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□■コレ・マガ■□
【大阪コレギウム・ムジクム メールマガジン】
(NO.1141 2024.6.14発行)
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{COL1} <{EMAIL}> 様
このメールマガジンでは、大阪コレギウム・ムジクム(OCM)の活動状況、
演奏会、CD発売などの最新情報をお伝えいたします。
┏♪今週の目次♪━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
1.7月21日は第129回大阪定期公演へ!
〜M.マーティン「Stabat Mater」
2.演奏会情報
3.ホームページ情報
4.編集後記
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1.7月21日は第129回大阪定期公演へ!
〜M.マーティン「Stabat Mater」
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今年の夏の大阪定期公演は、久しぶりに現代の合唱音楽を集めたプログラムと
なりました。4ステージの中で唯一の海外作品である、マシュー・マーティン
(英 1976-)による“Stabat Mater”を今回はご紹介します。
スターバト・マーテル Stabat Mater dolorosa《悲しみの聖母は立てり》は、
十字架に掛けられたイエスを見つめて立ち尽くす母マリアの悲しみを歌う聖歌
として、人々の心を捕らえてやまないこのテキストを題材に、歴史上数知れな
い作曲家が作品を残してきました。
今回取り上げましたマーティンの Stabat Mater はイギリスの芸術財団「ジェ
ネシス財団」によって3人の作曲家に委嘱された3つのStabat Materのうちの1曲。
初演は2014年、ザ・シックスティーンによって果たされました。
本作品にはラテン語による Stabat Mater(および Salve Regina)のテキスト
と併せて、当時カンタベリー大聖堂の主任司祭であった Robert Willis によっ
てこの曲のために書き下ろされた英語のテキストが用いられています。作曲者
は楽譜の前書きで「英語のテキストはラテン語テキストに対する解釈および感
情的応報となっている」と述べています。
よく知られるラテン語のテキストではマリアの深く打ちのめされた哀しみ、人
間が魂の救いを求める嘆願、そして「悲しむ聖母を見れば、誰か心を動かし得
ない人がいるでしょうか?」との共感が描かれます。
それに対し英語のテキストは、マリアが苦しみを共に背負いながら死にゆくわ
が子へとまことを示したように、私たちもあなたと共に立っていられるように
どうかお力添えください――と、現代に生きる人間としての態度と祈りを歌い
ます。そして3部構成のうちの最終部では、マリアをこの地上で苦しみ生きる
人々と共に苦しみを分かち合う存在、また歴史の先駆者であったイエスがその
生涯と死によって世界を生まれ変わらせたことへの仲介者として、「私たちも
貴女とともに(人間を・世界を)見つめていきたいのです」と決意を示します。
マインツ讃美歌集(1661年)に掲載された“Stabat Mater”のコラールを核に、
合唱と小合唱の2部が絡み合い、ある時はドラマティックに、ある時はどこま
でも美しく展開する音楽は聴きどころが沢山の、楽しみな作品です。
今回の演奏会では、宗教曲として本作品と共に、信長貴富氏が震災復興支援コ
ンサートのために書いたレクイエムである「Adagio con sentimento」―死者の
ための典礼より― を取り上げました。
宗教音楽の伝統に立脚しながら、歴史の中で、あるいは今もなお、苦しみの中
に置かれている人々にどのように音楽によって思いをいたすことができるのか。
今を生きる作曲家が作品に表した大きな問いに取り組み、会場の皆様と共に心
を寄せることができれば幸いです。
7月21日はいずみホールでどうぞお待ちしております。
▼第129回大阪定期公演の詳細
https://www.collegium.or.jp/html/osaka129th.html
▼ライブ配信のご案内
https://www.collegium.or.jp/html/osaka129th_live.html
お得なチケットは、コレ・マガ割、65歳以上割、団体割がございます。
▼コレ・マガ割等のお申し込みはこちらから。
https://www.collegium.or.jp/html/ticket_magazine.html
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2.演奏会情報 https://www.collegium.or.jp/html/ensoukai.html
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■今週の割引情報■
《7/21 第129回大阪定期公演》
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すべてのお問い合わせはOCM事務所(06-6926-4755)まで ♪♪
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■6/19(水)午後7時開演 会場:日本福音ルーテル大阪教会
第489回マンスリー・コンサート 〜音楽の花束〜
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https://www.collegium.or.jp/html/monthly.html
【料 金】
一般/2,000(当日2,200) 学生/1,000(当日1,200) 高校生以下/無料
ハーモニー会員/1,500 コンツェルト会員以上/無料
【お 話】當間修一
【曲 目】
J.S.バッハ
ヴァイオリンソナタ 第2番 イ長調 BWV 1015
ヴァイオリン:澤井 杏
チェンバロ:沖田明子
J.S.バッハ
音楽の捧げ物 BWV 1079 より
6声のリチェルカーレ
G.Ph.テレマン
《パリ四重奏曲》第1部(1730年ハンブルク版)より
コンチェルト 第2番 ニ長調 TWV 43:D1
フルート:伏田依子
ヴァイオリン:森田玲子
チェロ:大木愛一
チェンバロ:沖田明子
H.シュッツ
宗教的合唱曲集 Op.11 より
「幸いである、死ぬ者たちは」
Selig sind die Toten SWV 391
A.ブルックナー ―生誕200周年記念―
「きみは花のよう」(詩:H.ハイネ)
Du bist wie eine Blume WAB 64
木下牧子
混声合唱曲集「にじ色の魚」より
「あお」(詩:谷川俊太郎)
「いつかどこかで」(詩:山本一徹)
ほか
※その他曲目は決まり次第順次、□■コレ・マガ■□ およびホームページ等
にて発表いたします。
☆今後のマンスリー・コンサート 〜音楽の花束〜
第490回 7月31日(水)午後7時開演
第491回 9月18日(水)午後7時開演
第492回 10月13日(日)開演時刻未定
第493回 11月13日(水)午後7時開演
第494回 12月22日(日)開演時刻未定
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■7/21(日)午後3時開演 会場:住友生命いずみホール
大阪コレギウム・ムジクム第129回大阪定期公演
〈現代(いま)の音楽 〜Music of Our Time〜〉
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https://www.collegium.or.jp/html/osaka129th.html
【料 金】
S/5,000 A/4,000 B/2,500
学生/1,800(当日2,000) 高校生以下/800(当日1,000)
ライブ配信チケット/2,000(8/4までアーカイブ配信付)
団体割(10名様〜):S/4,000 A/3,000 B/2,000 学生/1,500
【曲 目】
新実徳英
混声合唱組曲「幼年連祷」〔詩:吉原幸子〕
西村 朗
無伴奏混声合唱組曲「蝶を夢む」〔詩:中原中也・萩原朔太郎・大手拓次〕
M.マーティン
Stabat Mater 悲しみの聖母は立てり
(無伴奏混声合唱と小合唱による)
信長貴富
混声合唱とピアノ(四手)のための Adagio con sentimento
―死者のための典礼より―
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■今後の主な演奏会予定
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■10月6日(日)/京都府立府民ホール アルティ
大阪コレギウム・ムジクム第42回京都公演
■12月15日(日)/住友生命いずみホール
大阪コレギウム・ムジクム第130回大阪定期公演
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3.ホームページ情報
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大阪コレギウム・ムジクムのホームページでは、最新情報を随時お知らせして
います。ぜひチェックして下さい! → https://www.collegium.or.jp/
□■今週のトピックス■□
チケット振替サービスほか特典いっぱいの、大阪コレギウム・ムジクム後援会
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最新は↓
【No.14】【先に「結論」をお話しします】
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4.編集後記
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言われて久しいことですが、日本国中どこへ行っても似たような空港、似たよ
うな駅(特に新幹線)、エキナカのお店…だんだんどこの風景だったか記憶が
あいまいになって来ます(年齢だとか記憶力の問題ではないと思う)。お土産
のお菓子すらどこも似たようなものになってしまい、鄙びた昔ながらのお土産
ものは隅の方に追いやられています。お酒も、おしゃれなラベルに洗練された
ボトルのものが並び、踊るフォントを良く読まないと銘柄すらわかりません。
日本はどこへ行ってしまうんだろう、と少し心配になる今日この頃です。回顧
趣味では決してありませんが、昔から伝えられてきたものの価値を考えなけれ
ば、個性ある国として生き残れないように思います。(中橋)
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