2024/07/19 09:00:00
  • □■コレ・マガ■□ −第1146号−

いつも □■コレ・マガ■□ をご愛読いただき、ありがとうございます。
今週号の □■コレ・マガ■□ について、編集の不備がございました。
お詫び致しますとともに、ここに修正・再配信させていただきます。

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□■コレ・マガ■□

【大阪コレギウム・ムジクム メールマガジン】

                       (NO.1146 2024.7.19発行)
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{COL1} <{EMAIL}> 様

このメールマガジンでは、大阪コレギウム・ムジクム(OCM)の活動状況、
演奏会、CD発売などの最新情報をお伝えいたします。

┏♪今週の目次♪━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
 1.一意直到 〜當間です〜
 2.今週末は「現代(いま)の音楽」!〜信長貴富 Adagio con sentimento
 3.演奏会情報
 4.ホームページ情報
 5.編集後記
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
★☆★☆★ うたが生まれる〜祈りのこころに。物思うこころに。 ★☆★☆★
☆★☆★☆       7/21 第129回大阪定期公演       ☆★☆★☆
★☆★☆★  〈現代(いま)の音楽 〜Music of Our Time〜〉  ★☆★☆★
☆★☆★☆   会場、又はオンラインでお待ちしています!   ☆★☆★☆
★☆★☆★ https://www.collegium.or.jp/html/osaka129th.html ★☆★☆★

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1.一意直到 〜當間です〜
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私には〈ひねくれた〉ところがある、と言われていました。まぁ〈天邪鬼〉に
見えていたことは間違いないですね。〈ひねくれ者〉と〈天邪鬼〉の違いは分
かりませんが、子どもの頃から何事にも〈信用〉しないことを覚えたようです。
いまずっと「自分史」を書いているのですが(これは故人になるためのもので
はありません(笑))、そんな性格が「他」を尊重することに繋がっていると
思います。
ちょっとこれは逆ではないかと思われそうですが、否定要素が肯定を強固にし
たようです。私の〈素直さ〉は強いですよ(笑)綴りながら思います。〈純真
なこと〉〈内面の尊さ〉に美しさを感じます。
一人でモノを見つめるのが好きでした。ポツンと野に咲く花に惹かれました。
その中でもキキョウがとくに好きでしたね。現実を〈疑って見る〉ことの多かっ
た若かった頃に比べて、最近は美しさを求める気持ちが強くなっているようで
す。現実の中に美を見つめる私の姿が見えます。音楽もその両面を見ているの
でしょう。人間のドロドロとした感情、怒りや悔しさなど、そしてそれらを浄
化する〈真の美〉へと昇華させたいと願っているのだと思います。
二日後、21日の日曜日。いずみホールでの定期演奏会も〈美〉を映し出したい
との思いで演奏します。〈素直な〉私を是非ご覧になって下さい(笑)。 
美を求めてさ迷う姿は必見だと思うのですがどうでしょう。とても恥ずかしい
ことを書きました。(深く御辞儀)

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2.今週末は「現代(いま)の音楽」! 〜信長貴富 Adagio con sentimento
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お伝えしていますように、第129回大阪定期公演〈現代(いま)の音楽 〜Music
of Our Time〜〉はいよいよ、今週末21日(日)となりました。
今回は、信長貴富「混声合唱とピアノ(四手)のための Adagio con sentimento
 ―死者のための典礼より―」について、ご紹介したいと思います。

        *     *     *     *

この曲は、東日本大震災の被災地域の合唱活動を支援するためのコンサート、
「Harmony for JAPAN」のために2019年に作曲され、コロナ禍を経て2023年に
初演、出版されました。
“死者のための典礼より”とありますように、テキストはレクイエムの典礼文
より一部を抜粋して用いられています。

冒頭のRequiem(永遠の安息を)は限りなく静謐な祈りのアカペラで始まり、
Libera me(私を解き放ってください)では4手のピアノと共に、激しい感情
で天に訴えると、応えるようにet lux perpetua(絶えることのない光が)の
言葉と共に光が差し、世界は徐々に明るさを増していきます。
そして、冒頭よりも光の差しているRequiemに戻り、クライマックスへと向かっ
た後、エンディングでは再び内省的な祈りの中、ピアノが奏でる光と、人の祈
りの声は同化していきます。

単一楽章の15分弱の曲ですが、作曲者が「オーケストラ的な壮大さをイメージ
し、」と書いている通り、4手のピアノと最大8声の合唱が、大きな自然の中
で生きる私たち小さい人間の、精一杯の叫びのように思えます。
張り詰めたアカペラから、多声部のダイナミックな響きまで、幅広い音世界を
味わって頂けるのも魅力です。

        *     *     *     *

この曲を含め、今回のラインナップは、盛りだくさん!

新実徳英
 混声合唱組曲「幼年連祷」〔詩:吉原幸子〕
西村 朗
 無伴奏混声合唱組曲「蝶を夢む」〔詩:中原中也・萩原朔太郎・大手拓次〕
M.マーティン
 Stabat Mater 悲しみの聖母は立てり
 (無伴奏混声合唱と小合唱による)
信長貴富
 混声合唱とピアノ(四手)のための Adagio con sentimento
 ―死者のための典礼より―

今週末は、ぜひ、第129回大阪定期公演へお越しください!
団員一同、心よりお待ちしています。

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3.演奏会情報 https://www.collegium.or.jp/html/ensoukai.html
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■今週の新着情報■
・10/6 京都公演の項目を追加しました。
・12/15 クリスマス・コンサートの項目を追加しました。
・10月・12月マンスリーの開演時間を追加しました。

■今週の割引情報■
《7/21 第129回大阪定期公演》
 前売好評発売中!
 コレ・マガ割、65歳以上割、団体割、障がい者割引もございます
  (OCM事務所のみでの取扱)。
 ↓コレ・マガ割等のお申し込みはこちらから。
 https://www.collegium.or.jp/html/ticket_magazine.html
 または office@collegium.or.jp まで。

《10/6 第42回京都公演》
《12/15 第130回大阪定期公演 クリスマス・コンサート》
 7/20(土)よりチケット予約受付を開始いたします。
 最もお得な【早割第1弾】はいずれも30席限定です。お見逃しなく!
 ↓早割チケットのお申込はこちらから。
 http://www.collegium.or.jp/ticket/

♪♪ 団体割、65歳以上割はOCM事務所のみでのお取り扱いです。
  すべてのお問い合わせはOCM事務所(06-6926-4755)まで ♪♪

========☆★☆ いよいよ明後日開催です!お聴き逃しなく! ☆★☆========
■7/21(日)午後3時開演 会場:住友生命いずみホール
大阪コレギウム・ムジクム第129回大阪定期公演
〈現代(いま)の音楽 〜Music of Our Time〜〉
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https://www.collegium.or.jp/html/osaka129th.html
【料 金】
S/5,000 A/4,000 B/2,500
学生/1,800(当日2,000) 高校生以下/800(当日1,000)
ライブ配信チケット/2,000(8/4までアーカイブ配信付)
団体割(10名様〜):S/4,000 A/3,000 B/2,000 学生/1,500
【指 揮】當間修一
【ピアノ】木下亜子・沖田明子

【曲 目】
新実徳英
 混声合唱組曲「幼年連祷」〔詩:吉原幸子〕
西村 朗
 無伴奏混声合唱組曲「蝶を夢む」〔詩:中原中也・萩原朔太郎・大手拓次〕
M.マーティン
 Stabat Mater 悲しみの聖母は立てり
 (無伴奏混声合唱と小合唱による)
信長貴富
 混声合唱とピアノ(四手)のための Adagio con sentimento
 ―死者のための典礼より―

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■7/31(水)午後7時開演 会場:日本福音ルーテル大阪教会
第490回マンスリー・コンサート 〜音楽の花束〜
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https://www.collegium.or.jp/html/monthly.html
【料 金】
一般/2,000(当日2,200) 学生/1,000(当日1,200) 高校生以下/無料
ハーモニー会員/1,500 コンツェルト会員以上/無料
【お 話】當間修一

【曲 目】
W.ギーゼキング
 3つのヴァイオリンのための小音楽
  ヴァイオリン:中前晴美・梅垣恭子・池内美紀
J.-M.ルクレール
 2つのヴァイオリンのためのソナタ(2つのヴィオラ編)ハ短調 Op.12-5
  ヴィオラ:片山晶子・白木原有子
H.シュッツ
 「こうして私はイエス・キリストの御もとに行く」
  So fahr ich hin zu Jesu Christ SWV 379(宗教的合唱曲集 Op.11 より)
A.ブルックナー
 Virga Jesse(エサイの枝は花咲き)WAB 52
源田俊一郎(編曲)
 混声合唱のための唱歌メドレー「ふるさとの四季」
ほか

※その他曲目は決まり次第順次、□■コレ・マガ■□ および公式サイト・
 SNS等にて発表いたします。

☆今後のマンスリー・コンサート 〜音楽の花束〜
 第491回 9月18日(水)午後7時開演
 第492回 10月13日(日)午後4時開演 〓NEW〓
 第493回 11月13日(水)午後7時開演
 第494回 12月22日(日)午後4時開演 〓NEW〓

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■10/6(日)午後2時30分開演 会場:京都府立府民ホール アルティ
大阪コレギウム・ムジクム第42回京都公演
女声合唱団「ゆい」・男声合唱団《風童〜Sylph〜》
― 千紫万紅 無二の調べ ―
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https://www.collegium.or.jp/html/kyoto42nd.html
【料 金】
一般/3,500(当日3,800) 学生/1,800(当日2,000)
高校生以下/800(当日1,000)
ライブ配信チケット/2,500(近日発売開始!10/20までのアーカイブ配信付)
団体割(10名様〜):一般/2,500 学生/1,500
〔早割第1弾価格〕【7/20(土)発売開始、8/4(日)まで!お急ぎください!】
一般/2,500 学生/1,000 高校生以下/500
【指 揮】當間修一
【ピアノ】木下亜子
【合 唱】女声合唱団「ゆい」・男声合唱団《風童かぜわらし〜Sylph〜》
大阪ハインリッヒ・シュッツ室内合唱団
大阪コレギウム・ムジクム合唱団
京都クラウディオ・モンテヴェルディ合唱団
名古屋ビクトリア合唱団
東京コレギウム・ムジクム合唱団

【曲 目】
F.プーランク
 アッシジの聖フランチェスコの4つの小さな祈り FP 142
千原英喜
 女声合唱とピアノのための「詩人の墓〈第一部〉」〔谷川俊太郎 詩〕
千原英喜
 歌舞伎名調子による男声合唱組曲「知らざあ言って聞かせやしょう」
 〔河竹黙阿弥・初代 並木五瓶 詞〕
木下牧子
 女声合唱とピアノのための「銀の笛 みどりの月影」〔島崎藤村 詩〕

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■12/15(日)午後3時開演 会場:住友生命いずみホール
大阪コレギウム・ムジクム第130回大阪定期公演
〈クリスマス・コンサート〉
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https://www.collegium.or.jp/html/osaka130th.html
【料 金】
S/5,000 A/4,000 B/2,500
学生/1,800(当日2,000) 高校生以下/800(当日1,000)
ライブ配信チケット/2,500(近日発売開始!1/5までのアーカイブ配信付)
団体割(10名様〜):S/4,000 A/3,000 B/2,000 学生/1,500
〔早割第1弾価格〕【7/20(土)発売開始、8/18(日)まで!】
S/3,000 A/2,500 B/1,800 学生/1,000 高校生以下/500

【曲 目】
A.ブルックナー《生誕200周年記念》
 ミサ曲第2番 ホ短調 WAB 27
木下牧子
 金管アンサンブルと合唱によるクリスマスキャロルメドレー
ほか

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4.ホームページ情報
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大阪コレギウム・ムジクムのホームページでは、最新情報を随時お知らせして
います。ぜひチェックして下さい! → https://www.collegium.or.jp/

□■今週のトピックス■□
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練習の日常風景や団員たちの素顔を見て、和んでください(笑)!
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●當間のYouTubeチャンネル
「よもやま音楽夜話」
最新は↓
No.16-2024-7-05(金)【合唱嫌いと器楽演奏好き】
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「當間修一〈Activity〉」
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5.編集後記
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練習を進めながら、現代音楽の旗手たる作曲家の方々が詩人の感性に触発され、
音楽作品を創り出していった過程を自分なりに探っていくにつれ、著名な文人
や音楽人らが交流を深めながら時代を築いていった、当時の濃厚な空気感の手
触りに触れる思いがします。振り返ると自分がまだ子供だったころ、あるいは
親たちの世代には、そういった空気が巷にも流れていたような気がしてなりま
せん。美輪明宏は「質のよい文化がなければ精神は栄養失調になる」と言いま
すが、栄養たっぷりの御馳走を今日に、あるいはその先へと伝えていくには、
困難な時世になっているようにも感じます。それでも演奏会に訪れてくださっ
た皆様には、楽しみでもあり緊張でもある「作品との出会い」を、「出会えて
よかった!」と感じていただけるようにこれからも全力を尽くしていきたいと
思います。今週末は大阪定期公演にてぜひ、お待ちしております!(三木)

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