に 見えるのか着てみました。モデルになって下さったNさん、何度もご苦労様でした。 背も幅も違うメンバーが着た場合を考えて 皆の厳しいチェックの目が光ります。 何度か衣装会社の営業担当の人と電話でのやり取りがありました。 これで全員の納得のいくデザインのケープに決まりそう。
次回のドレス製作の日を決めて コーラスの練習会場へと向かいました。

秋の演奏会で聴いていただく曲のイメージにステージ衣装がどのように活かされるのか  今からとても楽しみです。        

メゾソプラノ 喜澤 治子

                                                 

満寿荘訪問演奏(2002.3.14)

(私達”りんどう”は3月8日、満寿荘へ訪問演奏にまいりました。 最年長の団員の文を紹介いたします。)

うららかな日を与えられ満寿荘をお訪ねすることが出来ました。2年振りに皆様のお元気な お顔に迎えられ目頭が熱くなりました。
明子先生の素晴らしい伴奏、代表のお上手なご挨拶、Hさんの名司会振りに、お仲間二人の コントもほのぼのと、心もほぐれ、和気藹々に思いっきり歌ったり踊ったり・・・・・・・ 皆様に喜んで頂いて本当に嬉しゅうございました。

帰りにはお食事も美味しく、お話に花が咲き、とても楽しい一日でした。先生方や皆様の 温かいお心に支えられ、励まされ、ほんとうに幸せ!!いつも感謝い一ぱいでございます。 歌は私の生きがい、歩ける間、一生懸命つづけさせて頂きたいと思いますのでどうぞよろしく お願い申し上げます。

 うららかや お遊戯 ルンルン 「靴が鳴る」

ソプラノ 重松 昌子

初めて総会に参加して(2002.1.11)

今回初めて活動日誌を書くことになりました。ちょっと緊張してますが、よろしくお願 いします。
去年の夏りんどうに入団して以来、団員のみなさんの温かい空気に包まれてここまで来 ることが出来ました。今年1回目の練習日となった今日の総会もそんなみなさんの温か い雰囲気そのままに笑い声の絶えないものでした。

午後1時から2時までパート練習(曲:茜の空に・想い出・ピエロという名のピエロ)を し、2時から総会が始まりました。楽譜・発声・衣装・演奏会・会計等各担当の方から 活動報告・収支報告があり、それぞれのご苦労などお聞きしました。団員一人一人の力が 一つになってこそ何事も進んでいっているのだなと感じました。

2002年度の役割分担表に沿って一人ずつ挨拶をしていったのですが、このご挨拶が本当 に一人一人個性があって素晴らしいものでした。初めての私はずうっと笑いっぱなしだ ったと思います。そんな中でも反省点や課題点もしっかりあり、これからも前進してい く団なんだなぁと感じました。新しい試みにチャレンジしては...という意見もありま したが、どうなるのか......?楽しみでもあり、恐くもあり.....でもやっぱり楽しみの 方が大きいですね。

合唱を通じて今までたくさんの人と巡り会ってきましたが、りんどうのみなさんと出会 う事が出来て、本当に良かったと改めて感じた一日でした。これからも皆さんに教えて 頂きながら、頑張っていこう!と思います。

アルト  飯沼典子

りんどうのハイキング(2001.12.16)

12月7日、昨日まで雨模様の冷たいお天気もこの日は朝から暖かいひざしに
恵まれてほんとに良いハイキング日和でした。
電車の中からおしゃべりに花が咲き、中山駅で当間先生、沖田先生、倉橋先生と
ごいっしょでき、中山寺へと向かいました。皆さん、どんな時も和気藹々と
たのしそうそうですが、この日は特別あちらこちらで笑い声が湧き上がり、
私もうきうき子供のように遠足気分になりました。
中山寺の境内から、宝塚の街並を見おろしたり、美しく紅葉した木々をバックに
写真を写したり、この寒さに耐えて楚々と咲く花々に感激したり、普段あまり
お話のすることのないアルトやメゾのパートの方々ともゆっくりお話しながら
山本駅へと歩きました。
ちょうどお腹がすいた頃「花やしき」(和風レストラン)に到着。すてきな器に
彩られたごちそうの数々に大満足!ほんとうに幸せな一日でした。
また来年もりんどうの一員としてこの日が迎えられますように、と願いました。
ソプラノ 丸尾博美

川西合唱祭に思うこと(2001.11.27)

 秋深まる、去る11月18日(日)川西文化会館に於いて、川西合唱連盟主催の
合唱祭に16団体が参加し、女声・混声・少年少女・親子とバラエティーに富んだ
合唱祭が華やかに行われました。

 川西合唱祭も今年で29回を迎えました。私自身も、この合唱祭の半数近くの
ステージに出演させて戴いたことに、感慨ひとしおのものがあります。
 13年度の”りんどう”の活動としては、10月の定期演奏会を中心として、
4月の世界卓球選手権大会から始まり数々のイベントに参加し、また老人ホームへの
訪問演奏などを行ってまいりましたが、この合唱祭を持ちまして、今年の年中行事の
最後の締めくくりとなりました。

 思えば、米国の同時多発テロ・アフガン問題・国内ではリストラ・狂牛病と暗い
ニュースに明け暮れる中で、日々楽しく歌えることの、平和に生きる喜びをしみじみと
かみしめています。
 折しも、合唱祭翌朝未明(19日)にほぼ33年周期と言われている華麗な
”しし座流星群”が見られました。
 ヨーロッパでは”天国のかがり火”と伝承されているそうですが、この美しい
流れ星に「平和・幸福・健康」の願いを込めて、これからも、当間先生の情熱
溢れる、ご指導の下に楽しく歌い続けていくことでしょう。

ソプラノ 西島通子

川西市戦争犠牲者追悼式典に参加して(2001.10.27)

川西市の戦争犠牲者追悼の式典が10月18日に文化会館大ホールにて
静かに挙行されました。

私達合唱団りんどうは毎年何曲かの歌を捧げてきました。
今年は「椰子の実」と「もみじ」の2曲を歌いました。
いつもより人数も少なく頼りなかったなあ,,と思いました。
一寸反省です。

遺族の方も年々すくなく本当の一親等か二親等の方のみの参列の様だなと
思って舞台に立ちました。静かな音楽の流れる中、静かな祈りと白菊の
献花で式が進められて行きました。
遺族や私達はどんどん年を重ねていきますがそれぞれの心の中の遺影は
何時までも若々しく当時のままの凛々しい姿を誇っていられることと
思います。

秋の次第に深まるこの時期、追悼の式典の白菊の花束を抱えていらっしゃる
遺族の方の姿をみると心が痛みます。また若くして散った人々のことを
忘れずにいよう・・と想って黙とうをすませ・・式典を終えました。

アルト 西脇綾子

定期演奏会を終えて(2001.10.15)

 私がりんどうに入ったきっかけは、2年前の演奏会を聴きに行き 「うつくし~」と思ったからです。
昨年は仕事のため本番に出れませんでしたが、今年は皆さんと一緒に歌えて 本当に良かったです。

 今年は、私には難しい曲が多く長く苦しんでいました。
しかし夏の合宿を越えた頃から曲の美しさを感じ、 歌っていて楽しく思えるようになってきて当日を迎えることが 出来ました。

 本番の1時間前は、なんだかワクワクして、一人ニコニコしていました。
本番中は、練習で言われていた「ファルセットから入りましょう」 「響きを落とさないようにしましょう」という言葉を意識しながら 歌ってみましたが・・・。
自分自身で数々の反省はありますが、楽しんでのびのびと歌えました。

 演奏会後に当間先生にぎゅっと握手していただいて、ホッとして 涙がじわっと出てきました。来年も歌い終わった後に、温かい気持ちに なれる演奏をしたいですね。

 打ち上げで先生方から演奏会についてのお話を聞いて、歌うって本当に 素敵なことだなぁと思いましたし、りんどうがさらに好きになりました。

 聴きに来て下さった皆さんやさまざまな立場から支えてくださった皆さんに 感謝しつつ、3世代合唱団これからも元気に楽しく参りましょう。

ソプラノ 松尾紀美子

長寿福祉大会(2001.9.29)

 寄る年波の老いの身に、心の杖とかしずいて・・・。
こんな歌詞の敬老の歌をしみじみ心に刻み、集合時刻に遅れないようにと
文化会館へ着くや、開場数十分前というのに長蛇の列が出来ていた。
3年前までは、市が主催のこの行事も、3日間の午前、午後と6回に分けて
お祝いされていたものが、参加者の減少に伴い2日間となり、ついに今年は
1日だけになった。

 引きずりそうな白いドレスに気を配りながらステージへ。およそ1200席の上段の 方まで85%位の入りで、歌える幸せ、聞いて下さる方がいらっしゃる幸せに本当に 平和だなあと思った。最近の、映画を地で行くような映像の出現により世界の ニュースばかりが気になっていたので・・・。
そして先日、当間先生のおっしゃられた「変な時代に突入しようとしている今こそ、 素晴らしい響きで歌い、観客に良い物を感じ取って貰えなければ」とのお話を思い出した。 しかし、ステージに持ち込んだマイクの向きが少し変と気づきつつも、 これは指向性マイクではないからと決め込み、それを正しく直す勇気を持たない うちに終わってしまった。同時に、演奏会を成功させる為に色々な形でお世話してくださる、 ステージマネージャーの小野さんを思いだし感謝していた。

 又、出番待ちの舞台裏での暫しの時間の事、小さな小さな蚊のような耳元でささやく声、 「わたし、何か変と思っていたら、スカートを脱ぐのを忘れてしまって・・・。」と おっしゃる。つまり、ドレスの下にスカートと言うわけで。それを聞いた私は最近に無い笑いを こらえるのに必死な位、愉快な話だった。人間性を垣間見た楽しさだった。(体型の崩れてきた 自分には苦しくて到底出来ない事)私の笑う様子を見てその賢夫人曰く「私ボケてきたのかしら」と。 いえいえ決してそうではないでしょう。難しい三善晃、鈴木憲夫の世界に素晴らしい諸先生方の ご指導の下、ご一緒に挑戦しているのですもの。来年も再来年もきっと舞台に立つばかりでこの 客席に座れなくても!!女声合唱団りんどうにと依頼される間は常に美しいハーモニーを めざして、努力していきましょうね。

 庭の片隅で極めて規則的にリズムを取って鳴く鉦叩きの声を聞きながら、団の素敵な色々な 友を思い浮かべ、これからも虚飾に彩られる事無く、力を合わせて益々【円く】と思った事 でした。
当間先生、沖田先生、倉橋先生、長井先生の日頃の暖かいご指導に深く感謝申し上げつつ。



                                                                       ソプラノ 是石 則子

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