りんどうホームページ・トップに戻る


活動日誌(2005-2006)


ホールリハを終えて(2006.10.19)

 10月13日夜本番の演奏会で行うみつなかホールでホールリハーサルを行いました。
約一年ぶりに入ったホールは何だかとてもなつかしく思われました。ここのホールはとても響きが良く、うたっているととても ここち良く感じられます。

当間先生が来られる前に、今回初めて組み合わせる衣装を着てステージに立ってみました。なかなかさわやかな色の組み合わせで、 好印象を持っていただけたらうれしいのですが・・・。

当間先生が来られてホールリハーサルが本格的に始まりました。
「みすゞのそら」「与謝野晶子の世界」「ポピュラー曲をあつめて」 とプログラム通りに進んでいきました。子音がはっきり聞こえないこともあり、まだまだ練習しないといけないと痛感しました。 (本番まであとわずかですが・・・)

今回はホルンと一緒にブラームスの世界をお届けします。ドイツ語の歌詞ですが、少しでもお客様にブラームスの世界をお届け できるように、ひとつひとつの言葉を大切にうたえるように努めたいです。

4ステージそれぞれの世界を表現できるように皆様にお届けします。
ぜひ、21日(土)みつなかホールにお越しください。

メゾソプラノ 飯沼 典子

第20回定期演奏会に向けて(2006.9.14)

   10月21日(土)の定期演奏会に向けて、団員の練習にも熱が入ってきました。
  今年は「自然や人への愛」をテーマとした舞台となっています。

T部の『みすヾのそら』は9曲で構成されています。1曲1曲に温かさ、懐かしさを感じながら歌っています。
6曲目の「蛙」はユーモアたっぷりで私達の「ゲロ・ゲロ」という鳴き声?でも笑いを誘うかも知れません。

U部の[与謝野晶子の世界]では、詩の重み、また今までに感じた事のない和音の響き等でとまどっています。でも練習を重ねる毎に心地 よさが広がってきています。

V部の“ポピュラー曲を集めて”では、雰囲気を変えて「百万本のバラ」「あかとんぼ」などご存知の楽しい曲を集めました。

今、私を悩ませていることがもう一つあります。ドイツ語で歌うことです。
W部のブラームス作曲・2つのホルンとピアノ伴奏による「女声合唱のための4つの歌」です。
8月に入り演奏会の曲が決まっていく中、先生からこの曲の紹介がありました。ほとんどの 団員がやりたいと、手を上げました。(もちろん私も・・後の怖さを置いといて・・です)
言葉の意味を調べたり、子音を前に出して歌う等、ドイツ語とわかって頂けるよう頑張って練習しています。
2つのホルンと歌声で、ホール全体がどのような響きになるのか、演奏会当日に夢を膨らませて今から楽しみにしています。

今回も、それぞれの異なった舞台をお楽しみいただけると思います。

皆様のお越しをお待ちしています。

アルト 姫野 チヅ子

20回目の合宿(2006.9.2)

8月26日(土)〜27日、みつなかホールでの第20回定演(10月21日)に向けて、神戸セミナーハウスでの合宿に参加。
JR道場駅で下車、セミナーハウスからの迎えのマイクロバスに乗り込んで目的地へ・・・。
今年は8月になってから大方の曲が決まり団員は何としても出席しなければとの意気込みで都合をつけて参集しました。
例年と違い着替え、洗面具の他に虫除けスプレーに懐中電灯を準備して、どんな所かと期待と不安で到着したのですが、 小高い山の中の緑に囲まれた大きな施設で落ち着いた場所でした。

2時からはスケジュール通り練習が始まり、6時からの夕食を挟み、9時までの間殆ど休みなしで練習が進められました。
9時からのミーティングでは沖田先生のバースデーのささやかな心ばかりのお祝いが始まり、例年通り、数ある(?)衣装の中から 今年の衣装が決まり、早い目のお開きで次は入浴タイム。
入浴後は2人ずつの部屋に帰り、思い思いにベッドへ。翌日は8時の朝食に始まり、4時過ぎまで練習です。

今年のステージは
金子みすゞの詩による『みすゞのそら』 ”与謝野晶子の世界”
”ポピュラー曲をあつめて” ”ブラームスの女声合唱のための4つの歌”
の4つのステージです。

中でも皆の苦手意識の強いドイツ語のブラームスの4曲は楽譜が届いてすぐに各自が辞書を片手に調べた発音を直されながらの充実した 練習でした。
本番(当日)はホルン2本が加わっての演奏、今から合わせた音色が楽しみです。楽しい演奏会になる手応えを感じながらの合宿でした。

メゾソプラノ 伊戸 堯子

今井病院へ訪問演奏(2006.6.23)

私達りんどうは6月23日今井病院へ訪問演奏に出かけました。
病院では「りんどうコンサート」と楽しみに待ってくださってます。
代表の挨拶に続いて「富士山」を歌い始めると手拍子を打たれたのでちょっと戸惑いましたが、 沖田先生のピアノに合わせて一生懸命歌いました。
プログラムは「富士山」「荒城の月」「浜辺のうた」「女ひとり」「故郷の四季」より4曲、 「二つの雨のうた」「めぐりあいの中で」「川の流れのように」「ほほえみ」と盛りだくさんです。
団員が交代で曲を紹介しながら進行していきます。
皆さんご存じの曲はあちらこちらから私達のうたに合わせて歌声が聞こえてきます。
そして最後に皆さんと一緒に「故郷」を歌いました。
聴いて頂いた方から「きれいな声に感動しました。」「子育ての頃を思い出して胸がいっぱいになりました。」 「天使の声のようでした。」など感謝の言葉をいただきました。中には涙で言葉の出ない方もいらして喜んで頂けたようです。
私達も元気をいっぱい頂きました。

訪問演奏の後は移動して恒例のお茶会です。
嬉しいことに新団員も増え、今回が初めての人も一緒に歌いました。
初舞台の団員の感想を聞いたり、曲の紹介をした仲間に感心しながら美味しいケーキとお茶を頂きました。
定期演奏会に向けての練習について、たくさんの方に聴いて頂くための宣伝等を話し合ってお開きとなりました。

アルト 山口 真弓

春のハイキングを終えて(2006.5.26)

女声合唱団りんどうは春のひと時(5月19日)、今年3月にオープンされました、神戸花鳥園へ行きました。

当日雨に降られましたが、緑もあざやかに心もなごみ、沖田先生、倉橋先生をお迎えして16名楽しく半日過ごしました。
三宮駅から神戸空港行きポートライナー乗車。ポートピアランド南口下車。

館内に入りますと目の前に美しくきれいなベコニアの花々。 中華料理バイキングで腹ごしらえ。おいしく楽しく頂きました。

赤、白,黄、紫、桃色の熱帯性スイレン。オオオ二バスが水に 浮き、コリウス、パピルスの花等にしばし見とれ、小鳥の楽園へ。
かわいいペンギンが泳いでいます。 ダチョウの飼育の方に聞きますと「ここは狭すぎます。もっと 広い所で自由にさせます」と言いながら愛情深くエサを与えて いました。 ネットの張られた中、自然の色あざやかなインコの数々。
珍しい鳥の鳴き声を聞きながらフクロウの会場へ。 指導員が名前を呼ぶと静かに音もなく羽を広げ舞うフクロウ2羽。 人間の声がわかるかのように。 オーストラリアの自然に初めて触れ感動しました。

老若男女、子供も楽しく過ごせるこの園。 皆さんと和気あいあいと楽しく過ごせました。 これからも心一つにして歌っていきたいと思いながら花鳥園 を後にしました。

メゾソプラノ 鷲尾 美枝子

作曲家鈴木憲夫先生来団(2006.3.31)

大事件でした。私達の団に、光栄にも作曲家鈴木憲夫先生が当間先生との お話を終えられて、見学に来られました。突然の出来事でびっくりしてしまい ました。

私達は10月9日の演奏会に向けて、鈴木憲夫作曲『ほほえみ』を“訪問演奏 も終わったことだし、そろそろ本格的に音取りをしようか・・”と始めたところでした。
練習回数の多い「ほほえみ」から歌い始めたのですが、すぐに“本番で歌った のでしょう”と云われてしまうあり様でした。しかし,初めは小さな声で次には少 し大きめの声で“ブラボー”をいただきました。
私達と当間先生が“お互いに考えながら音楽をつくりあげていく”のに感心さ れておられました。

私達と鈴木作品との出会いは第5回定期演奏会で歌った『民話』でした。 「伝説」の歌を聴いて涙する人を見て、私自身”演奏会を続けていこう”と、 意を強くした記念すべき曲です。第14回演奏会から、『ことわざうた』 『みすずこのみち』、『永訣の朝』『茜の空に』『抒情小曲集』『二度とない 人生だから』と、毎年歌ってきました。私は雄大に拡がる情景が目の前に 見えてくるような曲や、暖かくて少しユーモアが感じられる曲、私の心情に ぴったりの詞を見事に作曲される作曲家に興味があったのですが(お顔は 存じておりましたが)、謙虚で、気さくで、楽しい、素敵な方でした。

場所を変えての席で、歌うのを躊躇した人もあった「妻を歌う」の曲や「ア ヴェ・マリア」の最初の部分の持つ意味等、作曲家にしか聞けない話も伺い、 本当に貴重な興奮さめやらぬ夜でした。

アルト 白庄司 栄子

満寿荘訪問演奏(2006.3.17)

女声合唱団りんどうは、先週のウェルハウス川西に続いて今回は養護老人施設満寿荘を訪れました。
2年毎の訪問で、ボランティア懇親会の行事の一環として演奏させていただきました。
演奏曲目は、先週と同じです。明るい食堂で、お雛様の飾られた舞台です。まず 「鞠と殿さま」を 童心に返って歌います。それからしっとりと「女ひとり」。古都京都に和服の女・・・私以上の年代では、 和の布地や帯への思い入れは格別なものがあります。会場でも、タンスに大切にしまっていたきものに 想いを馳せた方もおられたことでしょう。「ふるさとの四季」のメドレーになると、皆様の表情がほころ んでいます。少年、少女の頃に戻っておられるのでしょう。私も遠い日に返って、夢中で歌っていました。
「荒城の月」、「浜辺の歌」、「すみれの花咲くころ」と歌は進みます。
アニメソングの前に、団員2人の楽しいコントがあって、会場は笑いに包まれて大きな拍手です。各自が. 思いおもいに用意したぬいぐるみをつけて、弾んで元気よくうたいます。
次に歌った曲「ほほえみ」は、いつもご指導下さっている伴奏の沖田先生の願いのこもった選曲です。
最後に「ふるさと」を皆様とともに歌いました。

わが国は例をみないスピードで高齢化が進んでいます。21世紀半ばには、国民の3人に1人が65歳 以上の超高齢化社会がくるといいます。老いは万人に訪れる、明日は私です。病を得たり、身体が不自由 になっても、心の輝きを失わずにいられたらと願いながら ほほえみとほほえみで、お別れしました。

メゾソプラノ 石坂 弥生

ウエルハウス川西へ訪問演奏(2006.3.10)

春の暖かい雨のなか、ウエルハウス川西へ訪問演奏に伺いました。
はじめての所だったので少し緊張していましたが、おひな様の絵や薄紙でつくられたピンクの梅や桃の花かざりにふんわり迎えられ、ホールに並びました。
子供の頃からなじんだ歌をたくさん用意していきましたが、まずテンポの良い「まりと殿様」がはじまると集まってくださった方々が早速、楽しそうに身体で拍子をとったり、 歌詞を口ずさんだり、それに励まされ次々と歌も進行していきます。なかには気持ち良さそうにウトウトというかたも・・・・
「茶摘み」では、せっせっせをしようと相談し、練習していきましたが、本番が最高ののりで私達も童心にかえってニコニコです。
なつかしい歌の中に一曲だけ新しい曲が入りました。
「ほほえみとほほえみで たのしみにしよう また逢える日を」
「ほほえみ」という曲です。
「ほほえみをありがとう」と聴いてくださった大勢の方々に心から感謝しながら歌いました。
最後はみなさんと一緒に「ふるさと」の合唱でした。
もうひとつ、嬉しい出会いがありました。元団員の元気なお顔と再会出来たことです。今までのブランクがいっぺんに埋まったかんじです。 「ほほえみを有り難う、聴いていただいて有り難う」と、満ち足りた気持ちで帰路につきました。
アルト 田島郁子

2006年の総会と初練習(2006.1.15)

1月13日、りんどうの練習は、総会から始まりました。
それぞれの係より、この1年の活動と会計報告がありました。 時々笑いも交えながら、承認され進行していきます。
多くの団員の活動の様子を、改めて感じる一時です。
次に代表より、今年度の係と行事予定が発表されました。
訪問演奏・合宿・定期演奏会・・・と次々入っています。
忙しさの中にも楽しみが多くなっていきます。

りんどうも、当間先生をお迎えして22年目に入りました。
それだけ年齢も重ね、不安も感じ始めています。
先生より「一緒に幸せな時間を過ごせた」また「どんな小さな演奏会でも、パッと輝く瞬間があれば心や精神の衰えがあっても演奏は 続けられる」とのお話を伺い、気持も新たに今年のスタートが切れそうです。

最後に練習です。「ほほえみ」「アヴェ・マリア」を歌いました。年末より休みが続きましたので、久しぶりの歌に自然と顔もほころび ます。今年はうれしいことに3人の仲間が増えました。お互い影響しあって向上していきたいと思ってます。

アルト 姫野 チヅ子

服部緑地散策(2005.12.20)

 12月に入って思いがけない寒波に、震え上がって居る日本列島、中でも日本海に面した東北・北陸・山陰地方では、大雪に見舞われ、 寒さもピークに達して居ます。16日に予定されていた私達「りんどう」のハイキングも懸念されて居ましたが、当日の朝は秋日和を 思わせる暖かい日差しと、肌を刺す外気の冷たさが相俟って何とも云えない清々しい気分で、待ち合わせ場所の蛍池へと向かいました。 10時きっかりに、18名全員集合。モノレール・北大阪急行電車と乗り継ぎ、11時前には緑地公園駅に到着。

駅前から広がる広大な景色に息を呑みました。千里丘陵の西端に位置し甲子園の33倍と云う広さで、「日本の都市100選」にも 選ばれて居るとか。多彩なリクリエーションの施設も充実している様ですが、私達は花と緑いっぱいの園の中を、三々五々おしゃべり し乍ら散策を楽しみました。池の端でひっそりと佇んで居る一羽の五位鷺の美しい姿に、しばし目を奪われたりし乍ら、園内に有る レストラン「ラヴェール」へと向かいました。

 久しぶりのフランス料理にワクワク、前菜は「マグロの香草マリネ&サフランライスサラダ」。メインは「海の幸紙包み焼き」又は 牛ヒレ肉の「パイ包み焼き」等々、シェフの創作料理に舌鼓を打ち乍ら、一杯のワインにテンションも上がり、気心の知れた仲間同士 とのささやかな喜びを満喫する一日となりました。代表の「先生、私達だけでゴメンナサイ」の言葉を痛感しながら帰路につきました。

アルト 牛塚 モモカ

団内コンサートを終えて(2005.12.20)

12月9日 第9回団内コンサートを催しました。
各々が選曲した、外国の曲、日本の曲を2曲歌いました。

日頃の合唱教室の成果を披露することになるのですが、倉橋先生から教わったように上手く歌えた人、、うまくいかなかった人(私も) それぞれでしたが、1回目からすると当間先生の話にもありましたが、格段の差がありました。 初めは"出ること"に"皆の前で一人で歌うこと"に意義のある会でしたが、今日は歌を聴いて、楽しめる会になりました。 初めは皆の前に出て歌ったかと思うと、次の人が歌っているというようでしたが、今日はゆっくりと落ち着いて好きな曲を 歌い、3時間におよぶ楽しい会になりました。

昨年から始まったアンサンブルが3組ありました。声の厚みが増し、響きが拡がり、 ハモっていて、歌っている人も楽しそうで、私達も”このように歌えるのだなー”と 感慨深く聴きました。

”まず一人一人が歌えるように”という、辛抱強い先生方のご指導のもと、私達は嫌々ながらも 少しずつこの会が楽しみ(?)に なってきたようです。仲間の変わっていく声を聴くのは嬉しいものです。

今年入団した団員もそれぞれに参加し、"みんないい人ばかりですね”、”それぞれが持っている一番良いところを伸ばして歌っておられる ”という感想をもらいました。

最後に倉橋先生の歌を聴きました。同じ会場で先生の熱唱を聴いて、改めて先生の歌に感動し、また、凄さに圧倒されました。 少しでも先生に近づきたいものです。

アルト 白庄司 栄子

川西合唱祭に参加して(2005.11.29)

 第33回川西合唱祭が11月20日に開催され、14団体の一つとしてりんどう も参加し、当間先生編曲のカッチーニの「アヴェ・マリア」、鈴木憲夫作曲の「花・ねがい」、「童神 〜天の子守唄〜」の3曲を 歌いました。およそ一カ月前に20周年記念演奏会を終えたばかりでしたのに、当間先生の指揮無しでの舞台演奏はとても難しく、 歌のメッセージが観客席には十分に伝えることが出来なかったのではと思ったことでした。
合唱連盟理事長のはじめのお言葉の中にもありましたが、人間の声質は千差万別で世界中のどこを探しても同じものは二つと存在しなく、 その声々が織り成すハーモニーのすばらしさ、よろこびを改めて感じました。例年とは違い今年は各団の演奏前に独自の団の紹介もあり、 一層親しみを感じながら鑑賞できました。舞台裏の更衣室ではお互いを称えあい、目が覚めるよう華やかな色のドレスに身をまとい、 その時点の表情とは打って変わる、若々しい全て暗譜の立ち姿で、ミュージカル風の歌など等楽しい演出もあり、例年にもまして一段と 充実し全体的にレベルアップしているように思えました。
元気いっぱいの93名の幼稚園のほほえましい親子chorus、かけがえの無い子どもたち一人ひとりを、最近の痛ましい変な事件に巻き込ま ないような世の中をと思わず祈りながら聞きました。またシルバーchorusの全国大会で銀賞に輝いた男声chorusも素晴らしく、 弛みない練習の積み重ねの結果なのでしょう。33回のサンサンは愛燦燦のサンサンにもなり、また悪しくは散々ともとれるとの教育長の お話でしたが、今年は前者の内に終わったのでは?一つの事、行事、舞台が終わると同時にすぐ、反省点が見つけられ他の団体の良い ところは少しでも取り入れ、次への希望へとつなげる喜びは尽きず、皆仲良くよりよいハーモニーつくりを初心忘れず目指したいものと つくづく思いました。
そのためには当間先生をはじめ、ご指導くださる先生方への感謝を忘れず、落胆なさらないような私たち一人ひとり の努力も忘れないようにしなくては。だって、私たち年齢的には決して若いとは言えないのですもの。
ソプラノ 是石 則子

戦争犠牲者追悼式(2005.10.23)

10月20日、りんどうは「戦争犠牲者追悼式」に参加しました。

式典の始まる前に私達の並ぶ位置、ピアノの位置、マイクの確認などをスタッフの方と打ち合わせをした後、 生涯学習センターに移り、並び方、挨拶をする人を決めてから練習を始めました。
曲目はよく歌っている「故郷」、定期演奏会で歌った「花」ですが指揮なしで舞台裏のピアノ伴奏と合わせて歌うため、 出だしのテンポ、遅くなりそうなところに注意して練習しました。

係の方の案内で舞台の袖で待機。
ご遺族の献花の後、私達の出番です。
舞台に出て会場を見ると広い文化会館の前半分にご遺族と来賓の方、関係者がおられましたが、随分席が空いていました。 戦後60年、今日ここに来られるご遺族がこんなに少なくなられたんだという思いに胸が痛みました。

「花」、「故郷」の順に心をこめて歌いました。会場の皆様からは1曲毎に拍手を頂きました。 後から「とても感動した!」との言葉を頂き、又「花」の詞を書にしたいから作詞者の名前を教えてほしい、と 問い合わせがあったそうです。

毎年この式典に参加させて頂く度に平和を願う気持ちを新たにしています。

”世界のどこにも戦争のない世の中”・・・現実になってほしいですね。

アルト 山口 真弓

20周年記念演奏会を終えて(2005.10.22)

   10月15日女声合唱団りんどう「20周年記念演奏会」当日、当間先生の指揮棒が振りおろされ沖田先生の研ぎ澄まされ たピアノの音が響きました。次いでメゾさんとアルトさんの凛とした声、そして流れるようなソプラノの声がホールに広がり ました。 当間先生の曲に対する強く深い感動と涙、それが歌い手のほうに伝わり同じような感動の中、全曲気持ちを込めて歌うことが できました。

 母の子への無心の愛、かけがえのない一人一人の命の尊さとそれを踏みにじるものへの憤り、そして「憧れ」の曲で終えた 後、舞台の袖から楽屋に戻るまで暖かい涙がボロボロこぼれました。これが歌ったあとの幸せですね。「当間先生の指揮で歌 ったあと絶対に幸せだと感じるよ」と団員の方が話していたことを私も感じることができました。

 今年初め神戸から川西に引っ越してきて「りんどう」には8月に入団しました。団員の方々のいろいろな心づかいで りんどう20周年記念演奏会に無事出演することができました。
 引越後の雑事を早く済ませ早く歌いたいと念願していましたので演奏会用の楽譜をドサッといただいた時はその重みがとて も嬉しかったです。でもそれからが大変でした。 曲の多さと難しさで何度もくじけそうになったのですが団員からの暖かい 励ましのお陰で続けることができました。

 また演奏会後のアンケートでお客様からもたくさんのお褒めの言葉を頂きました。幸せな気持ちになったという嬉しいお言 葉もありました。又来年、歌えることが今から楽しみです。

ソプラノ(新人)山口 倭子

リハーサルを終えて(2005.10.8)

演奏会を二週間後に控えて今日(10月2日)は舞台リハーサルの日です。

三々五々と人が集まるにつれ、これからの練習への期待と何とない不安を感じながら始まりを待ちます。
まず追悼式で歌う「花」の練習、そしていよいよ演奏会のリハーサルです。
当間先生の指揮で「初心のうた」から。私はいつもこの曲を歌う時、詩のきびしい言葉とそれを包む美しいメロディーに 不思議な感懐を覚えます。
今回初めての経験は弦楽アンサンブルの演奏にのせて歌わせて頂く事です。時間の都合上全曲の練習をする事は出来ませんで したが、響きのいいホールで歌う内にだんだんやる気と期待がわいて来ました。

二十周年記念の演奏会を実り多い会になる様しっかり、そして楽しく歌いたいと思いました。

ソプラノ 井上 賀津子

合宿(2005.8.28)

昨年3月にりんどうに入れていただいた私には2回目の合宿。 昨年は右も左もわからず、到底定演は無理と思い、予定も入っていてほとんど参加出来ませんでした。
が、「同じ幸せを!」と皆様から熱くお誘いいただき、厚かましくも本番一ヶ月前に決心!
数々の敵前逃亡をしつつ何とかお仲間に入れていただき、人生初めて「大船に乗ってあがらないステージ」を経験。 おかげ様で皆様と楽しく幸せを共有させていただき、感謝一杯!!

今年2回目の初めて同然の合宿。普段お昼練習のみの私。いつもは夜の練習に来られてるこりんどうさん達が加わりボリ ューム倍増!お隣から後ろから感情豊かにビンビンと響きが伝わってきます。 練習量の多い曲は何とかハモってとっても気持ちがよかったのですが、練習不足の曲は自信をもってハモれず、ごめ んなさい。

合宿前までむずかしくていやだなと思っていた曲も”トーママジック”にかかり、合宿後沖田先生の美しいピアノ が耳を離れず、口ずさんでいる私に驚いています。定演まであと一ヶ月半。すべて自信をもってハモれるようがん ばりま〜す。

 ソプラノ 石川 玲子

20周年記念演奏会に向けて(2005.8.1)

 毎年、演奏会を続けてきたりんどうです。今年は、当間先生をお迎えして21年目に 入りました。記念の年という思いが強く、20周年記念演奏会(第19回定期演奏会)と 成りました。団員もより一層、意識が高まっているように感じます。

第T部では、弦楽アンサンブルと共に(当間先生の編曲による)
「アヴェ・マリア」・・・バッハ=グノー
「アヴェ・マリア」・・・カッチーニなど
第U部では、思い出の曲
「落葉松」「街路灯」「私と小鳥と鈴と」など
この20年間で歌ってきた曲の中から皆で選んでみました。年齢は重ねてきましたが、歌声は返って若くなった?と思っています。
第V部では、「初心のうた」
今、世界のあちらこちらで、戦争、テロの恐怖が押し寄せています。この時期に出会えた 曲だけに重さを感じています。(銃よりひとを しびれさす ひきがね ひけなくなる歌) という詩には・・・本当にこんな世界が来る事を願わずにはいられません。
(プログラム順は変更になるかも知れませんが、今のところ3つのステージを予定しています。)

アカペラ、宗教曲、ポピュラーなど、多彩に歌ってきたりんどうです。会場いっぱいに すばらしい響きと、メッセージをお届けできるよう練習に励んでいます。10月15日(土)みつなかホールへ是非おこしください。

アルト  姫野 チヅ子  

今井病院をたずねて(2005.6.17)

 緑豊かな町。耳をすませば鴬が美しくさえずっています。
6月3日、能勢電山下駅からマイクロバスに乗り、名所びょうぶ岩を少し登り、今井病院へ二度目の訪問。
皆さんお元気で、はつらつとされたお姿。広いフロアーに大勢の皆さんが私達を迎えて下さり、最後まで熱心に聞いて下さいました。
私達も心をこめて歌わせて頂きました。
昔なつかしい歌を大きな声で歌う方、いろいろ思い涙される方、胸がジーンとしました。
12曲の歌詞を全員に配られ、スタッフの皆さん明るく、暖かく、一生懸命お世話なさってるのを見て感動しました。
こちらに来られている皆さん、明るく、すごーくお幸せな顔。毎日有意義に楽しく過ごされている様子。
来年会える日まで、お元気で! 握手をしてお別れしました。
 私達の歌声が、喜んで頂け生きる糧となれば....
ソプラノ 鷲尾 美枝子

栄光園訪問演奏(2005.6.9)

 5月27日、昨日に引き続き快晴、とても涼やかな朝を迎えました。
今日は初めての訪問先、花屋敷せいれいの里「栄光園」で演奏させていただく日です。
やっぱり出かける日は晴れているのがいいですね。
 木立の多い環境の中に、しっとり落ちついた感じの建物の中は、とても広く気持ちのいい空間が保たれていました。ピアノ が用意された広間で、音や響きの具合を確かめながら約1時間程のリハーサルです。軽く昼食の後、いよいよ本番となりました。
 40〜50人位の方々の興味深そうな視線を感じながら、プログラムを進めて行きます。中にはリズムをとったり、一緒に歌っ たり、時には涙したりと楽しく時間を過ごして頂いたように思いました。
 皆さんそれぞれの人生を立派に過ごして来られて、今は欲望や憎しみを捨て去り、静かに余生を送っておいでなのでしょう。 何だか私たちの方がとても癒されているような、雰囲気を感じました。
 全12曲を歌い終え、最後にはアンコールまでいただき、『愛燦燦」を再び歌ってお別れいたしました。
 この園でヘルパーさんやボランティアをなさっている方々の対応がとてもうまくいっているような印象をうけました。団員 の誰かは「入園の予約をしておこうな...」なんていってる人もいましたよ。皆さんの健やかな日々を願い、 またお会い出来る日まで私たちも一層精進を重ねていきたいと思います。
ソプラノ 山川 冨美子

バザーと総会(2005.2.4)

1月28日、恒例のバザーと平成17年度の総会がありました。
バザーにはタオル、石けんなどの日用品、ぬいぐるみ、お買い得なブランド品、真心こもった編み物、おいしい手作りパン、 これまた手作りの何か喉によさそうなハチミツ漬けなど今回もりんどうならではの品々がいろいろ出揃いました。
バザーは夏と冬、年2回あります。りんどうの会計を潤すという目的ではありますが、品定めや値段交渉など、みんな時間を忘れて にぎやかに楽しく終わりました。

それから気分を変えて総会へと移りました。
今回は当間先生、沖田先生のご都合がつかず団員だけの総会となりました。
昨年の活動を振り返り、会計報告もスムーズに運ばれました。そして今年一年の予定が発表され、17年度が新たにスタートしました。
今年のりんどうの定期演奏会は20周年めという記念の年になります。やはり話題の中心はそのことになりました。 20周年記念演奏会はどのように実現するのでしょうか。いろいろ夢を描きながらりんどうが今年もまた一歩ずつ 前進していけますように と願いました。

活動日誌2022 →こちら

活動日誌2021 → こちら

活動日誌2020 → こちら

活動日誌2018-2019 → こちら

活動日誌2016-2017 → こちら

活動日誌2014-2015 → こちら

活動日誌2012-2013 → こちら

活動日誌2010-2011 → こちら

活動日誌2008-2009 → こちら

活動日誌2006-2008 → こちら

活動日誌2005-2006 → このページのトップに戻る

活動日誌2003-2004 → こちら

活動日誌2002-2003 → こちら

活動日誌2001-2002 → こちら

活動日誌2000-2001 → こちら

活動日誌2000     → こちら


りんどうホームページ・トップに戻る

ソプラノ 丸尾 博美